2018-05-06 プーシキン美術館展―旅するフランス風景画 上坂すみれトークイベント 〜ようこそロシア文化の旅へ〜 (第2回目)
※このレポートはメモと記憶に基づいたものであり内容や出演者の方の発言の正確性を保証するものではありません
会場:東京都美術館
●開演〜すみぺ登場
開演時間になると司会の長久保智子アナ(以下:司会)が登場され、ご挨拶、自己紹介がありました。
司会「連休最終日、外暑かったですか?」
「(トークショーの)1回目はかなり盛り上がりました!」
「2回目も負けないように、盛り上がってよろしくお願いします」→会場拍手
「皆様、何て呼ばれてるんですか? 上坂さんを…」→笑い
会場「すみぺ!」
司会「台本では私が呼び込むことになってるんですけども…みんなで」→笑い
「この熱気を伝えた方がいいと思いますので、大きな声で呼んで頂きたいと思います」
「よろしいですか?」
会場「…はい!」→笑い
司会「先生みたいになってますねw」→笑い
そして長久保さんの「せーの」に合わせて、全員ですみぺを呼びました。
司会「せーの!」
会場「すみぺー!」
すみぺ、ステージ下手から登場。
すみぺ(以下:す)「は〜い」→会場拍手
「はい、みんなの、すみぺだぞぉ〜⤴」→笑い
会場「フゥウウウウ!!」→拍手
す「…お姉さんが『じゃあみんなで大きな声で呼んでみよう』って言うとすごいなんか、アンパンマンが出てくるみたい」→笑い
司会「子供向けイベント用の仕様です…でもこれをやるとお客様が一体化するんです」
す「たしかに…大きいお友達っていう感じで集まってるので」→笑い
司会「ワクワクするんですよね」
す「ありがとうございます、よろしくお願いします」
●ゆるくいきましょう
司会「上坂さんは、いつもと違った感じで美術館のお仕事ということで…」
す「そうなんですよ、ここも東京都美術館の講堂っていうことなんですよね」
司会「あまりこういう感じは…」
す「そうですね、だいたいいつもなんかみんなサイリウム持ってギャアーって…」→笑い
司会「そうそうこういうの…」(客席にサイリウムを発見された様子)
す「何のために持ってきてるんですか…」→笑い
「今日はやらないですけど、今日は…何ですか、講演会みたいな」
司会「そこまでカタくはないですよw」
す「最初このオフィシャルサポーターをやるにあたって、美術館でのトークショーがありますってお話を聞いた時は、もうめちゃめちゃロシア美術の授業みたいなのをしないといけないのかと思って…これはしかもフランス美術の展覧会だしなあと思ってたんですけど」
「…大体いつも見るような方が集まって」→笑い
「雑談みたいなお話をして結構ですよってことなので、ゆるくやりたいと思います」
司会「お話だけじゃなくクイズ大会とか、色々ありますのでぎゅぎゅっと楽しんでいただければと思います」
●そこに合わせるのか
すみぺの今日の衣装のお話に。
司会「そしてお洋服も…パイナップルですよね?」→笑い
この日のすみぺのお洋服はパイナップルとパフェ柄のワンピースでした。
す「パ…パイナップルはプーシキン美術館に出てこないんですけど」
司会「パイナップルとパフェですもんね」
す「これはスタイリストさんいわく、プーシキン美術館のチラシの色合いを」→笑い&拍手
「あ、たしかになあと思ったんですけど」
司会「黄色が入って、ジャングルチックな感じで」
す「はい…よくこんなパイナップルの缶詰柄の服を持ってくるなあと」→笑い
司会「素晴らしいですよねえ」
す「EmilyTemple cuteっていうちゃんとしたお洋服のブランドなんですけど」
司会「かわいい」
す「すごいぴったりなものを選んで頂いたなと思います」
●旅とロシア テーマトーク
ここでお二人着席し、最初のコーナーへ。スクリーンにコーナー名が表示されました。
司会「まずこちらから…プーシキン美術館展 旅とロシアテーマトーク!」→会場拍手
「プーシキン美術館展にまつわるお話から始めようと思います」
「展示の感想とか、あとは好きな作品とか」
このへんでスクリーンに『公式サポーター上坂すみれが感じたプーシキン美術館展』と表示されたと思います。
す「ちなみに皆さんは、展覧会の方は行かれましたか?」
→会場、ほぼほぼ挙手
す「もうほぼ行かれたということで…ありがとうございます」
「プーシキン美術館の…ロシアの美術館ですけど、この中でロシアのコレクターが集めた、様々なフランスの風景画っていう」
「けっこうテーマ的には、マニアックというか絞ったテーマだと思うんですけど、それでもすごいたくさんの点数が」
司会「65点ですね」
す「しかも大きいような、なかなか見られないような絵画もたくさんあって、私もお気に入りのやつがすごくたくさんありました」
その中から3点紹介を…ということで、スクリーンにすみぺお気に入りの作品が表示されていきました。
・ジュール・コワニエ/ジャック・レイモン・ブラスカサット『牛のいる風景』(19世紀前半)
す「まずはこちらの、2人の画家による『牛のいる風景』という絵なんですけれども」
「まあ〜これは…ほのぼのしますよね」
「図録の説明によると、2人の画家の共作ということで」
