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FNS27時間テレビ2024の感想-「新しいカギ」の真っ直ぐさ‪👊🏻-

「FNS27時間テレビが2024年のフジテレビで最高視聴率を獲得した」との吉報を目にした瞬間、まるで自分のことのように嬉しかった。 私は我ながら熱狂的と言えるほどに、テレビという存在のファンである。 更に言えば、テレビしか持っていない唯一無二の価値があると信じており、その価値があまりにも尊い。 テレビの勢いがどれだけ落ちたと言われても、テレビの可能性は止まらないはずだ。 その唯一無二の価値とは、 ①家族団らんの機会を明確につくっているところ →テレビはお茶の間に"話題"

    • 最近の令和ロマンへの釈然としなさへの解釈(メモ書き残し)

      大前提として、私は令和ロマンが大好きで、 本人達やその周りの方の幸せを第一に願っています。 しかしそれと同時に、私自身の幸せが"令和ロマンの活躍"である以上、最近Xに出現するお気持ち表明勢(お気持ち表明自体は良い事だと思ってます)を見ながら、うーんと考えてしまったわけです。 私が令和ロマンに対して何を求めていて、どうなれば納得するのか、分からなくなってきたので、この釈然としなさをなるべく言語化しようとしました。長くなってしまったので、Xではなくここに書き残そうということで

      • マイベストソング2023!を決めて、その所感を漫才師に重ねつつ書いてみる。

        私は、音楽が好きだ。 取り分け、日本の音楽が好きだ。 2023年もたくさんの音楽に触れてきた。 そんな中で、ベスト10を決めてみたい。 一応ルールとしては2023年に日本で発表された曲ということで。 ただ感想を書いてもつまらないから、 漫才師にも重ねて書いてみようと思う。 基本的にはサブスクにある曲ばかりなので、 ぜひ聴いてみて欲しい。 順番は特に意味ありません! ・唱/Ado 歌姫は独壇場から見下ろしながら、聴衆からの高まる期待に本人はまるで気づいていないかのよ

        • 多摩美術大学の芸術祭で思ったこと/賞を獲っても思えなかったこと

          11月3日、今日は文化の日である。 国が、そう定めている。 ということで、多摩美術大学の学祭=芸術祭に来た。 南大沢駅からキャンパスまでバスが出ていた。 電車とバスを乗り継がなくては行けない場所にある。 家から2時間弱はかかった。 大学時代、八王子市に住んでいたが、美大の学祭に行くみたいな発想もなく、初めて足を踏み入れる。 特別に選ばれた人たちが行く場所であり、私はそうではないと知っていた。 今回の芸術祭のタイトル「さん、はいっ」は、サングラスを掛けた太陽(=SUN)が

        • FNS27時間テレビ2024の感想-「新しいカギ」の真っ直ぐさ‪👊🏻-

        • 最近の令和ロマンへの釈然としなさへの解釈(メモ書き残し)

        • マイベストソング2023!を決めて、その所感を漫才師に重ねつつ書いてみる。

        • 多摩美術大学の芸術祭で思ったこと/賞を獲っても思えなかったこと

          #趣味で講義を受ける 【早稲田法学部編/メタバースと知的財産権】

          青々しい木々に囲まれた大隈重信が、大隈講堂を見つめている、ように見える。木々の下には学生だけではなく、スケッチをしている人や大隈重信について熱く語っている人などもいて、彼らも負けじと青々しい。「労働者・学生統一行動にあつまろう!」という立て看板さえ青々しい。 まもなく8号館で「法学部横川敏雄記念公開講座」の貼り紙を見つけて入館する。自習している学生がちらほらいるが、こちらを一瞥もしない。私はまるで学部生かのような顔をして会場である教室へ辿り着く。 早稲田大学早稲田キャンパ

