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[新時代の主役]2on2観戦記事

9/2。エリア予選が始まる中、大宮paoの地に100名近くもの海賊たちが集まりました。
今回は2on2。チームメイトとの絆が試される種目となりました。果たしてどのリーダーの組み合わせが真の絆を見せつけるのか注目です。

基本戦略


2on2には特別なルールがあります。1勝1敗の場合、勝ったプレイヤーのライフの多い方が勝ちというものです。
つまり、ライフ1か0で勝つ白ひげは非常に厳しい。相手のライフを削るのが苦手なナミも同様です。

逆に紫カイドウは負けるときでも最後のあがきで相手のライフを削りやすい。序盤からライフを守りやすいイワンコフも強力。
ライフ回復できるクイーンも注目されます。

リーダー分布



筆者が注目したカイドウとイワンコフは残念ながら0。
識者たちによると、イワンコフは最多勢力紫ルフィを苦にすると。
紫カイドウは赤紫ルフィに意外と有利に取れないといった情報が手に入りました。

ライフ差サドンデス以前に、目の前の相手に勝たなければいけないのが現実でした。


決勝進出リーダー


新時代の主役、紫ルフィとエネルの組み合わせが2チーム。特に紫ルフィは7チーム中4チームで採用されていました。
また、筆者が厳しいと目していた白ひげも決勝に駒を進めました。

それでは、猛者たちの戦いぶりを見ていきましょう!

準々決勝 きなこ(紫ルフィ)対  Nishiya(サカズキ)


チームメイトのforestから紫ルフィを譲られた(奪いとった?)きなこ。横ではチームメイトがゾロ対カタクリのマッチアップに挑む。

先手のきなこはリーダー能力を起動して9000パンチスタート。Nishiyaは海軍本部設置からルッチとまずまずの立ち上がり。

きなこは3ターン目に7キッド。紫ルフィの先手は2回能力起動で7ドンに確実にたどり着けるため、3ターン目にはキッド、浦島、パウリーなどがやってくる。

Nishiyaはきなこの減ったライフを咎めに行く。ルッチのパンチから、リーダー8000パンチで2に追い詰める。そしてブロッカードフラミンゴで怪獣大決戦に備える。

きなこは7キッドをお代わりする。キッドでルッチを討ち取り、リーダー7000パンチで2に並べる。

「ハンド何枚ですか?」
「6枚です」

紫使いが聞くこのセリフには重みがある。きなこの手札にババ抜きローは見当たらないが。

Nishiyaはサボからピラフで手札を整えていく。

これで7枚?!
きなこが力強く確認する。

ババ抜きローの代わりに浦島着地。キッドたちの総攻撃はNishiyaもサボと手札を駆使しして守り抜く。残りライフは1へ。手札は一気に3枚へ。

ようやく10ドンにたどり着いたNishiyaはミホークでキッドを1体仕留める。

きなこは攻め手を緩めない。浦島の攻撃でドフラミンゴが吹き飛ぶ。9カイドウがサボをKOすると、キッドとカイドウの攻撃で決着がついた。

対戦後に聞くと、両者とも今日初めて握るデッキだったとのこと。

「7キッドが初手に2枚あってニコニコでした」と、きなこ。
今日ここまで出番はなかったが、ニカルフィに大きな可能性があると言を残した。


準決勝 ぺス(赤緑ロー)対 K(エネル)


「エネルがキツイ」
「紫ルフィもキツイ」
「あっちのロー(赤紫の方)もキツイ」

赤緑ロー使いは毎回これといった追加カードをもらえず、「新たな敵」だけが追加される。
予選ラウンドでは他のロー使いが、トリガーから「命がもったいだい」を踏む地獄絵図が目撃された。

対ロー最終兵器

一人、また一人と船を降りていく。

ローと共に駆け抜け、幾多の勝利と名声を手にしたぺスは船に残った一人だ。そして、この準決勝の席に座っているということは、ローがまだまだ一戦級のリーダーであることの証左でもある。

ぺスはスターターナミからゾロと麦わら海賊団の面々を並べる立ち上がり。
Kは3ペロスペローでゾロに睨みをきかせる。

ぺスのリーダー攻撃でトリガーからペロスペローがめくれる。一瞬悩むが、ゾロも攻撃に。ブロッカーローでナミを回収し、ゾロ2体目も攻撃に向かわせる。

Kはペロスペローたちをゾロに向かわせるがすべて弾かれる。そして、6コスの方のペロスペローで場を試合しようと目論む。

ぺスはナミからフィルムのブルックを加える。面展開から押し込むこのカードが採用されたのが光を放っている。続けてボニーからベッジを。ゾロとリーダーたちの攻撃で3ペロスペローをすべて撃破する。
さらにローの攻撃でライフを1に。リーダー能力でボニーを5ルフィに入れ替えると、ベッジまで立たせて圧倒的な盤面を築き上げる。