「風景画が得意な人が背景を描いて、牛が得意な人が牛を…」→笑い
「共作らしいんですけれども」
司会「牛が得意というか、動物が得意なねw」
す「動物が得意な!」
司会「特に牛とかが得意な…」
す「牛って私、『描こう』まで至らない…」→笑い
「しかもこんな、牛を4頭も描くなんて…どこかで気が抜ける瞬間が無かったのかって」
「牛にどんな想いを抱いてるのか…」
司会「すごい細かいんですよね」
す「すごいです…前に座ってる羊もすごいいい表情をしてますし、後ろの方に牧場主みたいな方がいらっしゃって、奥行きがすごく感じられるのと、ほどよい夕暮れ感が、涼しい風が吹いてそうな…」
「あんまり間近で牛を見たことがないので、すごい牛っていいな…って」→笑い
司会「牛っていいなと…」
す「これは何牛に該当する…食べる牛なのかな?」
司会「どうなんでしょうね…乳牛っぽいかな」
す「乳牛なんですかね…牛もこんなセクシーな表情をするんだ、って」→笑い
「画家は好きじゃないとモノを描けないですもんね」
司会「(聞き取れず)でしょうね」
す「大好きだったんだろうなって感じましたね」→笑い
次の作品へ。
・エドゥアール=レオン・コルテス『夜のパリ』(1910年以前)
す「これは20世紀初頭のパリなのかな? っていう感じですけど」
「すごい文明の香りがしますよね」
司会「そうですね〜」
す「ガス灯ですかね、この時代は…灯っていて、これから町に繰り出すぞ、みたいな楽しげな雰囲気が感じられて」
司会「私もこれ好きです」
す「いいですよね〜」
司会「女性はこれ好きですね」
す「好きだと思います…メンズはどうなんですかね」→笑い
「男子と女子で絵の好きな傾向って違うのかなあ」
司会「(会場に)どうですか? これいいなって思われた方」
→会場挙手。大半の人が挙げていたかな? と思います。
司会「けっこう多いですね」
す「よかった趣味が合いますね」→笑い
司会「さっきの牛の絵がいいなと思う方は?」
→会場挙手。これも多かったと思います。
す「こ、こんな?」→笑い
司会「男性が多いですね」
す「や、でもほら、ね、男性は牛好きですから」→笑い
「牛大好きじゃないですか? 知らないけど…w」→笑い
司会「好きかもしれないですね…大きいですしね」
す「はい」→一拍置いて、会場笑い
司会「さあ、そして…w」
す「えっ、何ですか?」
司会「(スルーして)次の作品はこちら!」
・『東方の風景』ジャン・リュルサ(1927年)
す「1927年っていうと、ロシアだとロシア・アヴァンギャルドがそろそろ終わっちゃう、みたいな」
司会「ああ〜」
す「そうなんですよね・・・レーニンが死んで、スターリンの権力が大きくなって、ちょっとずつロシア・アヴァンギャルドが鳴りを潜める、みたいなときに、フランスではまだまだこういうアヴァンギャルド的な手法が元気に描かれていたんだなあと思うのと」
「あと、すごい不安になる絵だなあと…」→笑い
司会「けっこうね…」
す「なんかこう、女神転生にこういう悪魔が…」→笑い
司会「ああ…そう言われて見ると、真ん中のところが目に見えたりしますよね」
す「そうなんですよ、あの真ん中になってるのが人かと思いきや違うものなのかもしれないと」
司会「色んな想像ができますね」
す「このマップはクリアしたくないなあって」→笑い
「すごい憂鬱になる感じが私は好きなんです」
司会「またそれが好きで…」
す「好きですねえ」
司会「という、違ったタイプの3点を挙げて頂きました」
す「はい」
●音声ガイド
司会「そして、音声ガイドを担当されてるんですよね」
す「そうなんです」
ここでスクリーンにすみぺの写真が表示されました。
マトリョーシカを持っているところと、食事中のカットだったと思います。
そのスクリーンを見るすみぺ→会場笑い
す「フリー素材と言うわけでは…」→笑い
「Getty Imagesとかいらすとやじゃないんですけど」(注:それぞれ写真、イラスト素材提供サイト)
す「これはいろいろ、展覧会のレストランがありまして」
「そこでコラボメニューを…すごい本格的なシェフの方が…フランス料理を作って何十年みたいな方が、展覧会をイメージしたコラボメニューを作っていただいたりとか、実際(一般客も)食べられると思うんですけど」
「物販コーナーで色々と物色したりとか、かわいいグッズもいっぱいありまして…個人的には…ミュージアムショップってみんな見ましたかね?」
→会場大半が挙手。
す「あ、見た。やっぱり見ますよね…癖がついてますもんね」→笑い
「物販をチェックするって言うのは我々の習性ですからね」→笑い
気になったグッズの話に。
「あの12面体の中にですね、ビスケットが入ってるんですけど、円みたいなかわいいビスケットがお土産に最適なので、ぜひ皆さんもお土産を買っていってほしいなって」(注:『旅するビスケット』という品名で物販にあります。展示作品が描かれた場所を知ることができるMAPつき)
司会「オススメな感じで…」
す「オススメですね」
司会「それで音声ガイドの方で…」
す「あ、音声ガイドでした」→笑い
司会「初めて収録をされたと思うんですけれども、普段のお仕事とちょっと違っていたという風にお聞きしたんですけど…」
