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VERVEの魅力

 コーヒーが好きになるとお店で豆を買って自分で淹れてみたくなるものです。色々と試していくうちに、お店の個性や経営している会社の方針にイイなと思い、ファンになっていきます。

 私の場合はVERVE COFFEE RORSTERS さんです。以前コーヒーに拘りのある飲食店を運営していた知り合いから紹介してもらいました。実際にお店に行ってみると、スタバやドトールと行った大手チェーン店とは違うコンセプトを持っていることが分かり好きになっています。

 今回はVERVEさんの魅力を紹介します。

①焙煎度が浅めなのが多い

 コーヒーの豆は焙煎度ごとに味と香りの特徴が分かれます。浅煎りだと酸味が、深煎りだと苦味や渋味が
メインの味わいになります。私の経験上、ファミリーレストランやファストフード店で提供されるのは焙煎度が深めな苦味メインのコーヒーがほとんどです。

 コーヒーチェーン店では各々の焙煎度ごとにラインナップが複数提供されるところが多いです。そんな中で、VERVEさんの豆は深煎りの豆はのほとんどなく、浅煎りから中煎りがメインです。そのために、苦味はマイルドでフルーティな酸味の味わいが総じて多いです。これが最大の特徴です。

 この写真は昨年の6月にオンラインストアで買った
エルサルバドル産の豆です。焙煎度はシティローストと思われます。中米産の豆のフルーティさを際立たせるのに適切な焙煎度と言えます。実際に飲んでみると、酸味がフルーツジュースのように新鮮で、ナッツの風味がありました。

 こちらは定番ブレンドのひとつ SERMON です。先ほどのシングルオリジンよりは焙煎度が深いですが、それでもフルシティロースト手前くらいです。フルーティさをしっかり味わえるブレンドコーヒーです。

 このように、VERVEさんは最近のコーヒー界のトレンドである、スペシャリティ・コーヒーをメインに取り扱っているのが分かります。

②独自のカップとポット

 ドリップコーヒーをお店で注文すると、大半はマグカップや紙のカップで提供されます。店舗の業務効率を考えると紙のカップならば洗う手間が省けるのは良いと思います。
 ですが、せっかく良いコーヒーを注文するならば、形の良いマグカップで飲みたいものです。カップの温かさや手触りの良さ、カップのデザインの良さを感じながら飲むとよりコーヒーを楽しめるのです。

 喫茶店やカフェを巡ると、扱っているコーヒーの種類だけでなく、カップの違いでもお店の個性が伝わってきます。中でも、VERVEさんのは顕著です。

 この写真のように、取手のないカップに耐熱ガラスのポットのセットでコーヒーが提供されます。最初に注がれたカップのコーヒーを飲み終えたら、ガラスのポットのコーヒーを注ぎます。温かいコーヒーを少しずつ注ぎ、味と香りをじっくりと味わうことが出来るのです。コーヒーなのにまるで紅茶や煎茶を味わうようなスタイルなのです。

 先ほどの写真は新宿店で頂いた時のであり、このスタイルはVERVEさんの他の店舗でも実施されてます。

 この写真は昨年12月に訪れた鎌倉雪ノ下店で注文した時のものです。こちらでも新宿店と同様のカップとポットで提供されています。おそらく日本にある他の店舗でも同じスタイルだと思われます。

③豆を買えば一杯無料

 行くことが多い新宿店では、コーヒー豆を一袋買うと店内で飲むコーヒーを1杯無料で飲めるサービスがあります。VERVEさんの豆は200gで2,000円台のが
多く、店内で飲めるドリップコーヒー1杯は概ね700〜1,000円です。お店でコーヒーを飲んで豆を買うとそれなりの金額になりますので、このサービスは有り難いです。

④最後に

先週新宿店で注文したパナマ産ゲイシャ種のコーヒー


 VERVEさんの実店舗は電車のアクセスが良い新宿店へ行くことが多かったです。ただ新宿店は土地柄お客さんの人数が多い上に店舗面積が狭いので、朝の時間帯以外は混雑することが多いです。
 フルーティなコーヒーを素敵なカップでじっくりと味わいたいので、次は午前中の空いていそうな時間帯を狙って、まだ行ったことのない、フロアが広い六本木店や、焙煎場を併設している北鎌倉店にも行ってみます。その際の感想を投稿します。
 
 今回は以上です。最後まで読んで下さり、ありがとうございました😊

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