Kはリーダーと6ペロスペローで攻撃するが、これといった戦果無し。しかし、8カタクリでローをライフ下に送り込み盤面を持ち返そうと試みる。

先手5ターン目。ぺスはリーダー7000パンチから動く。これが弾かれるとボニーからスターターローを加える。
ゾロたちの攻撃は守られるが、ルフィの攻撃が通り、エネルの能力が発動する。そして、スターターローからルフィもう一度。これでKのライフは0へ。

Kは慎重に面処理に回る。ぺロスペロー、リーダー、カタクリの攻撃でルフィやボニーたちを討ち取ると、ヤマトがゾロを倒しつつライフをもたらした。

ぺスはリーサルに向けてエンジンをかける。スターターロー7000パンチが通る。リーダー7000パンチも通る。
あとは速攻ゾロで・・・と、ここでトリガーからシャーロットブリュレがめくれる。ライフ3でチームに勝利をもたらすプランが瓦解した。
速攻ゾロの攻撃は当然ブリュレが止める。

Kは一気に畳みかける。リーダー7000、ペロスペロー、カタクリ、ヤマトの総攻撃でライフを0まで削ることに成功した。

返しのターンにペスが勝利を手にするが、チーム戦がライフ差で決まる。ブリュレがもたらした1ターンのおかげで、横のチームメイトにゆだねられることに。

横の試合も0-0で決着。山札の枚数判定により、Kたちのチームが勝利し、決勝戦に進出することに。


決勝 forest(ゾロ)対 スタベイ(紫ルフィ)


決勝の席に座ったスタベイは中学三年生。チームもここまで全勝と波に乗っている。

「(年が)倍だ!

対するforestが驚く。こちらはゾロの使い手。大会開始前に注目しているリーダーについて聞くと、「紫カイドウ」との答えが。

5キッドを2枚並べてから9カイドウ走らせたり、リーダー能力起動したりするとヤバい

先手のスタベイはリーダー能力からアプー(注:4/6000バニラ)。
forestはバギーで火拳からの4マルコ。

「うわーーー!!!」
すぐにforestが悲鳴を上げる。


スタベイがキングでマルコを討ち取ったからだ。
そしてリーダー能力から6000パンチ。

「6000リーダーは・・・お玉!」
forestが冷静さを取り戻そうとする。

4コスのウタで先ほど投げたお玉を回収すると、そのまま場に出す。
アプーを対象にとり、バギーとゾロの攻撃でKOする。

スタベイはリーダーでバギーを倒すと。キングの攻撃でライフを2へ。9カイドウがウタをKOしながらライフ1へ。完璧な動きを見せつける。

「次が・・・6ドン!」
相手のドンを確認すると、forestはゴードン&火拳でキングを討ち取る。
そして、ブロッカーマルコを再び立たせる。今回は不死身モードだ。

「手札は何枚ですか?」
「7枚!・・・あっ!」


スタベイがババ抜きローを繰り出す。

「うわーーー!!!」
再びforestの悲鳴がこだまする。

「カウンター値0・・・?!」
次はスタベイが驚嘆の声をあげる。
引き抜いたのがゴードンと白ひげ海賊団だったからだ。

リーダーとカイドウで攻撃するも、ブロッカーマルコが立ちはだかる。

forestはリーダー9000パンチで相手ライフを1へ。さらにブロッカーマルコを加え、2ドン浮かせてターンを返す。

「これでハンドは・・・?」
「3です!」

スタベイがカイドウたちで攻撃を試みるが、マルコたちが再び阻む。堅実に5キッドを立たせ、次のターンに勝利するプランだ。

「ライフだけ削ろ!」
forestはマルコ2体、リーダーすべてを9000パンチ。
スタベイのライフを0に。

返すターンでスタベイがとどめを刺した。

「横の心配してる場合じゃなかったな」
チームメイトのきなこが声をあげる。

こちらもライフは0-0。きなこが勝利。運命の山札カウント。

「30対27」

forest&きなこの優勝!


エキシビジョン~ポッティ式ロシナンテ


会場を歩き回っていると上位卓で一際異彩を放つデッキがありました。

8キッド起動でベッジ出します!

ベッジとリーダーロシナンテか8キッドを守る構図。
さらに、シュガーをロシナンテが守り、レストになったキャラたちを10ドフラミンゴがまとめて縛り上げる様式美。

対戦成績を聞くと4勝2敗。

紫ルフィ○
カタクリ○
紫ルフィ×
ゾロ×
カタクリ○
ベロ・ベティ○

惜しくも決勝進出には至らなかったものの、このまま埋もれたままではもったいない。

紫ルフィがはびこる世界に新たな一石を投じよう。

というわけで、今回のエキシビジョンではポッティ選手のロシナンテを一緒に勉強しましょう!
簡単な解説のあとに、筆者が魔改造したレシピも紹介します。

デッキレシピ


レシピ提供 ポッティ選手


デッキ解説

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