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リーグワン第1節 個人的ベスト15

すごく偏った個人的なベスト15です。。。
できるだけ多くのチームから選ぶことを意識して選出してみました。
シーズン終了時にどう変化しているのか楽しみです!!

1.PR クレイグ・ミラー(埼玉WK)

後半6分から稲垣に代わって途中出場。ATではゲインラインを突破し続け、DFでは走り込んできた相手を押し返し、チームのために体を張り続けていた。交代選手を含めたフロントロー6人中5人がW杯日本代表メンバーという厚い選手層だからこそできるクレイグ・ミラーの後半投入は、ワイルドナイツの強さを示していると感じた。

2.HO 堀越 康介(東京SG)

昨季は齋藤直人と共に共同主将を務めていたが、今季は単独の主将としてチームを引っ張る。スクラムではフッカーとして、ラインアウトではスロワーとして、セットプレーを安定させ、試合を落ち着かせていた。また、ラックサイドを果敢に攻めて前に出る姿は、今季にかける熱い想いを感じた。

3.PR オペティ・ヘル(S東京ベイ)

開幕節を落としてしまったスピアーズにとって、希望の光となった。「こいつがボールを持つと何かやってくれそう」というワクワクに魅了された。昨シーズンまでは、登録に制限がある「カテゴリB」に分類されていたため、途中出場がほとんどだった。今季からは、登録に制限が無く、日本代表資格がある「カテゴリA」になり、出場機会の増加と日本代表選出が期待される。

4.LO ワーナー・ディアンズ(BL東京)

W杯では怪我もあって出場機会が少なかったが、第1節から21歳とは思えないスケールの大きさを示した。激しいコンタクト(コリジョン)や堅実なサポートで、攻守にわたってチームを支えたほか、高さを活かしたラインアウトでも持ち味を発揮した。

5.LO ハリー・ホッキングス(東京SG)

今季からは、副将としてチームを支える25歳。ワークレートが非常に高く、ゲインされそうなシーンやターンオーバーされそうなシーンなど、チームの危機には必ず駆けつける献身性の高さに魅力を感じた。副将としての在り方をプレーで体現しており、サンゴリアスが躍進するためのカギを握っているのではないかと思った。

6.FL ウィリアム・トゥポウ(トヨタV)

試合終盤にいくつも見せた、インパクトのあるタックル。ロースコアの試合展開において、フランカーとしての仕事をやり遂げた。また、試合途中ではBKのポジションにも入るなど、プレーの幅の広さも見えた。アーロン・スミスやボーデン・バレットを筆頭にスター軍団となったヴェルブリッツにおいて、ひときわ輝きを見せていた。

7.FL ラクラン・ボーシェー(埼玉WK)

「仕事人」
この言葉がこの選手を表すのにふさわしいと思う。ヒット、オーバー、タックル、ジャッカル、、、どこにでも顔を出し、80分間画面に映り続けた。今節は2トライをマークし、今季が楽しみになる第1節となった。

8.NO.8 ネイサン・ヒューズ(BR東京)

イングランド代表キャップを持つ不動のNo.8。今節のブラックラムズは、DFのセットアップ、ラッシュアップ、チェイスライン、すべてが整っており、今季が楽しみになる一戦だった。(最初の10分間が無ければ、、、)その中でも、攻守両面で際立っていた。白いドレッドヘアが特徴なので注目!!

9.SH ウィル・ゲニア(花園L)

惜しくも開幕節を落としてしまったライナーズだが、SOクーパーを欠く中で善戦できたのはSHゲニアのボール捌き合ってこそだと感じた。勢いをつけたい時のハイテンポな球捌きと、チームを落ち着かせたい時のテンポダウン、上手くチームをコントロールしてトライを演出した。

10.SO 家村 健太(静岡BR)

松田(埼玉WK)グレイソン(相模原DB)モウンガ(BL東京)など、良いSOは沢山いたが、ルーキーとは思えない風格と正確なキックを見せていたため、ルーキーSO家村を選出した。試合には敗れてしまったが、彼のキックとDF能力がなければ、ここまで競った試合はできなかっただろう。シンプルに私が好きな選手というのが大きい気も...笑

11.WTB タウモハパイ ホネティ(相模原DB)

何度も力強い走りで敵陣のゴール前に迫っていたので、11番はタウモハパイ ホネティを選出。代表歴はなく、180cm94kgという特別大きなフィジカルも持っていない。それでもコリジョンにこだわって身体をぶつける姿は、まさにダイナボアーズの象徴のように思った。

12.CTB 森谷 圭介(東京SG)

日本代表CTB中村と中野を擁するサンゴリアスだが、開幕節でCTBに入った森谷と尾崎泰雅が存在感を示した。森谷は、SOやFBもこなすユーティリティバックスのイメージが強かったので、ここまで攻守にわたって存在感を出せる選手だとは知らなかった。眞野(BL東京)やトニシオ・バイフ(相模原DB)とも迷ったが、個人的に持っていた印象を超えてきた森谷を選出した。

13.CTB ナニ・ラウマペ(神戸S)

スティーラーズの攻撃力が爆発した試合の中でも、際立っていたので選出。強いタテの走り込みはもちろん、アウトサイドでのサポートやショートパントで得点を積み重ねていった。SOガットランド、CTB李承信、FB山中を中心に高い展開力を持つスティーラーズにとって、重要なピースになる予感。

14.WTB ジョネ・ナイカブラ(BL東京)

開幕節から4トライをマークし、チームの勝利に貢献したため選出した。今季からはSOモウンガが加入し、良い状態でボールを持てるシーンが増えていた。トライゲッターとして、今季はトライをいくつ積み上げられるのか注目したい。

15.FB チェスリン・コルビ(東京SG)

第1節は各チームのFBが暴れ回る展開となった。山沢拓也(埼玉WK)ファンデンヒーファー(S東京ベイ)山中亮平(神戸S)、、、迷った結果、コルビを選出した。172cmと小柄でありながら、ハイボールキャッチは100%を記録。1歩で相手を置き去りにするステップ、密集したFWの間を縫うようなランスキル、コンバージョンをチャージしに走るアグレッシブさ、ボールを持っていても持っていなくても観客をワクワクさせるワールドクラスの選手であることを示した。

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