いわゆるアオハル？

ファーストデートの思い出は？というハッシュタグを見つけたので思い出せるだけ記してみる。

高校生だった頃、まだ携帯電話も普及し始めた頃に始まった、どこにでもあるような話の一つだ。一人一台持つようになった頃、持ち込みが禁止されていた校内でメールアドレスを聞かれた。そこからメールで他愛もない会話をし、恋愛というものに発展していった。
面と向かって喋るのが昔から苦手だった僕は、どうしていいかわからない中、毎日のやり取りを過ごしていた。そして初めてのデート。

朝早めに起床し、そわそわしていたことははっきりと覚えている。外で合流し、そのまま散歩をしながら、会話をし、レンタルビデオ屋でホラー映画を借りた。思えばもともと怖い話など嫌いだったけども、ホラー映画を見る事ができるようになったきっかけなのかも。
その後自宅にて鑑賞後、帰宅した。そしてその数カ月後には離れた。案外あっさりと。でもきっとこれが今の自分自身を作っていく要因であると思う。
この数ヶ月間を振り返り、自問自答し、補っていくように多くのことにチャレンジしていった。そして今も。
強く戻りたいとは思わないけど愛おしい僕の思い出。