見出し画像

八一王戦A級 第4局 対Ziruchanさん

レート戦3連敗中。


序盤・後手番、対中飛車

本局は、過去の対局と同じく、対中飛車の将棋になりました。
対中飛車(特に後手番)は勝率が終わっているので、何かしら対策を打たなければ・・・と思っていますが、いい策が思いついていません。
今回は、本当は良くないですが、先手番に絞って対策を立ててきました。
結果、見事に後手番を引いてしまいましたね(泣)
さて、気を取り直して、振り返りをしていきます。

1図

1図まで、お互い穴熊に組みあって互角の形勢です。
実戦は4五歩と突きました。
1三角も候補に挙がっていましたが、3六歩と突かれると角の打ち込みがあり自信が持てなかったため、保留しました。
しかし最善は1三角のようです。
対して3六歩には2四角と上がります。
ここで3五歩、同角、同角、同飛、3六歩の局面が自信なしと判断したのですが、ここで7四角と飛車取りに打つのが好手で、以下飛車の取り合いは互角、飛車をかわすのは5五飛があるので後手有利となります。

中盤・方針見えず奈落の底へ

2図

進んで2図。
直前で、お互い銀を引き付ける流れになっています。
ここで流れのまま6一銀とくっつけましたが、あまり良くなかったです。
ここでは2四角と上がるのが最善で、均衡を保てる手でした。
以下2六歩から1歩交換してきますが、2五歩と止めておいて、同桂、同桂、同飛には5四桂があり互角の形勢。
2五歩に5六飛は、4六歩と飛車の横のラインを止めておいてから8四歩と突きだし、と金を作りに行って互角でした。
以下は粘りの利く形ではなく、完敗でした。

総括

本局はひどい将棋でしたね。
穴熊戦なのに、強みが全く活かせなかったです。
後手番対中飛車対策を早く確立しないと・・・
最悪、相中飛車に手を出すしかないところまで来ている気がします。

評価値

32手目から

終わりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?