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【海外で日本人が活躍するために必要なこと】グローバルプロジェクト成功のコツを知る🌹

 海外の子会社に出張して、仕事のやり方を変えていただくために、、、

 私は、以下の海外子会社への業務改革を推進するプロジェクトで、80回海外出張しました。

 その経験から、海外子会社を巻き込んだグローバルプロジェクトを成功させる「コツ」をご紹介します。

  • Panasonic 社のグローバルプロジェクト支援 30回

  • ✅ 京都のomron社のグローバルプロジェクト支援 9回

  • NTT西日本の改革支援、人材育成プロジェクト支援 4回

  • ✅ Panasonicに採用され、欧州のプロジェクト支援  27回

  • 世界中のIBM各国への営業プロセス改革プロジェクト 10回

 これらのプロジェクトは、全て、業務を改革する、または、情報システムを新しく切り替える、例えば、以下のような変化を、現地法人に要求するものでした。

  •  月一回で行っていた需要予測を、毎週行ってもらうため、仕事が4倍に増える (もちろん市場の動きに俊敏に対応し機会損失を減らすと言う大きな目的と効果があります)

  •  情報システムを、新しいパッケージに変える

  •  営業のプロセスを物売りから、サービス提供型に変える


✅ 要約:グローバルプロジェクトの成功とは?

 日系企業の多くの海外子会社は「やらされ感」を持っています。

 そして、新しいお願いをすると「また仕事が増える」「何のためかわからない?」と言う抵抗があるのが普通です。

 そんなときに、私が心がけているのは、、

ポイント: 海外の子会社・関係会社の関係者が「My Project」と思っていただけること

 そのために、私が担当したプロジェクトでやってきたのは以下の4点です。

  • ✨ 何の目的で来たか? 幹部に期待していることを明確に伝える

  • ✨ 外国人も人間、現場の問題や苦労悩みを聞いてあげると相手も動く

  • ✨ 「感情」でなく「事実」をベースに議論する STRAIGHT TALK

  • ✨ 結果、日系企業の海外子会社と価値観共有ができる


✅ 何の目的で来たか? 幹部に期待することを明確に伝える

 こんな出張ってありません?

  •  関係社員だけのアポ取って、「現状調査させてください」とお願い

  •  新しい業務の説明会を行うために海外出張する

 これでは、何も変わらないことが多いです。
 本来やるべきことは、海外法人に何をして欲しいかを共有するために、以下の活動が必要です。

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