塞翁が馬

という諺があるようだが、まさにそうだなと思う。

とてもいいことが起きたなと思ったら、それが大きな歪みのはじまりだったり。とても悪いことが起きたなと思ったら、それが幸運のはじまりだったりするし、もちろんそのどちらでもないこともあるし。

物事には良し悪しの両面があって、そのどちらにもなり得るわけで、一面だけを捉えて一喜一憂する必要はないのだと思う。捉え方だけでも、認識はどうとでも変わる。

年を取ると、更に人生は複雑で多様になっていき、仕事だけじゃなくて、家庭や健康やプライベートや、色々なことに相応なイベントが発生していくなかで、全てが完全に順調なことなどないわけで、それぞれの事柄の波が交差しながら、日々は前に進んでいくのだろう。

春夏秋冬が順に来るわけじゃなくて、暑さと寒さが同時に来るような、寒暖差がまとまってる日々みたいなのも、それはそんなもので、味わい深いのだろう。

だから何が言いたいということもあるわけじゃないのだけど、良いことも悪いことも常に表裏一体なのだから、ドンと構えてそれも楽しめばいいのだと思う。

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