す「そうですね、普段はほんと声優のお仕事って言うか、キャラクターに声を当てるっていうことが多いですけど、これは特にキャラクターとかはなくて、とにかく聞きやすいようにロシアのコラムを説明するって言う感じだったので、聞きやすくっていうのはどうすればいいんだろうっていうところがあったんですけれども」
「でも私の前にも水谷(豊)さんが収録済みでいらっしゃって、もう…美声が」
「すごいなんかもう…なんですか、殺人事件が起こりそうな…」→笑い&拍手
司会「イメージがもうねw」
す「ひたひたと犯罪の香りが…殺人事件が…」→笑い
「もう深〜い声がして、私の声と合わさるのは難しいけれども、お邪魔にならないように頑張ろうという気持ちでやりました」
司会「確かに落ち着いた感じのイメージがあったんですけれども、例えば同じセリフをいつものような感じで読んでいただいたらどんな感じになるのかしら」
「(会場に)気になりません?」→会場拍手
す「そんなにハードルを上げないで欲しいんですけど…」
司会「あります?」
す「ありますね」(注:台本のことかと思います)
ということで、音声ガイド収録音声の「いつもの感じ」バージョンを読み上げてくれました。
す「さわりの部分を、行きます…」
「(明るくハキハキした感じで)私の大好きな国、ロシアが誇る美の宝庫 プーシキン美術館!」
「(小悪魔っぽい感じで)ロシアの国民的詩人、アレクサンドル・セルゲイヴィチ・プーシキンの名をとったこの美術館は…」
「(明らかにシンデレラガールズな感じで)首都モスクワにある クレムリンの近くに立っています 」
す「…っていう、あの…」→会場拍手
司会「すごいですね…」
す「色んな、キャラクターの声っていうか、色々あるんですけど」
「キャラクター名を明示すると、版権がつきまとうので…」→笑い
「想像、想像して下さい…」
司会「これはこれで素晴らしかったですし、音声ガイドはまた違った感じで楽しむことができると」
す「ぜひ聴いてみて下さい」
司会「で、シークレットトラックっていうのも入ってるんですよね?」
す「そうなんですよね、シークレットトラックっていうのは、ある番号を機械に入力すると、私の、普通のフリートークが聴けるという」→笑い
司会「普通のフリートークがw」
す「そうなんです、この東京都美術館にあるまじきゆるさを…」→笑い
司会「これは、特別なんですって。普通は、あまり許されないというか」→笑い
「美術館の方からOKが出ないらしいんです、このシークレットトラックっていうのは」
す「はい」
司会「今回は特別に、OKですよっていうことでできた…」
す「水谷さんのフリートークは無いんですか?」→笑い
司会「無いですね」
す「そうなんですか…」
司会「暗証番号みたいなのを入れるんですよね」
す「はい」
司会「(もうフリートークを)聴いた方?」
→会場、まあまあの人数が挙手
す「えー、すごい! ありがとうございます!」
司会「暗証番号、入れて下さい」→笑い
す「はい、どこかに多分公開されていると思うので」
司会「されてます、とってもわかりやすい…ファンでしたら」
す「…そうですかね?」→笑い
司会「(会場に)わかりやすいですよね?」
す「私の誕生日らしいんですけど」→笑い&拍手
司会「どーぞよろしくお願いします!」
●ちなみに…どんな絵がお好きですか?
続いてはこちら、ということで上記テーマがスクリーンに表示されました。
す「どんな絵がお好きですか…」
司会「はい、どんな絵が」
す「そうですね、実を言うと、このプーシキン美術館展にあるような風景画ってあんまり見たことが無かったんですよ」
司会「そうなんですね」
す「いつもは…つい最近行ったのだと、漫画家の丸尾末広先生の」→笑い
「昭和カルト・エログロ文化の素晴らしいお方がいらっしゃいまして…どういう作風って言うんですかね、大体、美少女のセーラー服がもぎとられて」
「男の子が吸血鬼に化け、戦後日本は荒廃していた! みたいな」
司会「…え?」→笑い
す「そういう漫画と…あと楳図かずおさんの漫画とか、割と漫画系が多くてですね」
司会「なるほど」
す「あとはロシアだと、ロシア・アヴァンギャルドが好きで、マレーヴィチとかロトチェンコとか、そういう、このブルジョワジー文化を打倒しようと」→笑い
「プーシキン美術館のコレクションを剥奪した側の人たちだと思うんですけど」→笑い
「とにかくアヴァンギャルド文化というか、そういうのが好きですね」
司会「そうなんですね」
す「はい」
司会「なるほど…」→笑い
す「もうこの話題やめとこう?」(注:「やめとこう、って感じですか?」というニュアンスでした)→笑い
司会「私もどうツッコんでいいのかよくわからないもので…次行かせてくださいw」→笑い
す「はい、スミマセン…」
●上坂すみれと旅
続いて上記のテーマがスクリーンに表示されました。画像も変わって、バッグを持って歩いているすみぺの周りに「ココ行きたい」「一人旅いいよね」「旅行バッグにはこれが必須」といったフキダシが出ていたと思います。
司会「次はですね、『旅』をテーマに」
す「はい」
司会「色々なところに行っていると思いますけど」
す「旅…」
