2008年12月にBS世界のドキュメンタリーで「エルサレム ふたりの少女 ~自爆テロ 母たちの対話~」という作品が放送された。
当時の番組ホームページでは、こんなふうに紹介されていた。
当時のぼくは、こんな感想をmixi日記に書いている。
というのが当時の印象でした。
ただ、今では若干、その印象が変わっています。
というのも、2008年とは違って、今のぼくは複合差別とかインターセクショナリティ(交差性)について若干の知識を得たからです。
あくまで私見ですが、イスラエルとパレスチナの問題は、差別的な構造を見なければ、何が問題なのかを考えるときの、とっかかりみたいなものが見つからないのではないかと思っています。
第二次世界大戦後、最初に作られた条約は、人種差別撤廃条約でした。
戦争を防ぐためには、まず人種差別を撤廃すべきだと、あまりにも凄惨な戦争を体験した当時の人々が考えた結果なのだと、ぼくは考えています。
二人の会話はYouTubeにアップロードされていました。
https://youtu.be/NcAWOT-Kl9Y?si=eELqbGp4UkcooEAl