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getの便利な使い方

英会話を勉強し始める前は、"get"は「(ものを)得る」とかの意味しか知らなかったが、日常英会話をする上で"get"の色んな用法を知っておくとかなり表現の幅が広がるなと思い一度まとめてみる。

まず、"get"は「得る」という日本語に訳さない。イメージは主語の人や物に対して、別のObject(ものや事、状態など)が近づく(合体する, 紐づく, 結びつく, 自分のテリトリーに入ってくる)イメージを持つと良いかも。

「得た」

"I got a new computer." は日本語訳すると「私はコンピュータを手に入れました。」であるが、私とコンピュータの物理的な距離感が縮まるイメージを持つといろいろ応用が効く。

「分かった」

 "I got it." 省略して"Got it."は「わかった!」「なるほど!」「理解!」というような慣用的な表現である。

何か勉強などを教えてもらっていて「わかった?」と聞かれたときや、友達と待ち合わせするときに「明日何時にどこどこで集合な!」と言われた時の返答として「わかったよ」と答える場合に"I got it"と言う。

itは今話している会話の内容そのもので、その内容が自分のコントロール可能な範囲に近づくイメージ、理解できる範囲に近づくイメージである。

「~になった」

"I got married.", "I got sick."などは主語と状態が紐づくまたは結びつくイメージ。

"I got married"は結婚している状態になったことを指して「結婚した」
"I got sick"は「風邪をひいた」
"I got wet"は「濡れた」

また形容詞だけでなく、windowがbrokenという状態に変わる、つまり窓が割れることを"The window got broken."ともいうことができる。

"Huh!? How did the window get broken!?" 「え?今なんで窓割れた!?」というらしい。

「~になってきた」

"I'm getting tired." "It's getting dark."などは主語と状態が紐づくまたは結びつくイメージにさらに進行形にすることで今まさに状態が変化していることを表している。

"I'm getting tired." は「疲れてきた。」
"It's getting dark."は「暗くなってきた。」

その他get関連のPhrasal verbs

"get"は「得る」という日本語に訳さない。
イメージは主語の人や物に対して、別のObject(ものや事、状態など)
が近づく(合体する, 紐づく, 結びつく, 自分のテリトリーに入ってくる)イメージを持つと良い

このイメージを持つと初見のphrasal verbsも覚えやすくなると思う(多分)。

- get a cold = become ill with a cold
- get into something =  become interested in something.
- get on someone's nerves = annoy someone, make then angry.
- get on well  = have a good relationship with someone
- get to know = slowly learn more about someone
- get into an argument = begin having an argument

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