司会「どうなんでしょうか、一人旅と、お友達とか家族と一緒に行くのか、どちらがお好きですか?」
す「いやもう断然、今は一人旅がいいですね」
司会「おお〜」
す「私寄り道が多くて」
「電車とかでも、ヘッドホンをして、本を読んでることが多いので、ヘッドホンをしてないと、何をしようかなと思っちゃって」
「あとそうですね…ロマンスカーとかが好きですね」
司会「そうなんですか、わりと鉄道の旅…」
す「免許を持ってないので、そういう…あと短い距離で新幹線に乗ると、(ウキウキ声で)私今すっごい贅沢してるな〜って」→笑い
司会「www」
す「この新幹線、小田原で降りるんだぜ私は! って」→笑い」
司会「すぐじゃん!」
す「すぐじゃん! 皆は新大阪行くかも知れないけど私は小田原で降りるよ、って」
「そういうショート特急の旅みたいな」
司会「あ、じゃあ旅の時に必ず持っていくのが、ヘッドホン」
す「ヘッドホンとか、あとは全然読んでなかった積んである本とか」
「あとは何ですかねえ…あんまり旅行で荷物いっぱい持っていかないタイプなので」
「でも『この旅館はどうやら売店の閉まる時間が早そうだ』っていう時には先に日本酒を買っていきます」→笑い
司会「日本酒…ということはどちらかというと、アウトドアというよりはインドアでのんびり過ごす方がお好きっていうことですか?」
す「そうですねえ、とにかく大浴場にいっぱい入って、ご飯を楽しんで、みたいな」
「旅行でアウトドアって、あんまり私わからないんですけど」
司会「山登りとか」
す「山登り…!」→笑い
「何でのんびり山を登らなくてはいけないんですか…!」→笑い
「山登りですって…だって、例えば会社員だったとすると、もう月曜日から金曜日までが精神的山登りじゃないですか」→笑い&拍手
「毎日毎日あんな過酷な…もうトレッキングみたいな」
「埼京線に詰め込まれ…」→笑い
「さらに山に登るなんて、どうにも体力があるなって」
司会「確かにね…」
す「同じ事務所の三澤紗千香さんっていう方が」→笑い
「富士山に登られたらしいんですけど、『もう行きたくない!』って」→笑い&拍手
司会「大変なんですね」
す「だからやっぱりこの、富士山も大変なんだなって…山登り」
司会「気持ちいいらしいですよ?」
す「ふぇえ〜…」→笑い
「海とか、そういう楽して感じられる絶景がいいですね」
司会「海と山だったらどっち好きですか?」
す「私は海ですね」
司会「海派!」
す「海で、ビタ一文脱がずに」→笑い
司会「泳がずに?」
す「私、海に行かないくせに水着をいっぱい買ってしまう習性があって…見せもしないのに」
司会「はい」
す「非生産的水着がウチにはいっぱいあるんですよ」
「なんですかね…水着の、海に行く以外の利用法は無いんですかね?」
司会「何か無いですかねえ…」
す「お勤めに行く時にこっそり下に水着を」→笑い
「それはちょっと…高まるかもしれませんね」→笑い
司会「w…さあそして、次は…」→笑い&拍手
す「スミマセンw」
司会「どういう風に答えたらいいのか…w」
す「深入りしない方が…」
司会「『それはファンとしては見たいですねえ』とか言うのもどうなのかなあ、とか」
す「や、もうちょっと身体が何とかなったら…」
司会「ファンとしては見たいですよねえ」
す「やっぱり無いです」→笑い
「無い無い無い…」
「ここにね、二の腕にね、知らない肉がね、あるんです」→笑い
「知らない肉がいなくならないことにはね、お見せできないんですよ」
同志「それはそれで!」
す「良くないよ!」→笑い
「良くないしね…ハイ」
司会「後々期待してます、っていうことで…よろしくお願いします」
す「まとめて下さい…」→笑い
●上坂すみれといえばやっぱりロシア
続いて上記のテーマがスクリーンに表示されました。
画像も変わって、口元に手を当てているすみぺの周りに「ここ行ってみたい」「ロシア研究で力を入れたいのは」「今後ロシアでやりたいことは」「ロシアに済むなら何を持って行こうか」というフキダシが出ていたと思います。
司会「ということで、続いては、上坂さんといえばやっぱりロシアなんですけれども」
す「はい」
司会「ロシアは色々研究もされてたり」
す「そうですね、色々と…」
司会「もし今後、研究をするのに力を入れたいというところはありますか?」
す「ああ〜、そうですねえ、今まで行ったのが、ロシアだとモスクワと、ペテルブルクとサハリンなんで、意外とこう、一番行きやすいところであるウラジオストクとか…新潟からすぐですね…飛行機でも新潟からだと、どのくらいだろう、3時間くらいで着くのかな?」
「…とか、あとはバイカル湖とか! 世界で最も深くて、様々な遺体が」→笑い(注:沈められている、と言っていたように思いますがよく聞こえませんでした)
「底知れぬ、オカルトスポットであるバイカル湖! のあるイルクーツクとか」
「あとアジア系のロシアにぜひ行ってみたいなあ、っていう」
「シベリアとかも行ってみたいですし」
「やっぱり『シベリア送りだ!』って言うからには、自分がシベリアに行かないことには説得力が無いじゃないですか」→笑い
司会「ああ…」
す「同志30人くらいを募って、皆でシベリア決死旅行とか」→笑い
