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仲間

先日、「仲間」について野球少年たちと話す機会があった。
「仲間」と聞いた彼らの頭には「ワンピース」が浮かんだらしい。
私の頭には「由紀恵」が浮かぶのだが・・・。
例えば、ウチのチームがメリー号で出航するなら・・・と振ると、
それぞれが「おれ、サンジ」、「お前フランキーや」などと
しばしワンピース話に花が咲いた。
人気があったのはゾロ、ルフィ、サンジ。
・・・「由紀恵」と言ったのは私だけだった。
その船、ルフィやゾロやサンジが3人ずつ計9人だったら?
「敵には勝てるかもしれないが、ワンピースは無理。」
そんな答えが返ってきた。

野球チームも同じではないか。
同じ目的を持った人(=仲間)の集まり。
ホームラン王、奪三振王子、最速スプリンター、ノーエラー女子、
声がでかいキング、とにかく明るいマン、いっつも冷静クイーン
・・・それぞれ得意なことは違う。
ホームラン王は料理を作れないし、航海士は三振を取れない、
船医は盗塁できないし、3割打者でも船の修理はできない。
(・・・色々混ざってしもた。)
でも、それでいい。
それぞれが自分のやるべきことをやり、
役割を果たすべく試合(冒険)に挑むこと。
それが「チーム」だと伝えた。
そして、「これだけはぜってぇに誰にも負けたくねぇ」
という事を見つけて、鍛えて、極めなさい、と。
このチームには必ず自分の力が必要、そう信じて。


余談・・・
「それぞれの役割」話の流れから、
佐藤輝が9人いても試合には勝てへんやろ?
村上頌樹が9人でも勝てへんやろ?
ってなことを言ってたら、

「大谷翔平9人なら勝てるね」

・・・そだね。

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