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音への気づきを誘う


ここから全てが始まります!お子さんの反応って難しい!補聴器や人工内耳を使い始めたのに変化が見られない・・・ 本当に聞こえているの?と不安になる親御さんもいるかもしれません。 日常の中で、音の気づきを誘い、共に喜び、「聴くことは嬉しい!」と意味付けていきましょう。

方法
お子さんの注意をその音に向けさせます。 大人は、「聞こえた!」と笑顔でお子さんを見て、耳に手をやるジェスチャーを使いましょう。 音がなくなった場合にも「ないね」「聞こえない」ということを表情とジェスチャーで示します。
お子さんが反応するかどうかを試したり、確かめるのではなく、反応を育てる気持ちで! いろいろな環境音に気づかせ、音源の近くに連れて行き、何の音か見せて体験させましょう。

目的
音と意味が結び付き、その音がお子さんの生活に意味のある刺激になると、安定した気づきが得られるようになります。
例)インターホンがなるとお兄ちゃんが帰ってくる 電子レンジがチンとなると、好きな飲み物が温かくなって出てくる お菓子の袋の音がするとお菓子がもらえる

発展
お子さんが音や声に気づいたら、反応するように誘いましょう。
例)名前を呼ぶことが自然な状況で名前を呼び、振り向きを誘う。音が聞こえたら一緒にジャンプする・手を挙げる・ボールを入れる
この経験は、聴くことを一緒に楽しむことや聴力検査の意識づけにつながります。


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