          #趣味で講義を受ける 【早稲田法学部編/メタバースと知的財産権】

          舞台「千と千尋の神隠し」を配信で観た。

          「千と千尋の神隠し」 最も有名なジブリ作品であり、 私が最も好きなジブリ作品です。 それが舞台化すると知って驚かなかったファンはいないのではないでしょうか。 予想通り、チケットはかなりの争奪戦。即完に次ぐ即完で、私の手元にはチケットは1枚も回ってきませんでした。そんな時に目に入った「配信する」というアナウンス。 私が観たかったのは「橋本環奈/千尋 × 夏木マリ/湯婆婆」でした。配信されるのもまさにその組み合わせということで願ってもない機会。 千と千尋プロモーションチー

          舞台「千と千尋の神隠し」を配信で観た。

          夏限定のフラペチーノを飲んだ感想が「おいしかった」ってエッチじゃないよね

          フラペチーノを飲んで、 「おいしかった〜」で終わるのと 「おいしかった〜今度他の味も飲んでみよ〜」の差は、本当に、デカい。 先程友人とスタバに行ってまして、友人が、滅多に飲まないというフラペチーノ(しかも今夏限定の味)を飲んでおり、「どうだった?」と尋ねたところ「うん、おいしかった」という感想だけで終わりました。そっかそっか……と。別に友人がどうとかいうわけではないのですが。 その"他の味"を実際に飲んだかどうかは問題ではなく、"他の味"という視野があるかどうかって、その

          夏限定のフラペチーノを飲んだ感想が「おいしかった」ってエッチじゃないよね

          私は怪物であるか ─無意識の怪物性─ 映画「怪物」感想

          正直、勘弁して欲しい。 以前「花束みたいな恋をした」の感想(後半にURL貼っておきます)でも書いたのだが、坂元裕二氏の脚本はあまりにもこちらを見透かしていて、恐ろしい。 感想をどのように言語化していくのか想像がつかないまま、ただ何か残さなければならないという使命感によってのみ書き始めたいと思う。恐らく映像以上のことは何一つ語れないであろうが。 人は、日々与えられる数多の情報という点に、自身の経験や憶測や願いを組み込み、線にしていく作業を無意識に繰り返しおこない、自身が最

          私は怪物であるか ─無意識の怪物性─ 映画「怪物」感想

          またコムドットかい。ところで「コムドットって何?」 ——冠番組とボクらの時代を観て——

          『(テレビの力は)間違いなくあります』 コムドット・やまとの発言である。 今朝(5月7日)放送の「ボクらの時代」の対談メンバーは、放送作家・鈴木おさむ、EXIT・兼近大樹、そしてコムドット・やまとの3人だった。 立場の異なる3人が、テレビとYouTubeの構造・文化の違いをひたすら談義していてとても興味深かった。先述したのは、3人がテレビの力について語り合っている中でのやまとの発言である。エンタメに興味ある方は是非。 『若い世代からの支持をガッとあつめて、次何しようって

          またコムドットかい。ところで「コムドットって何?」 ——冠番組とボクらの時代を観て——

          マシンガンズが決勝進出なんてMAXめんどくせえ

          マシンガンズがTHE SECONDの決勝に進出したと知ったのは、4月30日放送「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」を放送翌朝に聴いていたとき。 有吉「おーーなんでー!??」 マシンガンズが決勝に勝ち進んだことを知った。 マシンガンズの存在はエンタの神様で知った。当時の私はたしか小学生。「MAXめんどくせえ!」なんかおじさんが叫んでらぁ……と思っていた気もするが、今思うとその時から結構好きだった。 マシンガンズ西堀さんが時折アシスタントを務める、「有吉

