ちょい速記メモ術1〜道具編〜

こんにちは、shuheiです。

この記事では、私が声優さんのイベントやトークショーに参加する際、どのようにメモをとっているのか、そのテクニック(と言うと大げさですが)を説明していきたいと思います。
今回はまず、メモ帳などの使っている道具について書きます。

●注意点

道具やテクニックの説明の前に、念頭に置いて頂きたいことがあります。
あくまで自分の経験上ですが、イベントやトークショーなどで「メモをとる行為」自体が明確に禁止されていることはあまり無いように思います。しかし、クローズドで「レポ禁止」といったイベントは色々な界隈であるようですし、中には「メモ禁止」という現場もあるかもしれません。そういった各現場のルールや、周囲の状況・マナーに注意して頂きたいと思います。

●使っているメモ帳

私は基本的に無印良品の「ダブルリングノート・無地B5・ダークグレー・80枚」を使用しています。

画像1

色々他にも試してみたのですが、こちらに落ち着きました。使っている理由は以下の通りです。

・表紙、裏表紙がしっかりしている。
表紙、裏表紙が固く、かなりしっかりしているので、机などが無くても手にもってメモをとりやすいです。ライブなどでは立ったままメモをとることもありますので、表紙・裏表紙が柔らかいタイプのノートはあまりオススメできません。

ちなみに、ライブのような立ったままのイベントでは、前の人にぶつかったりしにくいよう、同じタイプでもう1サイズ小さい「ダブルリングノート・無地A5・ダークグレー・80枚」を使うこともあります。

・リングタイプなので全開、折返しができる
通常のノートではなくリングタイプの利点として、全開した状態でも手で押さえたりせず置いておけますので、机などがあれば置いて使いやすいです。

逆に机などが無い場合は、下の画像のように表紙を完全に折り返して、手で持ってメモをとりやすいです。

<手で持ってメモをとる時のスタイル>

画像2

・無地なので文字やイラストの邪魔にならない
罫線が無い無地タイプなので、書いた文字やイラストの邪魔になりません。
ゆっくり時間をとってメモを書ける環境であれば罫線入りでも問題無い(むしろその方がいいかも)ですが、私の場合リアルタイムで素早くメモをとっていきますので、そのような整理した書き方はほぼ不可能です。よって無地タイプが望ましいです。

●メモの使い方

次にメモの使い方を説明します。
まず、下の画像のように1ページずつ縦線を引いていきます。

画像3

メモをとるときは、この線で区切って、左側を上から下まで書いたら右側に移って、上から下まで・・・という書き方をします。色々試してみたのですが、自分の場合、この方が区切り無しで書くより、1ページあたりに書ける情報量が多くなります。

<1ページあたりのメモのとり方>

画像5

また、画像の通り、真ん中より少し左寄りに区切り線を引いていますが、これには理由があります。
自分の場合、メモを取る時はほぼノートを手に持って書くスタイルなのですが、この場合、下の画像のように、ページの右端はペンを持った手を置くためのスペースとして使います。そのため、実際にメモを書けるスペースはページの左側約3分の2程度の範囲となりますので、あらかじめその「実際に書ける範囲」の中央あたりを想定して、左寄りに線を引いています。

<書ける範囲と手を置くスペースのイメージ>

画像5

ノートに手を置かずにメモをとることは不可能ではないですが、非常にしんどいですし、また、字も安定しないため、あまりオススメしません。

●使っているペン

次に使っているペンですが、ゼブラのボールペン「ブレン」の0.7ミリを使っています。

色々試してみて、本体が軽く、書き味が良かった(かつ安価)という理由ですが、書きやすければなんでもいいと思います。ちなみにシャーペンやえんぴつは、書いている途中で芯が折れたり減ったりするリスクがあるという点であまりオススメしません。

・予備を用意しておく
ペンそのものについての説明ではないですが、イベント当日はボールペンの予備を持っておくことをオススメします。手に持った1本しかないと、何かの拍子に落としてしまったり、インクがなくなってしまった時に対応できないからです。シャツの胸ポケットなどにさしておくといいかと思います。
(※などと偉そうなことを言いながら、予備のペンを忘れたうえ、持ってきていたペンもインクが切れかけていたので、近くの席にいたファン仲間に貸してもらったことがありますが・・・)

●指サック

最近使い始めたのですが、ペンを持つ右手の人指し指にはめて使っています。これはページをめくるときにめくりやすいという理由です。
100均で買えるようなもので十分かと思いますが、なるべく、簡単に外れにくい長いタイプがいいかと思います。
ただ、予め自分の指に合うか、サイズを確認しておいた方がいいです。小さすぎると、メモを書きながら血が止まりそうになります。

また、イベントが始まる前に、なるべくページの角を折っておくようにしています。これもページをめくりやすくする工夫の一つです。

<ページの角を1〜2cmくらい折っておく>

画像6

今回は以上です。
次の記事では、速くメモを書く方法の紹介に入っていきたいと思います。
それではまた!

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