GAFA,BATが出来てよかった

まずGAFAとはGoogle,Apple,Facebook,Amazonの世界巨大Tech企業群の総称だ。そしてBATとはBaidu,Alibaba,Tencent中国巨大企業Tech企業群の総称である。

Microsoftを含んでGAFAMと称することもあるし、HUAWEIを含んでBATHと称することもある。

「GAFA,BAT出来てよかった」というは、ユーザーとしてそれぞれのサービスが使えてよかったという話ではなくて、自分のキャリアとしてこれらを仕事で使えるスキルがあってよかったという話である。

キャリアにおいて、大事なことは多くあるけれど、特に自分みたいな「学歴」がなく、何処の馬の骨か分からんような人間は「何が出来るか」が常に問われる。つまりは「スキル」だ。

もちろん、「人の繋がり」も非常に大事なのだけれど、いわゆる「人脈」というのは、「スキル」や「経験」を拡張する機能でしかないので、基盤にある「スキル」こそが身を救うのだ。

自分のキャリアは中国×インターネットの領域で約8年。主に広告やマーケティングの領域でスキルと経験を積んできた。

決して計画的にではないのだが、市場やクライアントの要望に答え続ける形でGAFA,BATを仕事で使う経験に恵まれた。各プラットフォームによって、その練度がまちまちではあるのだが、ざっと並べるとこんな感じ。

Googleに関してはSEMとSEOの経験がある。
Appleに関してはASOの経験がある。
Facebookに関しては広告とページ運用の経験がある。
Amazonに関しては店舗の出店経験がある。
Baiduに関しては広告の経験がある。
Alibabaに関しては店舗の運営経験がある。
Tencentに関してはSNS運用経験がある。

Googleに関してはSEMとSEOの経験がある。

最も業務使ってきたのはGoogleだ。広告領域においては、リスティングやディスプレイから始まり、前職おいてはUAC(ユニバーサルアプリキャンペーン)をかなりの予算で回していた。

企業サイトのSEOを担当していたこともあるので、アナリティクスやサーチコンソール見ながら、コンテンツ生成のディレクションや内外部のリンク構成をイジっていたこともある。


Appleに関してはASOの経験がある。

Appleは正直ほとんどないなw。強いて言うなら、クライアントのDLストアページの改善だろうか。これをASOと言っていいなら、これだな。Apple Search Adsやってみたいなぁ。


Facebookに関しては広告とページ運用の経験がある。

Facebookも広告でよく使うプラットフォームだ。
アプリ広告だけでなく、店舗集客への広告も経験してきた。

昔はFacebookページの運用という仕事が存在していて、そんなこともしていた経験がある。


Amazonに関しては店舗の出店経験がある。

Amazonでは店を出していた。中国で色々仕入れて、FBA(Fulfillment by Amazon)というAmazonの自動対応の倉庫に商品をぶっこんで、販売業務をしていた経験がある。

最近はAmazon広告が活発と聞く。一度言ってみたいな。


Baiduに関しては広告の経験がある。

百度リスティングの経験がある。日本商材の中国人向けの広告出稿だ。

Alibabaに関しては店舗の運営経験がある。

taobaoでお店を出店したことがある。taobaoはAlibabaが運営している、商品売買のプラットフォームのことだ。

とある無形商材を販売していて、月100万円以上売り上げていたこともある。もちろん、顧客対応は全て中国語だった。


Tencentに関してはSNS運用経験がある。

wechatの企業アカウントの運営を行っていたことがある。当時は、wechatよりもweiboの方が引き合いは多かったけれど。

今後は、ミニプログラムの開発や、wechat内の広告も経験したいな。


と、まあこんな感じで、GAFA,BATに関する業務経験をほぼ20代のうちに経験出来たのは幸運だったのだろう。GAFAはいても、BATまで関与している人は珍しいかもしれない。

インターネットの大きな潮流の流れが、もはや不可逆的なことは間違いないわけで、そのインターネットのインフラを牛耳っているGAFA,BATの扱い方を知っているか否かは、ビジネスマンとして非常に重要な要素と思う。

もし、迷える大学生にアドバイスしろと言われたら、まず言語習得が大事と前置いた上で、GAFA,BAT出来るようになれと言うだろう。


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