【RWC振り返り】熊本。おてもやんとラ・マルセイエーズ後編20201006
こんばんは!コダカです。
今日も1年前に開催されたラグビーワールドカップ2019日本大会を超個人的な視点で振り返っていきます。
昨日の続きです。
読み返すとびっくりします。朦朧としながら打ち込んだ昨日のnote、ラグビーにほぼ触れていない笑
今日は頑張りますよー!
タランティーノの製作した『フロム・ダスク・ティル・ドーン』ばりに後半から躍動しますからね。安心してください。
10/6 (日) 13:45 プールB
ニュージーランドvsナミビア
71 - 9
東京スタジアム
10/6 (日) 16:45 プールC
フランスvsトンガ
23 - 21
熊本県民総合運動公園陸上競技場
さて、ランチで太平燕とサラダ・唐揚げ・杏仁豆腐をタラフク食べてからのファンゾーンです。
失敗した。
ビールはおろか、熊本県の海の幸から山の幸から盛りだくさん!
他に行ったファンゾーンはこんなのなかったのに…。
天気も快晴で日陰じゃないと厳しい暑さでした。
そんな中、東京スタジアムで始まったニュージーランドvsナミビア。
年間何十試合も通っている味スタの中継をこうやって九州の熊本で観戦するとは。
じっとオールブラックスのハカを見ながらいつも座っているバックスタンドからならよく見えただろうなーなどど不思議な感覚を味わっていました。
正直オールブラックスの圧勝だろうなと思っていたら、ナミビアが頑張る頑張る!
ナミビアがペナルティからキックで先制!この瞬間ファンゾーンにどよめきが起こりました。
その後、体格と技術に勝るオールブラックスにトライをされても、PKを成功させ前半30分時点で9ー10と堂々と渡り合うナミビアに、熊本のファンゾーンは思いっきり肩入れしている感じでした。
ハイライトをご覧いただければわかると思うのですが、30分以降はチカラの差を見せつけられ、ファンゾーンからスタジアムに向かう人も増えてきて、ハーフタイム前にはフランスジャージをきた団体さんも移動していきました。
ボクもそそくさと隣接するバス乗り場からシャトルバスへ。
大分では無料だったシャトルバスですが、熊本は有料だったのですよね。
こちらも大分に負けず劣らずアクセスはよくない部類のスタジアムです。
まず最寄り駅までの電車の本数は少ない。
その最寄りの駅から徒歩40分という長さ。これはなかなかハードです。
明るいうちは大丈夫でも知らないスタジアムからの夜は厳しいかなと、それに遠征中ということで体力面を考慮してバスを予約しました。
およそ40分バスに揺られてやってきたスタジアム駐車場。
結構歩いているフランスジャージの人も目に付きます。
そして公園入り口にはフェス状態で乾杯する人、踊る人、写真を撮る人で大にぎわいです。
イギリスの人たちじゃなくても飲みます。
ワールドカップはお祭りなんですね。
熊本県民総合運動公園陸上競技場。ボクが訪れた日本最南端のスタジアムになります。
スタジアムは大きな公園の中にあり、開始2時間前ぐらいはピクニック気分で芝生に腰をおろしている人が多かったです。
ドテーンと寝転がったのち身支度を整えて入場。
しかしこの遠征で見る試合、だいぶ後からチケットを抑えたせいか僕の周りに周りに外国人ツーリストと思しきかたがたしかいません。
そういうブロックだったのかな。
彼らはここでも飲んでいます。
だいぶスタジアムの販売形式にも慣れたのかハイネケンの売り子を見つけると「マイワイフ!」と強制的に自分たちの「陣地」までつれていき、タンクが空になるまでビールを買っていました。
しかし、あの子大人気だったな。補給をして戻ってくるのを待ち構える出待ちが何人もいました笑。
洒落たセリフを吐きまくりふざけまくってるフランス人たちですが、みんなスラッとしていて美男美女だらけ。さらにはラグビーユニをアレンジしたりして自分の服に落とし込んでいるというのでしょうか。
さすがファッションの国と呼ばれることはあるなと。
日もだんだんと西に傾いてきたところで選手入場。
フランスvsトンガというワールドカップならでは組み合わせを阿蘇山のふもと熊本で見る。この非日常感がたまりません。
国歌斉唱ラ・マルセイエーズ。
さっきまでふざけまくっていたフランス人たちが一致団結するかのごとく大合唱するわけです。
ものすごいアツなんですよ。ちょっとした木材なら折れます。
その迫力たるやスタジアムの中心に音波となって伝わっていると思います。
サッカーW杯でも出くわしたことはありますがこんなにすごかったかな?
