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勝者の言葉。20201221(日記)

こんばんは!コダカです。

今宵もサッカーのことを書こうと思います。
スポーツ選手の言葉というのは有名小説家の紡ぐ文章や売れっ子シナリオライターが練り上げたセリフを時に超越することがあります。

昨日J2昇格を決めたJ3リーグSC相模原のキャプテン富澤選手の試合後のインタビューが素晴らしかったのです。

ブラウブリッツ秋田が圧倒的な強さで優勝J2昇格を決めた後、残る一つの昇格枠を巡ってJ3リーグは稀に見る大混戦となりました。

結果、相模原が昇格となったのですが、スマフォとパソコンで二つの会場を見ていて降格残留のコントラストの鮮やかさは、他人事のボクが見ていても残酷に感じられました。

そんな時スマフォから勝利者インタビューが流れてきました。
興奮気味のインタビューアーの質問に、富沢選手は嬉しさ半分、疲労半分ぐらいの表情で応援してくれたサポーターへの感謝とこれまでの道のりを話していました。

インタビューも終盤に差し掛かると以下のような言葉が富澤選手から語られはじめました。

読売クラブの下部組織からプレーをスタートさせ、東京ヴェルディや強豪マリノスで一時代を作るも、年齢とともに活躍の場が徐々にJ2に。そして昨年からJ3相模原でプレーをした、まさにJリーグの生き字引のような38歳の大ベテラン。

今年のコロナウィルスの感染拡大による異常なシーズンに立ち向かい共に最後まで昇格をかけてプレーした相手クラブへの言葉を忘れなかったのは、彼の人間としての大きさか、それとも過酷な状況か。

いずれにしても感動しました。

ボクは勝利を勝ち取ったとか人生を変えたという言葉はどちらかというと嫌いです。

どこか傲慢な響きがするから。

自分一人のチカラなんて大したことなどないのです。
仲間がいなければチームができないし、相手がいなければ試合ができなし、試合がなければリーグは成立しない。

この敬意と信頼に溢れた言葉が響いたのは僕だけではないと思います。

SC相模原のJ2での健闘を祈ります!

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。


つたない文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。 もっと上手に書けるよう精進します。