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繋いだ、2020年

天国と地獄のような1年だった。

1月、職場を変えることを決意する。2月、本命の職場から不採用通知が届き寝込む。3月、前職場を退職する数日前に現職場の採用通知を受け取る。4月。やってきた新型コロナウイルス禍。採用された現職場から1ヶ月半ほど休みになると通知が来る。

5月、あれ何してたっけ。6月、リモートワークで徐々に社会復帰。7月、ついに本格的な通勤再開、というより新しい職場にきちんと通い出す。そこから12月まで、あっという間。そういえば10月には30歳になった。

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こんなジェットコースターのような1年を乗り切ったのは、ちょうど緊急事態宣言のころにひょんなことで参加した2つのコミュニティだった。「センシティブティーチャーズ」は秋ぐらいから運営としても参画するようになり、世界各地から老若男女が集まる教育系YouTuberムンディ先生のZoomではなぜか先生が画面から消えたときにつなぐキャラにもなった。

正直、この2つのコミュニティがなければ、確実に心折れてた。

今も正直毎日どこかで心が折れそうになりながら生きている。でも「これを乗り越えたら夜はZoomでみんなと話せるんだ」という希望が自分を助けてくれたことも1度や2度ではなかった。これらのコミュニティはいまやZoomを飛び越えてリアルでのつながりを生み出そうとしている。たぶん来年も再来年も僕はこのコミュニティに助けられて生きていくのだろうと思う。

そんな意味で、2020年の漢字は「繋」の1文字を選んでみた。

毎年毎年「現状維持なんてものはない」と言っている。今年も職場が変わり、コロナ禍になり、Zoomでぐわーっと人脈が広がった。やっぱり僕の人生に現状維持なんてものはないのだ。だから来年の今ごろも何かしらどこかしらが変わっていることは間違いないと思っている。ただたぶん来年の今ごろも「ジルベスターコンサート」を聴きながら過ごしている、それだけは(ジルベスターコンサートの放送がない限り)変わらないだろう。

気がつけばジルベスターコンサートのカウントダウンが残り5分を切った。なんとか2020年のふりかえりが片付きそうだ。

今年もたくさん文章をお読みいただき、また仲良くしていただきありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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