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大喰いこそ男の浪漫なり(3ー3)
さて今回も、僕が出会った大食漢の話しですが、大食いの話しではなく、
ほんの僅かな時間でしたが楽しい時を過ごさせてくれた、
大食漢で有名だったレジェンドのお話しです。
全3回の3回目
3,さらば愛しきレジェンド
最後の登場人物は、テレビで良く見る食レポなどをする「デブタレ」と
呼ばれる太ったタレントの先駆けと言われている方で、
今でも「デプタレ」の人たちからレジェンドと呼ばれている人のお話です。
大喰いこそ男の浪漫なり(3ー1)
僕は年齢の割には良く食べる方と言われます。
でも寄る年波には抗うことは出来ず、医者の勧めもあり、
腹八分を心掛けようと必死に取り組んでいます。
そんな僕でも頭の中の自分はまだ若く、大盛りのどんぶり飯を
ガツガツと食べる夢を見ることがありますが、
実際は、牛丼屋で大盛りをためらった時のプライド崩壊、
焼肉で締めにライスが食べたくても入らない時に湧き上がる諦めの境地、
おにぎりを三個買ったのに、一個残
忘れじの二丁目のマドンナ
♬化粧の後の鏡の前で、いつもあなたの手を借りた♬
高齢者という線引きをされた方はほとんどの人が知っている
布施明さんが唄った「そっとおやすみ」の冒頭のフレーズです。
昭和45年(1970年)の曲ですから、もう52年も前の曲なんですね。
多分、今から37,8年前くらいでしょうか。
遊び盛りのボクはよく二丁目に呑みに行っていました。
二丁目の前に“新宿”という地名が付く二丁目です。
二丁目と言う
ボクの愛する居酒屋は
その居酒屋は駅から離れた静かな住宅街にある。
ボクの住む駅から徒歩でおよそ20分。
わが家からはだいたい15分。
となりの下町的な駅からなら多分16,7分といった感じの距離感。
わが駅から都心へと向かうバス通りを行き、とある角で覗くと
ぼんやり光る赤ちょうちんが見える。そこが私が愛する居酒屋いや酒場だ。
今では住宅街にポツンと一軒あるだけだけど、話では、昔、通りを入った
所に銭湯があり、それを