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東京ヤクルトスワローズが143連勝するセ界 第1週目

3月26日、予定通りにプロ野球が開幕した。
その喜びはほんのつかの間で、我がスワローズはあっけなく3連敗を喫した。
しかも、ホームグラウンドの神宮球場で。

昨シーズンはダントツの最下位。
今シーズンもあまり期待していなかったけれども、開幕カードで3タテを喰らっては、選手や首脳陣、球団関係者だけではなく、オレたちファンもヤキモキが収まらない。

そこで、ふと思った。
ならば、オレがスワローズを勝ち続けさせればイイんじゃないかと!
妄想で。
ということで、カードごとにスワローズの試合をまとめていくことにした。
目指せ、143連勝!
ということで、スワローズファンの皆さん、あたたかい目で、これから見守ってください。
少しでも、心を和らげることができたら幸いです。

開幕戦は、さっそく2回表にノーアウト1・3塁とピンチを迎えた。
そして、バッターボックスにはオープン戦で大活躍した大物ルーキーの佐藤輝明。
だが、ここは開幕投手に指名された2013年の新人王ライアン小川が「新人王のタイトルが欲しければ、オレから打ってみろ!」と言わんばかりの投球で、見事に打ち取った。
その後、スワローズ打線は、送りバントをそつなく決め続けてチャンスをお膳立てすれば、きっちりタイムリーヒットで得点をあげた。
隙のない打線が、そこにはあった。
なんなく開幕戦を白星で飾った。

2戦目は、ジャイアンツからトレードでやってきた田口。
得意のスライダーを駆使して、タイガース打線を翻弄する。
今シーズンも不動の四番、村神様がさっそくホームランを打てば、宮本慎也の後継者となるであろうドラ4ルーキー、元山がプロ初ホームランでダメ押し。
昨日とは打って変わって、一発攻勢でタイガースを沈めた。

昨年2月に亡くなった野村克也氏追悼試合となった第3戦は、日本球界のエース候補、奥川。
2年目となるが、まだ球数を多く投げてはいない。
でも、そんなのは今日の奥川には関係なし。
キレのあるストレートで凡打の山を築き、わずか80球で完封勝利。
決勝点はやはりこの人。
今シーズンから7年もの大型契約を結んだ、ミスタースワローズ、山田哲人。
ルーキー石井の甘く入ったストレートをバックスクリーンに跳ね返した。
春先は毎年調子が良くないが、開幕カードからこの調子なら3年ぶり4度目のトリプルスリーが見えてくる。

ということで、ジャイアンツに次いでの優勝候補であるタイガース相手に開幕3連勝を決めたスワローズ。
外国人打者がいなくても、打ち勝てる。
そして、この3連戦で勝利の方程式である清水とマクガフは1試合のみの登板、抑えの石山はまだ登板なし。
この温存は、シーズン終盤に効果が発揮されるはず。

143連勝まで、あと140試合。

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