「毎日出席をとるたびに誰かが姿を消して…」→笑い
司会「怖いよぉ…w」
「じゃあツアーをしてみたいと」
す「シベリアツアーを」
司会「あとはロシアでやってみたいことってありますか?」
す「そうですねぇ〜、今まではイベントとかで行くことが多かったんですけど、やっぱりもっとこう、幅広い人にロシアの風光明媚なところを知ってもらいたいので」
「私前に『UESAKA JAPAN!』っていう日本の風景が見られる写真集を出したんですけど、今度ロシアの風景と、旅する私みたいな写真集が出したいですね」
司会&会場「おお〜」
す「シベリア鉄道に乗って、ちょっとずつ疲れていく私…」→笑い
司会「ちょっとずつw」
す「風景が同じで飽きてきた…」→笑い
司会「それちょっと楽しみですね」
す「プーチンに会いに行こうとしてKGBに連行される私」→笑い&拍手
「なかなかKGBに連行される瞬間の女性声優は…」→笑い
「ちょっといいな、って思いますね」
司会「見てみたいです」
す「はい」
司会「でも悪いことはしないでくださいね」
す「わかりました…」
司会「では次のコーナーに行きたいと思います」
●すみぺVS同志軍
スクリーンの画像が切り替わり、上記のテーマが表示されました。
司会「同志軍VSすみぺ! ということで、クイズ対決でーす!」
→会場拍手
司会「ロシアや上坂さんに関するクイズを行います」
す「はい」
司会「ロシア通の上坂さんと、ロシア通でも無いかもしれないんですけど、知識はあるよという同志の皆さんとの対決になります」
「皆さんは、ググって頂いても結構です」→笑い
す「有利だぁ〜」
司会「前半の回では、かなりググってる方がいらっしゃいました」→笑い
「お手元に4枚の紙があると思いますので、回答の色を大きく挙げてくださいね」
(注:入場時、参加者には4枚の色画用紙が配られていました)
「もちろん(問題の)内容は上坂さんも知りません」
す「そうなんです」
司会「では1回テストをしてみましょう」
ということでまずは例題がスクリーンに表示され、すみぺが読み上げてくれました。
す「(読み上げて)上坂すみれのシングルで、以下の4択の中で新しい方から3番目はどれ」
赤:パララックス・ビュー
黄:Inner Urge
緑:恋する図形
青:七つの海よりキミの海
す「この例題は、すっごい引っかけなんですよ」
会場「えっ?」
す「もう騙されたんですよね〜めっちゃめちゃ」
司会「さあ、皆さん回答をどうぞ!」
ということで各々、正解と思う選択肢の色画用紙を掲げました。
す「けっこう色んな方がいらっしゃる…」
「赤が多いかな?」
司会「赤多いですね…上坂さんは」
す「赤でお願いします!」
司会「では答えをどうぞ!」
ででん、というSEとともに正解がスクリーンに表示されました。
正解
赤:パララックス・ビュー
会場「おお〜」
司会「これは知ってましたよね」
す「この…全くプーシキン美術館と関係無い」→笑い
「不安にさせられる…w」
司会「1問目なので、皆さんからしたらとても簡単だったという…」
す「私さっき間違えましたよね」→笑い
「気をとりなおして…」
司会「はい、気をとりなおして参りましょう! では第1問です!」
(注:以下、毎回問題文はスクリーンに表示されましたが描写は割愛します)
・第1問
す「(読み上げて)この絵を描いた画家は誰」
問題文とともに、真っ黒な正方形が描かれた作品の画像がスクリーンに表示されました。
す「これバグじゃないですよ」→笑い
「こういう絵なんですね」
赤:ゴッホ
黄:マレーヴィチ
緑:ロトチェンコ
青:ピカソ
す「これ手抜きじゃないんですよ本当に」
「締切間に合わない…新刊落ちましたの絵じゃないんですよ」→笑い
「ひどいですよね、これだったら」
司会「何番だと思いますか?」
す「私は、黄色のマレーヴィチにします」
司会「皆さんはどうですか…どうぞ!」
各自回答の色を掲げました。
す「緑も多いけど…黄色が多いかな?」
司会「では答えはどうですか…どうぞ!」
正解
黄:マレーヴィチ
す「正解はマレーヴィチ〜」
「(読み上げて)ロシア・アヴァンギャルドを語る上では欠かすことのできない画家の一人カジミール・マレーヴィチの『黒の正方形』彼の代表作の一つですね」
「…ということで、皆もあまりにも作品が間に合わなかったらこの手段があるということで」→笑い&拍手
「締切も怖くない! ということで…」
・第2問
司会「さあ続いて参りましょう、どうぞ!」
す「(読み上げて)ロシア発の大人気キャラクター、チェブラーシカ。チェブラーシカとはどんな意味?」
赤:おっとり照れ屋さん
黄:ばったり倒れ屋さん
緑:うっかり忘れ屋さん
青:(デブ声で)がっつり食いしん坊さん→笑い
司会「これ簡単なんですか?」
す「これは…そうですね、でも作品を見てても…言ってたかなあ」
「でもなんかチェブラーシカのソ連版のアニメは、すごい哀愁漂う…チェブラーシカは自分が何者か知らないという…アイデンティティを失った人なんですよ」→笑い
「それでみかん箱かなんかにいた時に、動物園で職業ワニをやっているワニのゲーナさんという人に出会って…という話なんですけど」
「動物園のワニって仕事なんですね…」→笑い
