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最速で仕事で英語を使えるようになりたい人のためのツール(ChatGPT,DeepL,Grammarly,tl;dl)

英語学習を始めるぞ、と意気込んで始めるのは素晴らしいことなのですが、非常に時間がかかります (以下のように・・・)。もちろん英語能力があるに越したことはないのですが、そんな悠長なことは言ってられない、明日から仕事で英語が必要なんだという人もいる方と思います。

今回はできるだけ時間をかけずに、明日から仕事で使える英語Tipsをふんだんに盛り込んでみようと思います。


読みは断然DeepL

多くの皆さんも使ったことがあるかもしれませんが、DeepLの精度が最強です。

無料版で十分に使うことができます。Google Chromeの拡張機能を使って、DeepLを入れれば、Webの記事やドキュメントやメールを翻訳することも可能です。

ちなみにWeb記事を無料DeepL拡張機能で翻訳するとこんな感じになります。かなり精度が良いですね。

書きたいものがあるなら書くのもDeepL

書きたいものが既に決まっているような場合、例えばメールで送りたいもの、Slackで書きたいこと、ドキュメントに書き残したいことなど、これらが決まっている場合は、「DeepLが翻訳しやすい日本語」を書いてDeepLに突っ込むことで流暢な英語を出力できます。「翻訳しやすい」というのが味噌です。日本語は主語が曖昧になる傾向があるので、明確に主語を書くことでかなり精度の高い翻訳が返ってきます。大体見直すのは主語の部分だけでよく、例えばIをyouに直すとかですね。

試しに上の文章を英語にしてみましょう。

If you already know what you want to write, for example, what you want to send by email, what you want to write in Slack, what you want to leave in a document, etc., if you know these things, you can output fluent English by writing "Japanese that DeepL can easily translate" and plugging it into DeepL. The "easy to translate" is the key. Japanese tends to make the subject ambiguous, so writing the subject clearly will return a fairly accurate translation. Generally, you only need to review the subject part, for example, changing "I" to "you".

完璧ですね・・・。コピペするとよく最後の行に "translated by DeepL"という文言が残るので、会社のドキュメントに書く場合には取り除くのをお忘れなく。

完璧な英語を書いた、文法を直したいならGrammarly

Grammarlyはかなり昔からあるサービスで、私も学生時代から重宝しています。

こちらもChrome拡張があるので、Chromeに入れておくと、勝手に直してくれます。

試しに以下の英文を見てもらいましょう。
"Hi, He is Shun, nice to meet you.

便利ですね〜。isをクリックすると自動で直してくれました。

もはや長い文章を読みたくないならChatGPT

最近話題のChatGPTですが、英語長文の要約は最も得意なタスクの内の1つでしょう (ちなみに私は月に20ドル払ってGPT4を使っているのですが、3と比べ物にならないほど精度が良いのでおすすめです)

なかなか良い要約翻訳をします。

書くのもめんどくさい、そんな時もChatGPT

英語の文章を魅力的に書くのって面倒ですよね。そんな時はChatGPTに全部書いてもらうのが良いでしょう。以下は(実際には投稿しませんでしたが)転職が決まった時のLinkedInへの投稿を魅力的にできるようChatGPTに依頼して書いてもらったものです。

鍵としては、明確にやりたいことを命令することです。例えば今回の場合だと、"You are a professional of contents writer.
"、"Please include my appreciation to mercari and excitement to come back. The words should be around 200-300, concise but emotional & can get a lot of reactions."の2つあたりがそれにあたります。まず、GPTに今回の役割を与えます (コンテンツライター)、その後詳細の文脈や文字数を与えます (感謝と興奮を伝えたい、200-300文字で簡潔に、でも感情も込めて)

現時点ではChatGPTは英語の命令は深く理解できるが日本語はまだそこまでではないので、英語で命令することがおすすめです。難しい場合は、日本語で書く→DeepLで翻訳する→ChatGPTに命令する、という流れも良いでしょう。

聞くと話すはどうするか tl;dl

正直なところ聞く・話すについては現時点では仕事で使えるレベルのサービスには出会えていません。ただ、いくつか「聞く」に関しては精度が上がってきているものもあるように感じます。

https://tldv.io/ja/

こちらのサービスはGoogle MeetやZoomと連携することで文字起こしを行ってくれます。要約も自動で行ってくれます。文字起こしされたものをDeepLに入れればミーティングについていけずとも何が話されていたかわかりますね。

最後に

今回はツールをメインに紹介してきましたが、やはり現状「聞くと話す」についてはまだまだ人間の学習が必要な部分です。ただ、読み・書きについてはかなりツールをうまく使うことで素早く行えるようになるだろうと思います。ぜひお試ししてみてください。


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