見出し画像

いわき、天皇杯は3回戦で敗退

天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会

 サッカーのいわきFCは10日、ホームのハワイアンズスタジアムいわきでサンフレッチェ広島に0対4で敗れ、4回戦進出を逃した。佐々木や大橋など主力を揃えてきた広島に対して、いわきは前半から果敢にゴールへ迫り、西川や近藤がいい形からシュートまで持って行くシーンも見受けられた。しかし後半は、広島が完全にペースを握る。佐々木が62分にCKから先制点を挙げると、いわきはミスも重なり、6分間で3失点を喫した。アディショナルタイムにはJ1で得点王の経験もあるマルコス・ジュニオールに4点目を決められ、終わってみれば0対4の完敗。リーグ戦と合わせて4連敗となった。いわきは14日に、アウェイのNDソフトスタジアム山形でモンテディオ山形と対戦する。

雨中の激戦、力およばず

 試合を観戦したいわき市内在住の女性が「前半を見ているときは、これイケるかなと思った」と言うほど、前半は西川のダイビングヘッドをはじめ、何度か惜しい場面を演出した。しかし、後半は「広島がギアを上げて、何もできなくなった」といわきサポーターが痛感するくらい、実力差を見せつけられる格好となった。一方的な展開に、試合終盤にはスタンドから「前へ行け」「勝負しろ」と激励の声が。「J1のチーム相手だから仕方ないが、最近ホームで点とれないから、頑張ってほしい」(小学生)。大雨にもかかわらずハワスタへ駆けつけたサポーターに報いるためにも、選手たちには14日からのリーグ戦で大暴れしてほしいところだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?