「シャンシャンとか大変なんだろうなあ…」→笑い(注:会場すぐ近くの上野動物園にいるパンダのこと)
司会「みんなに見て頂いてなんぼ、みたいなね」
す「ね、もう多分消灯後とかめっちゃ荒れてるんだろうな…」→笑い
司会「さあ、では皆さんの答えをお願いします!」
各自回答の色を掲げました。
す「緑…黄色? どっち?」
司会「どっちだろう…あの辺は緑が多いですね。うっかり忘れ屋さん」
す「半分くらいは緑ですけど…」
司会「黄色は…ばったり倒れ屋さん」
す「私は黄色にします」
司会「では、答えをどうぞ」
正解
黄:ばったり倒れ屋さん
す「ばったり倒れ屋さん…」
「チェブラーシカオフィシャルサイトによると、果物屋のおじさんオレンジの箱の中に小さな生き物が眠っているのを見つけ、起こしても起こしても寝ぼけてすぐに倒れてしまうことから、『チェブラーシカ(ロシア語で”ばったり倒れ屋さん”)』と名付けられた…とのことです」
司会「へえ〜」
す「ヤバいやつじゃないですか!」→笑い
「起こしても起こしても倒れる…起きる気力が…w」
司会「ばったり倒れ屋さん、という言葉が、チェブラーシカという言葉であるっていうことなんですね」
す「ねえ! この『なんとかシカ』っていうのが愛称というか、マトリョーシカのシカと一緒ですね」
司会「なるほどね!」
す「そうなんです」
司会「勉強になります…では続いて参りましょう、どうぞ!」
・第3問
す「(読み上げて)ウォッカが入っていないカクテルはどれ?」→笑い
赤:モスコミュール
黄:ソルティドッグ
緑:バラライカ
青:XYZ
す「えっ…シティハンター?」→笑い(注:『XYZ』というカクテルは漫画『CITY HUNTER』で、依頼人がシティーハンターに連絡を取る際に使われる暗号にもなっていた。ちなみにX,Y,Zはアルファベットの最後なので、『もう後がない(ので助けてくれ)』という意味)
す「XYZ…あ、カクテルか…あるあるある。そうだ、第1話に出てくる…シティハンターだ…」
「でもなんか、もれなく入ってそうな気もするけど…」
司会「ウォッカが入ってないもの…」
す「みんなロシアっぽい名前のヒトが多いですし…」
「私はじゃあ…青にしようかな」
司会「皆様どうでしょうか…どうぞ」
各自回答の色を掲げました。
す「青が多いですね…じゃあ見てみましょうか」
司会「答えをどうぞ!」
正解
青:XYZ
す「おお〜!」
「(読み上げて)XYZは、ラムをベースに作られています。ちなみにバラライカとはロシアの民族楽器を指しています」
「確かにウォッカのカクテルって、ロシアっぽい名前が多いですね」
司会「確かにそうですね」
す「はい」
司会「なるほど…」
す「なるほど〜」
司会「さあ続いて参りましょう、どうぞ!」
・第4問
す「(読み上げて)ロシアンブルーはどれ?」
問題と合わせてスクリーンに動物の画像が4つ表示されました。4つのうち、3つはどれも猫の写真だったのですが、1枚だけ…
す「緑のヒト、誰?」→笑い
緑の画像は、明らかにチワワ(犬)でした。
す「緑のヒト…猫じゃなくない?w」
司会「自分ではわかりませんから…」→笑い
す「緑のヒト、自分でもちょっと疑問な顔してるw」→笑い
「…え、でもどっちなんだ?」
司会「ロシアンブルー」
す「ブルーだし、目が青いヒトなのかな…」
「赤もそれっぽいけど…ええ…」
「迷うなあ…青はかわいいですねえ」→笑い(注:明らかに三毛猫でした)
司会「かわいいですねえ」
す「かわいいですねえ」
司会「いっぱいいそうですよね」
す「やわらかそうで…三毛猫って尾道とか江ノ島に住んでそうな…いい猫ですね」→笑い
「えぇ、迷う…わかんないけど…じゃあ、黄色? にしようかな、自信ないけど」
司会「黄色にするそうです! では会場の皆さん、どうぞ!」
ちなみに選択肢ですが、
赤:毛の色がグレーっぽい猫
黄:瞳が青っぽい猫(シャム猫だったかな?)
緑:明らかにチワワ
青:明らかに三毛猫
という感じだったと思います。
各自回答の色を掲げました。
す「うわー! マジ? そうなの?」→笑い(注:赤が多かったです)
「ブルーって何のブルーなの? え…正解を見てみましょう」
正解:
赤:毛の色がグレーっぽい猫
す「えー、そうなんだ…(読み上げて)ロシアンブルーは、楔形の小さな頭に、エメラルドグリーンの大きな目、先が尖った耳は離れてピンと立っているのが特長です。頭をすっと持ち上げたような首の姿勢ではコブラ・ヘッドとも呼ばれています。飼い主に忠実で、犬のような性格と評されることも多いですが、プライドが高く気まぐれで、自分が親しんだ相手が他の猫に情をかけると猛烈に嫉妬することもあります」→笑い
「へえー! そんな猫なんだ」
司会「すごーい!」
す「ロシアンブルーって…どこがブルーなんだろう」
同志「毛の色!」
す「毛の色?」
司会「毛の色がちょっと青っぽい」
す「そうなんですね! へえ〜」
「でもね、うちの猫の方がかわいいんだ」→笑い&拍手
「そうなんですね…いやあ勉強になりました」
司会「では続いて参りましょう、どうぞ!」
・第5問
す「(読み上げて)ロシアのプーチン大統領に、2012年秋田県知事から秋田犬が贈られました。その犬の名前は?」