          マシンガンズが決勝進出なんてMAXめんどくせえ

          学習者としての値打ち

          すっごい適当に書きます。 私は自他ともに認める文系であるものの、最近、「実は昔、物理に興味あったよなあ」と思い出す機会が多い。 高校生のとき、質実剛健を掲げるありふれた進学校に通う私は、あまりにも数学が苦手すぎることから文系を選択した。その瞬間に"理科への扉"は遮断された。 数学(というより算数)はびっくりするほど苦手だったけれど、物理と地学なら結構やりたいなと思っていた。宇宙工学とか地球変動とかにはなんとなくうっすら興味があった。理系のほとんどの科目に難色を示す私に残

          学習者としての値打ち

          本気の「学校かくれんぼ」がおもしろい

          フジテレビのバラエティ「新しいカギ」の「学校かくれんぼ」が面白い。 とても秀逸な企画だと思い、感想と期待を書き留めておきたいと思う。 ■「学校かくれんぼ」とは 個人的な心持ちでいうと、「新しいカギ」には、90年代後半生まれの私の世代でいうところのめちゃイケやはねトビのように、今の学生にとって「見てて当然」と言われる番組になっていくことを期待している。 そんな「新しいカギ」内で定番企画となりつつある「学校かくれんぼ」は、現実に存在する高校を舞台に、そこに通う本当の生徒が総出

          本気の「学校かくれんぼ」がおもしろい

          文学ができない者に数学はできない。

          先日このようなツイートを拝見しました。 私自身は社会学部です。文系とされる学問を2つに隔てて敵対構図を表現している時点で、この方とは分かり合えなそうだなあ〜と思ったのですが、生贄に差し出された側の負けず嫌い代表として、学問についての所感をメモがてらまとめます。 このツイートは文系学部内戦を煽ったものだと思うのですが、勝手に広義でとらえ学問規模で書いてます。この時点でツイートを微妙に無視してますが、ツイートに言及したいというより思いついたことメモです。ここで大事なのは、ツイ

          文学ができない者に数学はできない。

          Hey!Say!JUMPが令和の音楽ファンに届きますように

          「群青ランナウェイ」/ Hey !Say!JUMP この曲のファンとして2021年を生きておりました。 芸人でDJとしても著名なダイノジさんがこの曲を取り上げた動画を見て、Hey!Say!JUMPの可能性について、冷静に一度考えたくなりnoteを開いた次第です。 まず、私はジャニーズは確かに大好きですが、Hey!Say!JUMPに関してはコンサートにも行ったことがなく、いわゆる「オタク」では無いので、あくまでも一般市民による所感だということをご了承ください。 ◆神曲3選

          Hey!Say!JUMPが令和の音楽ファンに届きますように

          #あの夜を覚えてる 私のラジオ遍歴

          「あの夜を覚えてる」 タイトルが既に素晴らしいのですが、他に見たことない大チャレンジであり、後世に残すべき傑作だと思いました。でも、アーカイブ配信終了後はきっと二度と観られないのですよね…。もったいないと思ってしまいます。「あの夜」はリアルタイムすることに価値や魅力があって、それがラジオそのものの特性と重なって、とても素晴らしい企画でした。 少し感化されまして、突然ですがラジオ遍歴やラジオ愛を語りたいと思っています。 ラジオと出会ったのは今から12年ほど前の中学2年頃で

          #あの夜を覚えてる 私のラジオ遍歴

          坂元裕二先生に突然声を掛けられた話 -坂元裕二ゼミ朗読作品発表会-

          入口に「坂元裕二ゼミ」と書かれてあるのを、石橋を叩くように繰り返し確認する。私は、おそるおそる会場へ足を踏み入れる。 会場の前方には小上がりになったステージがあって、そこにはマスク姿の男性が1人座っていた。男性が、既に着席している観客たちと何やら楽しそうに会話しているのが分かった。 ふと、そのマスク姿の男性が私の憧れの、まさにその人である気がしたのだが、会場は薄暗く、その彼はマスクをしていたのでその時点では半信半疑であった。 私が座席の列に入り込もうとした時、彼が何かを

          坂元裕二先生に突然声を掛けられた話 -坂元裕二ゼミ朗読作品発表会-