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聴覚サンドイッチ

【まずは音声のみで伝えてみましょう♪】
まず聴かせることで、お子さんが聴覚を通して音声の意味を理解することを促します。例えば「バイバイね」と手も同時に振ってしまうと、 難聴のお子さんは「バイバイね」という音声が頭に入らず、手を振る動作だけ真似をします。まずは「バイバイね」と音声だけで伝えて、そ の反応をみて手を振ることにより、「バイバイね」という音声と手を振る動作が繋がるようになります。

【方法】
大人は、お子さんに、音の気付きを誘います。「靴をはいて〜」とまず音声だけで伝え、その反応を待ちます。もし、お子さんに意 味が伝わってないようであれば、次に靴をさしたり、履くジェスチャーをしたりしながら「靴をはいて〜」と繰り返します。お子さ んが理解したら、「靴をはけたね〜」と音声で伝えてあげます。

【目的】
新しい言葉を覚えるときに、音声と意味を繋げることに役立ちます。子供が「聴く」ための合図をします。先ずは、聴かせることだ けで情報を与え、反応を待ちます。十分理解していないようであれば、「触ったり、見たり、ジェスチャーをしてみる」ことで関連 情報が得られ、子供が聴いた言葉に豊かな意味付けが行われます。さらに他の情報を追加したり言葉に意味を加えたり、より明瞭に 発音をします。

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