赤:ミール
黄:サバカ
緑:ゆめ
青:まさる
す「えっ、あの犬名前ついてるんですか…?」
「『1号』とかじゃないの?」→笑い
「えっ、そうなんだ…全然わかんない…」
「これ秋田県知事が名付けて贈ったんですか? それともプーチンさんが命名したのかな…」
司会「プーチンさんがつけられたんですか…?」
す「え、知ってる人いる…?」
司会「見てる見てる、みんな見てる(スマホを)」
す「ググってググって〜、教えて〜!」
司会「プーチンさんではなくて、最近ちょっと話題になった…ちょっとひっかけになっているので、間違えないようにして下さい」
す「ええ〜…秋田犬に名前…」
「でも黄色の『サバカ』とか『犬』って意味ですしね」→笑い
「ロシア語で『犬』って意味なんですよね」
司会「へえ〜!」
す「おい犬! って…すごい『アホガール』みたいw」→笑い
「『ミール』は『平和』とか『世界』って意味ですもんね…ロシアっぽいというか」
「ゆめ、まさる…全然見当もつかない!」
「みんな何かなあ、みんなわかる?」
司会「では皆さんに聞いてみましょうか」
す「聞きたいなあ」
司会「どうぞ!」
各自回答を掲げました。
す「おっ、緑が多い…」
司会「ググって緑にした人、振ってください」
→何人かが緑の画用紙を振りました。
す「あっ、これは信憑性があるぞ!」
「じゃあ、緑だな!」
司会「では答えをどうぞ!」
正解
緑:ゆめ
す「(読み上げて)ゆめ…プーチン大統領は犬好きで有名で、東日本大震災の復興支援への返礼として贈られたそう。『ゆめ』は、大統領が直々につけた名前で、大統領と一緒にメディアの会見に出たこともあるんだとか。『まさる』は、フィギュアスケーターのザギトワ選手の犬ですよ…と」
「へぇ〜! そうなんですか!」
司会「そうなんです…ちょっと定かで無いんですが、間違ってたらごめんなさい。女の子なんですよね、ワンちゃんが。女の子なんだけれども、『勝つ』っていう意味で『まさる』っていう言葉がいいわってザギトワさんが言ったんですけど、女の子ですよ、って皆に言われて、でもやっぱり『まさる』がいいわ、って」
す「へぇ〜、そうなんだ! 日本語の名前からつけてくれるのは嬉しいですね」
司会「そうですね、ゆめちゃんという名前も…」
す「よかった…『犬』じゃなくてよかった」→笑い
司会「ね!」
す「『犬』!『犬』! ってw」
司会「そんなお話でした」
す「なるほどね」
司会「さあ続いて参りましょう、こちら!」
・第6問
す「(読み上げて)ロシアで有名なことわざ、『きのこと名乗ったならかごに入れ』ってどんな意味?」
赤:やるなら徹底的にやれ
黄:一度白状したことは潔く認めよ
緑:誰かの仲間になりたいならば(※メモれておらず不明)
青:好きなことをやるときはまず形から入れ
す「ええ〜?」
司会「なるほど…」
す「なんできのこにしたんですかね?」
司会「きのこと名乗ったならかごに入れ…」
す「でも『白状したことは潔く認めよ』っていうことわざ嫌ですよね」→笑い
「尋問室で使える…」
司会「あんまり使わないですよねw」
す「ええ、これはあんまり、覚えてないなあ…」
司会「聞いたことは…?」
す「きのこは、ロシア人好きなので、けっこうきのこにまつわる言葉は多いイメージありますけど…」
司会「なるほど」
す「きのこのポテトチップスとかありますしね」
司会「えっ!」
す「ロシアのスーパーに行くと…それすっごいおいしいんです…きのこ味」
司会「じゃがいもがきのこ味なんですか?」
す「きのこフレーバーの粉がついてて、すごいおいしいんですよね…」
司会「へぇ〜」
す「えー、何だろうこれ…」
「(変な言い方で)きのこと名乗ったなら、かごに入れ…」→笑い
「(変な言い方で)きのこ…」
「えぇ〜…何だろなあ〜」
「形から入れ、かなあ」
司会「形から入れ?」
す「赤と迷いますけど…」
司会「ああ、なるほど」
す「青にします」
司会「では回答をどうぞ!」
各自回答を掲げました。
す「これはわかんないなあ!」
司会「割れましたね」
す「ウノ! って感じですね」→笑い
「赤かな、赤が多いですかね」
司会「じゃあ答えを見てみましょう、どうぞ!」
正解
赤:やるなら徹底的にやれ
す「へぇ〜!」
「(読み上げて)やるなら徹底的にやれ、日本で言うところの『乗りかかった船』と同じ意味のことわざ。やるなら徹底的にやれ、中途半端はやめようという意味だそうです。人間を森のきのこに例えているあたり、ユーモアがあってロシアらしさを感じますね」
司会「なるほど〜」
す「きのこと名乗ったなら、たくさん仲間を増やせとかではなくかごに入っちゃうのがかわいいですよね」
「もう食われるしか…」→笑い
司会「食べる前提ですよね」
す「酢漬けにされますね」
司会「へぇ〜、面白い!」
す「なるほど、かわいいことわざですね」
司会「かわいいですね」
す「ちょっとこう、部活の先生とかに言ってほしいですね」
「きのこと名乗ったなら! かごに入れ! って」→笑い
「ちょっと和みますね」
司会「和みますね…」
す「はい」
司会「では続いて参りましょう、こちら!」
・第7問
す「(読み上げて)ピロシキはどれ?」
問題と合わせて画像が4つスクリーンに表示されました。しかし…
