映画レビュー2:「ルックルックこんにちは」だった「キリエのうた」
監督岩井俊二の最新作は、「Love Letter」から散々やりつくしている、ひとりの役者が二人の別々のキャラクターを演じ分けるという、よく言えば岩井俊二の集大成的作品であり、悪く言えばいつもの岩井俊二の映画だった。
主演のアイナ・ジ・エンドさんについては、BiSHについての知識は全くないため、「シング2」で吹き替えしていたことと、「水星の魔女」でエンディングを歌っていたことしか知らなかったんですが、さすがに今回は主演に抜擢されたということで歌唱力はさすがに惹きつけられる魅力