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同じものを見ない車内。20210305(日記)

こんばんは!コダカです。
暖かかったですね。啓蟄とは言いますが春眠暁を覚えずでひたすら眠気と戦って1日が終わりそうです。

今日、お!と思ったニュースはこちら。

JR東海に続いて、JR東日本でも新幹線をはじめとする特急等の車内で流れる文字ニュースの廃止を決めたニュースです。

これだけスマフォが普及して、WiFiが空気のようにいたるところで飛んでいる状況であれば、新幹線の運行のコストダウンをはかるのは理解できます。

ボクが気になるのが新聞やTVニュースを見なくなり、人々が情報をどのように取得するのか情報収集や選択の方法です。
つまりSNSは個人の好みで集められた情報しか存在せず、またポータブルサイトのニュースはAIの学習によって偏ったニュースしかトップ画面に表示しません。

新幹線の文字ニュースが廃止になる一方で、山手線をはじめ私鉄各線ではトレインチャンネルと呼ばれる車両のドアの上の液晶画面で、新聞社・通信社・テレビ局等が、短いニュースを映像で流しています。
在来線なので乗車時間や広告とのルーティンの兼ね合いで必ずキャッチない場合と、内容がややスポーツや一般記事に偏りがあることは以外は、時代に即した同じものを見る機会です。

ビルの電光ニュースも街頭ビジョンやデジタルサイネージに置き換わりましたが、同様の機会を提供しています。しかしこちらのニュースが流れるタイミングはトレインチャンネル以上に捕まえにくい実感があります。

新幹線に乗るビジネスマンが情報収集を怠ることはあまり考えられませんが、見ることがない人々の間で共通の認識がなくなって、ニュースの「見逃し」によって不利益を被るのが本人だけでなく、巡り巡ってその数が少なくとも日本社会の損失を招くのではないかと考えてしまいます。

全部同じものを見なければいけないと言っているわけではなく、誰しもが情報選択の土台としての無料で収集できる機会を残した方がいいのではないかと思った次第でした。

今日も最後までおよみいただきありがとうございました。

参考サイト


つたない文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。 もっと上手に書けるよう精進します。