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新3年生からインターンシップのあり方が変わります!早めの準備を

こんにちは。

キャリアカウンセラーの宗像です。


4年生は最後の学生生活を楽しんでいる人も、就活ラストスパートの人もいるでしょう。

3年生は間もなく就活本番!の人が多いのではないでしょうか。


そんな中恐縮ですが、今回は4月から3年生になる皆さんに向けたお話です。

実は新3年生の皆さんから、インターンシップのありかたが変わります。


今までは採用活動では使われないといわれながら、実際には活用されるケースがありました。

また、インターンシップという名称でも、1日完結型から長期型まで期間もバラバラでした。

これまで多くの学生が参加していたインターンシップは、きっと1日完結のタイプだったかもしれません。


そこで、インターンシップの定義から考え直されることになりました。

「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」がこれからのインターンシップの定義に加え、政府が定める現行の就職活動の日程ルールを前提に、「学生のキャリア形成支援活動」を整理。

そのうえで2022年6月に文部科学省・厚生労働省・経済産業省により、改正された内容の「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方(三省合意)」が発表されました。

学生のキャリア形成支援での産学協働の取組みが以下の4つの類型に分けられました。


・タイプ1:オープン・カンパニー(業界・企業による説明会やイベント)

・タイプ2:キャリア教育(大学などの授業・講義や企業による教育プログラム)

・タイプ3:汎用的能力・専門活用型インターンシップ(職場における実務体験)

・タイプ4:高度専門型インターンシップ(特に高度な専門性を要求される実務の職場体験)


従来、1日型で開催されていたプログラムはタイプ1に当たり、タイプ2は大学の授業や産学連携プログラム、企業のCSRプログラムを指します。


3年生がインターンシップとして参加できるのはタイプ3で、企業が開催するにはいくつかの要件が発生します。

<タイプ3の要件>

(a)就業体験要件:インターンシップ実施日の半分以上の日数を職場での就業体験に必ず従事

(b)指導要件:社員が指導し、インターンシップ終了後、学生に対しフィードバック

(c)実施期間要件:汎用的能力活用型は5日間以上、専門活用型は2週間以上

(d)実施時期要件:学部3・4年/修士1・2年の長期休暇(夏休み、春休み、入試休みなど)に実施

(e)情報開示要件:募集要項で指定された必要な情報を開示


難しい表現に感じるでしょう。簡単にまとめると、「3年生の夏休み以降に5日間以上で開催される就業体験」がインターンシップに該当します。


今までとの大きな違いは、企業がインターンシップに参加した学生の皆さんの情報を、採用活動で活用できるところです。

また、5日間以上の開催期間のうち、半分以上を就業体験に充てなければなりません。


そのため、企業側も準備が必要で、以前よりも受け入れられる人数が減る可能性があります。

もしかしたら書類や面接による選考をする企業もあるでしょう。

早めに準備が必要になってくるかもしれません。


こんな話を聞くと不安に感じられる方もいるでしょう。

だからこそ大学の授業や総合キャリア支援室を活用してほしいと思っています。


例えば、3年次のインターンシップでは、企業で実習が必ず受けられます。

また、企業研究特別講座では、様々な企業で働く人たちから直接、話を聞ける予定です。


総合キャリア支援室でも、キャリアカウンセラーによる面談やガイダンスで皆さんをサポートしていきます。


「自分の将来を考えよう」

少しでもそんな気持ちを抱いたら、総合キャリア支援室にお越しくださいね。


参考:マイナビキャリアサポート

「インターンシップとは?種類と参加時期、メリットや今後の動向」

https://mcs.mynavi.jp/column/2022/11/what_is_internship/

「文部科学省|質の高いインターンシップが変わりゆく時代でも生き抜く力を育てる」

https://mcs.mynavi.jp/column/2022/12/mext_internship/