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強風と顔認証。20210302(日記)

こんばんは!コダカです。

今日は風が強かったですね。家の前の梅は嵐のような天候によって散ってしまいました。もう少し見ていたかったな。

さて、風といえば東京ドーム。

退場時の扉を開放した強風は名物でもあります。
しかし入場時は空気の抵抗を減らすために回転扉を使っているため、密状態が起きやすく、試合終了時も、その名物の開放する扉の数は少なく入場時同様に出口の扉付近が混雑してしまいます。
デメリットだなーと疫病が流行る前から思っていました。

明日から始まる東京ドームでのオープン戦を前に一つのニュースが流れました。

「ジャイアンツ×東京ドーム デジタルトランスフォーメーション プロジェクト」と銘打たれたこの施策を見て、ついにここまできたか!と驚きました。

2021年明日の試合から行われるのが、
自動ゲートの設置、電子チケットの販売、モバイルオーダーの実施、
「GIANTS Wi-Fi」のサービス等。

昨年から設置されているTOKYO DOME ALERTを登録することによって、ゲート付近やトイレの混雑情報を知ることができ、もし座席位置近くでコロナウィルス感染者が発生した場合、後日メールで通達されるサービスが受けられます。これと併用すれば、電子チケット利用でもぎりの廃止やモバイルオーダーで売店での行列や口頭注文等、人的接触を極力断ち感染リスクを減らすことができるはずです。


https://tokyodome-alert.jp/



他のイベントや施設で浸透し始めているディスタンスに配慮した施策で、ナルホドとは思いましたが、野球というどちらかといえばオールドファンが多いスポーツのイメージが強いため、現在のコロナ下において一気にデジタル化のスピードがあがったという驚きがありました。

それよりも度肝を抜かれたのが、2022年シーズン導入予定の3つの施策。

顔認証での入場、場内の全ての売店において完全キャッシュレス化、顔認証での飲食物グッツ決済。

顔認証での入場は有名アーチストのコンサートでだいぶ浸透してきましたが、顔認証での決済はトムクルーズのSF映画?ってぐらい驚きました。

技術的にはできてもおかしくないなとは思いますが、レジとかカウンターという概念もなくなるのでしょうか。非常に楽しみです。

完全キャッスレス化でクレジットカードやQR、交通系カードのタッチ決済はその顔認証への保険や一段階前という意味合いもあるのでしょうが、電子マネーがここまで日本社会に浸透したことを実感できると思います。

でも、これいいなーと思うのが日常の最前線で投入されるよりは、非日常であるスタジアムで利便性や最先端の技術を楽しみながら触れることができるということです。

つまり、野球を見にくるだけでなく、さらに近未来を体験できる。
いずれは生活の中に取り込まれる技術になるかもしれませんが、それに先駆けて触れることは悪いことじゃないと思います。



いろいろ想像していたのですが、この流れで行くと最終的にはビールの売り子さんとのやり取りも顔認証になるのでしょうか?

売り子さんがよく買うお客さんの顔を覚えているという話をよく聞きますが、さらに覚えるでしょうね。財布の紐すらない未来の球場で、◯◯さん!もう一杯買ってください!!と頼まれたら、そりゃもう木っ端微塵…。

今からそれだけが不安です。


え?寝言は寝て言えって?
おあとがよろしいようで。

追伸:交流戦は巨人主催試合だからこれが適用されるのだろうけど、東京ドームでのパリーグの試合はどうなるのかな…。
他の球団や球場も追随するのでしょうか。
この動き、とても気になります。


今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

参考サイト


つたない文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。 もっと上手に書けるよう精進します。