また、日本でこのシーンを目の当たりにするとなんだかジーンときますよね。
これをイングランドvsフランスというカードでもう一度見るはずだったのですが、台風で中止になってしまい一緒に行くはずだった元同僚さんには申し訳ないと今でも思っています。仕事がら彼の方がこういう場面を経験しておいた方が絶対に良いのですが…。
対抗するトンガ代表もウォークライ「シピタウ」を披露。
これもかっこよかった。
一気にスタジアムのボルテージは最高潮に。
ウェイブもぐるぐるです。
さて試合です。
前半フランスがリードして一方的な展開になるかと思いきや、後半トンガが盛り返してトライをあげ1ペナルティゴール差まで迫ります。
スタジアムは青いジャージを着た人以外はトンガを応援しているような状態に。
しかしフランスのキックオフをトンガが抑えられず、フランスがボールにキープ。80分を超えたところでボールを蹴り出しノーサイドとなりました。
フランス23 - 21トンガ
九州遠征して一番の白熱した大接戦でした。
悔しい気持ちながらもお辞儀をして感謝を表してくれたトンガの選手たち。
彼らがグランドを去るまでスタンドから万感の拍手が送られ続けました。
◇
さてさて帰るかと席を立つも動線が一本しかないスタジアムから出れないという事態に。
仕方がないので写真を撮ったり時間を潰して、ようやくおしくらまんじゅう状態でなくなった通路の流れに乗って出口へ。
こういう状況でも嫌な顔をしないで、電車だよー入りなよーとかやって楽しんでしまうフランス人はやっぱりすごい。
何をしても人生を楽しむ国民だなーと笑ってしました。
外は暗闇。やはりバス予約していてよかった。
バスの列もそこそこにおよそ1時間のドライブです。
ここでもフランス人が陽気さを発揮して、フレンチポップス&シャンソンメドレーを合唱。
オーシャンゼリゼ〜とかシェリーに口づけとか。
我々日本人の乗客たちは煙たがる人はいませんでしたが、拍手するのが精一杯な感じで楽しんでいました。
最後の方は歌う曲がないで何かリクエストしてくれって言ってましたね。笑
そんなこんなで疲労も感じることなく終点ファンサイトへ。
みんなフランス人たちにメルシーとかありがとうと言って降りていきます。
サービス精神旺盛なフランス人たちに感謝でした。
◇
ホテルに戻る前に、やはり気になっていたんですよね。
おてもやん。
ファンサイトの入り口でボランティアの方がいたので思い切って聞いてみました。一瞬キョトンとした顔をされたのですが、笑顔で答えてくれました。
コダカ「あのー。教えていただきたいのですが、W杯と全然関係なくてアレなのですが、おてもやんってどこいきました?この辺にありましたよね?」
ボランティアさん「おてもやんは駅にいますよ!駅です!駅!」
コダカ「壊されてないんですね?」
ボランティアさん「あたりまえですよ!」
よかった。明日の朝、新幹線に乗る前に探そう。
その夜、熊本の繁華街はほぼ満員だったので(特に狙っていたラーメンの本店や飲み屋も、店が閉まるのも早かったですね。)お弁当を買って部屋で食べました。
ちょっと寂しかったけれどスポーツイベントあるあるなんで、いいモノ見れた九州まで来てよかったなぁと思い眠りについたのでした。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
参考サイト
つたない文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。 もっと上手に書けるよう精進します。