有馬記念予想

 昨日は眠たくなり、はやく寝た。目が覚めたのは5時。歳をとり、長い時間眠れなくなった。寝るのも体力がいるのだろう。トイレを済ませ、体重を量り、歯を磨き、水を飲む。いつものルーティンだ。まだ街は暗いので植物に水をやるのはやめておく。ステイホームとなり、花や植物を好きになった。ハマるとのめり込むタイプだ。いまではベランダ室内に30以上の鉢植えがある。父は実家の庭でガーデニングをしている。その血なのか、花をみるのがすきで、植物を育てていると癒される。今年は精神的にも不安定になり、ずいぶんと植物に助けられた。

 珈琲をいれて、競馬新聞を広げ、予想する。このときの静かなる高揚感はスポーツをする前の気分にすこし似ている。7時を過ぎると街が色をとりもどす。植物に水をあげる。前置きがながくなった。有馬記念の予想。

◎カレンブーケドール

 この馬のローテーションをみるとオークス以降2000m以上のレースを走っている。陣営が距離があった方が良いと判断しているのだろう。そのオークスで2着。同じ舞台のJCは昨年重馬場で3/4馬身差2着。今年は三冠馬の三頭の僅差4着。能力はある。重馬場の京都記念も2着。今のタフな中山も走れそうだ。差す競馬もできるが先行できるのが強みだ。今回イメージだと5.6番手につけるのではないだろうか。能力ではクロノジェネシスのが上かもしれない。しかし、先行力と鞍上の有馬記念の腕をとり本命。調教もかなり良い。

◯クロノジェネシス

 この馬の今年のパフォーマンスは大阪杯は内を通ったラッキーライラックに枠の差で負けたこと。天皇賞秋はスタートで挟まれて、ポジションとれなかったこと。この二つが敗因。それでも2回とも3着内にくるところは本当に強い馬である。初中山、初距離、ジョッキーが中山で結果をだしていないので対抗。

▲オーソリティ 

 三歳馬の斤量が有利なことは記事を上げた。そして、前回のアルゼンチン共和国杯の記事でも取り上げた。この馬を持ち上げるための記事である。今回上位にこなくても来年も追いかける馬である。現在の能力はまだここでは足りないかもしれない。それでも上積みもあるだろし、先行馬でG1を二連中の川田騎手。あと父、母父が有馬記念を8馬身、9馬身突き放して勝っているのもいい。

△フィエールマン

 言わずもがな菊花賞、天皇賞春連覇のスタミナ馬。不安は差す競馬。あとは間隔の短さ。問題ないかもしれないが、それならなぜ宝塚記念に出なかったのだろう。力は認めるが、舞台の脚質に合わない部分、ポンがけ走るが間隔の不安は拭えない。捲る競馬をするなら勝てるかもしれないがそれならわたしの本命がいなくなるのでその馬券は買わない。相手候補のみ。

△ラヴズオンリーユー 

「やっと、戻った」こう嬉しそうに答える矢作調教師の顔をみてラッキーライラックとラヴズオンリーユーをどちらをとるか迷ってこちらを選んだ。ラッキーライラックははたして距離がどうなのだろう。そこが一番の不安な部分。宝塚記念の負け方をみるとやはり馬場がタフなのも向かない。それならば状態を上げ、内枠をロスなくすすめるラヴズオンリーユー。オークスではカレンブーケドール、クロノジェネシスに先着。

⭐︎キセキ 

 わたしの好きな馬。ずっと応援している馬。わたしが単勝を買って応援する馬はレッツゴードンキ、インカンテーションなどはなかなか勝てない。わたし応援しているから勝てないのか...と悲しく思うこともある。今回はハミを工夫して、ジョッキーとしっかりコンタクトとれるようにしたと記事で読んだ。と、なると番手競馬だろう。3コーナーからバビットをかわしロングスパート。浜中騎手が中山8レースで同馬主の先行馬に乗り、馬場を確かめるのはいいと思う。キセキは正直有馬記念はあわない。それでもこれまた合わない宝塚記念の阪神2200mを2年連続で2着にくる馬だ。昨年は先行、今年は差す競馬。合わない舞台でもしっかり走るキセキには今回も頑張ってほしい。

 以上が有馬記念の予想である。楽しみである。

 あなたの有馬記念を楽しんでください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?