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夜の散歩。

映画を観た。抑制的な話し方が心地よい、時間が僕までも、旅に連れて行ってくれるかのように、ゆっくりと、静かに、僕の中に浸って入り込む。
人物と言葉の熱量が等価になって発せられる会話は、心地よく身を任せられる気がした。
ここ最近は、大きな熱量から零れ落ちたような映画を観て、その非日常に魅せられるような時間を過ごしていたのだけれど、昨日は久しぶりに、映画の中に夢をみた。その体験は、終わってもなお、心地よくうっとりとしていて、僕を安心させた。

旅に出たい。夜に包まれて、遠い街の時間に身を委ねたい。

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