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ご褒美エスプレッソと武蔵風予防注射20201204(日記)

こんばんは。コダカです。

今日インフルエンザの予防接種に行きました。
昨年のガラガラさと打って変わって、コロナウィルスの影響もあり受診は予約制で人数制限がなされています。

結構予約スケジュールが埋まっていて、誰しもが浮かれる金曜日の夕方だけ少数の空きを発見し感情を押し殺して予約しました。

病院までやってくると開けっ放しのドア、消毒液、人数制限と発熱に関する注意書きが掲げられています。
中へ入るとテープが貼られた長椅子に人が間を開けて座っているためか、通路にパイプ椅子が置かれ、それでも立って待っている人が出るほどの盛況。

インフルエンザが全く流行っていないという話もあるのですが、これから寒さと乾燥がまして風邪の季節が到来する前に、やはりワクチンを接種して安心したいんでしょうね。

ボクもその一人です。

だとしても、だとしても。

注射が嫌いな方です。

好きな人間はこの世にいないと思います。

刺される時や抜く時よりも、刺されている間が何よりも無理。
あのグッサリいってる感じが直視できないのです。

しかし今日の先生は違いました。

15分ぐらい順番待ちをして呼ばれて診察室に入ると男性の先生がいらしゃってコートと鞄をかごに入れるか入れないかの瞬間から診療がスタート。

まだ服が準備できてなかったので、ワイシャツのボタンを開けようとすると、遅さに見かねたのか先生がアシストしてくれました。

突然のことで、思わず「あ!ありがとうございます」と言うも先生の表情は変わらず淡々と聴診器で心音を聞いています。
あれ、怒らせちゃったかなーとちょっと不穏な空気が漂い始めます。

アレルギー等の何項目かのチェックを往診表と口頭で確認して、そろそろ打つのかなーとシャツを袖のボタンをはずして腕まくり。

「昨年と同じところ。左腕ですねー」と先生は言うと同時に、グッと腕まくりのところをつかみました。あれ?腕まくりが足りないのかな?と思った瞬間…。

!!!!!!!

ググッと、必殺仕事人のカンザシよろしく左腕に注射器を突き刺したのです。

あ゛???????

打ちますよーもなければ、チクッとしますよの定型文もなし。

まさに不意打ち。

「せ、せんせい、は、はやいっすね…。」と驚きの声をあげると、
先生は嬉しかったのか「そうだろー。速いんだよ。速い速い。」と表情が崩れてニッカニカとした笑顔でワクチンを注入していきます。

ボクが呆然としている間にあっという間に注射針は抜き取られ、次の瞬間、帰りを促す様に診察室の扉は開け放たれました(笑)

あまりの衝撃だったのか、ボクは先生にお礼もそこそこにカバンとコートをむんずとつかんでそのまま退出。

待合室の公衆の面前で赤面しながらボタンを留めセーターを着なおすはめとなりました。

痛さもなく恐怖もなく、呆気にとられたインフルエンザワクチン予防接種。

まぁ、万事快調で良かった。どこか釈然としないが良かった。(言い聞かせる。)

相手の意表を突くというのは古くは巌流島の宮本武蔵から受け継がれる心理戦の伝統ですから(本当かよ?)

ボクも見習っていきたいと思います(どこで使うの?)

コロナウィルスもやっかいだけど、他の病気にかからない様に自営できるところは自営したいですね。
ワクチンもそうだけど運動や食事、健康な生活習慣(現在夜中の2時半!)

か、改善していきましょう(震え)

帰り行きたかった評判のカフェが満員で、代わりに朝ツイッターに広告が出ていたセガフレードザネッティのオープン記念の100円エスプレッソを飲みに行きました。

100円だけというのも大人としていかがなものかと思い、注射直後でアルコールは飲めないし、かといってパニーニは要らない。エスプレッソにケーキっていうのも何だか違うしなーと。
目に付いたレジ横のお菓子を掴み、最低客単価で300円ぐらいならダイジョウブだろう何とか勘弁してくれと買いました。(我ながら小市民だなー。)
(記念ドリップパックもらいました。ありがとうございました。)

それにしても、ひさびさのエスプレッソ美味しかったなぁ。

むかし新宿ペペのセガフレさんで会社終わりや休みの日にちょっと立ち寄ってサクッと飲んでいたのを思い出しました。


あの苦味があるけど砂糖の甘みが後から追ってくる感じ。
まさに今日の注射と先生のあの表情みたいだったなぁ。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

つたない文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。 もっと上手に書けるよう精進します。