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2022年公立入試分析【数学編】

公立高校入試問題の正答率が公表されました。正答率による分析から、これからの入試に向けてどのように対策していくかについて、お伝えします。

2022年は難易度アップ

埼玉県県立入試の数学平均点は
2020年 67.9点
2021年 62.2点  と2回連続で全国最高点でしたが、2022年には48点(難易度の高い、学校選択問題は42.6点)と、大幅に下がりました。

大問1 も 難化傾向に…?!

大問1は計算問題や図形の基本問題が多く出題されるため、これまでは正答率は高めでした。しかし全国的に、大問1においても、「基礎の徹底」を前提として、「情報を整理する力」が求められる複雑な問題が増え、正答率が下がっています。
特に正答率が低くなっているのは「作図」「円」に絡む問題です。以下の問題は、3月の入試分析のときに紹介した、2022年の数学大問1で出題された問題です。
俊英館生は 通常授業日曜特訓で簡単に解ける解き方を徹底して指導していましたので、多くの生徒さんが正解できていましたが、なんと県内正答率は36.6%と、「正答率の低い問題」として紹介されていました。

俊英館で勉強している皆さんはここで差をつけられましたね!

データ分析・思考・判断力を問う問題の増加

大学入試共通テストの出題の傾向に合わせて、高校入試においても、思考
・判断力を問う問題が増えています。正答率は低いですが、上位校を目指す場合は得点したい問題です。
俊英館では、このような問題に対しても対策を行っています。

関数は大問で「活用」重視!

数学でも実用性に重きを置くようになった結果、関数においても文章問題を出題する県が増えました。
また、文字が含まれる問題も増えています。
下記の問題は鹿児島県の大問2での出題です。正答率14.8%でした。

数字ではなく、文字が含まれた問題は、受験生にとってわかりにくく、正答率が低くなります。
俊英館では、文字が含まれている問題も慌てずに解けるよう、考え方を整理してきちんと指導しています。安心してください!

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