司会「これサービス問題ですよ」
す「ええ〜!?」→笑い
「ひどくないですか!?」
ぶっちゃけ、1つを除いてどれも似たような写真でした。(1つは明らかに餃子)
「これはひどい…」
司会「簡単なので、会場のみなさんどうぞ!」
各自回答を掲げました。
す「えっ、簡単ですかこれ…逆によくわかんなくなっちゃった」
「だって形状しか違うところが…」
しかし会場の回答はおおよそ同じ(黄色)でした。
す「えぇー! ウソぉ…」
「じゃあ、黄色…に、しますね…」
司会「じゃあ黄色でお願いします…正解どうぞ!」
正解
黄色:ピロシキ
ちなみにそれぞれの選択肢の内容も明らかになり、
赤:カレーパン
黄:ピロシキ
緑:コロッケ
青:餃子
という内訳でした。
す「いやいやいやいや!」→笑い
「待って下さい、待って下さいよ!」
「異議あります、異議ありますよ!」
司会「何か問題でも…」
す「ありますあります…だって、ロシアに行ったらピロシキってめちゃめちゃいっぱいあるんですよ」
「そもそも揚げてないんです」
司会&会場「へぇ〜」
す「そうなんです、普通にお惣菜パンみたいなやつなんですよ」
司会「ほぉ〜」
す「ホント衣とかなくて、揚げてあるというか焼いてる? 焼いてて、表面がちょっと卵黄で色合いがついてて、中には色んな…キャベツとか、タマゴとか、お肉とか、りんごジャムとか」
司会「甘いのもあるんですね」
す「そうなんです、お惣菜パン一般のことを言う…」
司会「日本でいうおやき的な…」
す「そうですねえ…おにぎりみたいな扱いで、めちゃめちゃ種類があるので」
司会「へぇ〜」
す「この問題はちょっと…みんなピロシキに見えますもん」→笑い
「探せばこの青のピロシキ(注:餃子)ありますよ」→笑い
司会「それは失礼致しました…」
「問題を『日本で言うところのピロシキ』とすべきでしたね」
す「そうですね…いやあびっくりしました」
司会「勉強になりますね…さあ最後の問題とさせて頂きます、どうぞ!」
・第8問
す「(読み上げて)映画『007 ロシアより愛をこめて』の日本公開は1964年。では、『ロシアより愛をこめて』がサブタイトルとしてつけられたテレビのアニメ番組は」
赤:こちら葛飾区亀有公園前派出所
黄:ルパン三世
緑:ゴルゴ13
青:それいけ!アンパンマン→笑い&拍手
す「(アンパンマン)ちょっと見たいですねw」
司会「気になりますねw」
す「『劇場版アンパンマン ロシアより愛を込めて』」→笑い
「めちゃめちゃかっこいいw」
司会「どんな感じでアンパンマン出てくるんでしょうね?」
す「いいですね…w」
司会「ちょっと見たいですね…そしたら(上坂さん)もちろん出ますよね?」
す「いちご大福ちゃんという役をやってまして、女スパイみたいな…」→笑い
「このいちご大福の中には自白剤が入っているの」→笑い
「あなたには全てしゃべってもらうわ」→笑い
「…見たいですね〜」
司会「見たいですね!」
す「ばいきんまんが大量のね、◯薬とか隠し持って…」→笑い
「恐ろしい話です…」
司会「(問題が)これは簡単」
す「これは簡単…見覚えありますね。黄色でお願いします」
司会「皆さんもどうぞ」
各自回答を掲げました。これは黄色が多かったです。
す「アンパンマン派の人いるかな…」→笑い
司会「期待をこめて、みたいなね」
す「私も見たい…」
司会「さあ正解どうぞ」
正解
黄:ルパン三世
す「(読み上げて)『ルパン三世 ロシアより愛を込めて』は、ロマノフ家の幻の財宝を巡って争奪戦が繰り広げられるとう物語。見方によれば、プーシキン展の美術品も、ロシアの幻の財宝。ルパンの手を借りずに済んでよかったですね」
「…パクってきたんですか?」→笑い
「そうですね…幻の財宝というか、ロシア帝国時代から守りついできたものですからね」
司会「そうですね…では、アンパンマンに期待をこめて、クイズはこれで終了とさせて頂きます」→会場拍手
クイズ正解数の集計があり、(集計中、すみぺがシャンパングラスを持っている画像がスクリーンに映っていました)結果が発表されました。
司会「結果は、すみぺ6ポイント、同志7ポイント! ということで、同志の皆様の勝ちでーす!」→会場拍手
司会「後ほど、サイン入りのプレゼント抽選がありますのでお楽しみに」
す「はーい」
●Q&A
司会「続いてのコーナーはこちらです! Q&A〜!」
「事前にみなさんからツイッターで募集した質問に答えて頂くというコーナーです」
用意された箱の中に質問内容が入っているということで、すみぺが引いて質問を読み上げ、答えていきました。
Q:シチューキンやモロゾフのように美術品をコレクションするとしたら、どんな美術品を集めますか? またそれらを展示する美術館を作れるとしたら何と名付けますか?
す「おお〜、何だろう、美術品かぁ〜」
「何がいいかなあ…もう、まんだらけを作りたい」→笑い
「まんだらけすみぺ館ができたら最高ですよね」
「私の私物を高値で販売する…」→笑い
「これでもう生活には困らない…」
「私のお部屋は、だいぶ色んなものが飾ってあるんですけど、最近猫さんを飼い始めたら、ことごとく猫さんがシルバニアの村とかを破壊し始めて」→笑い
「だから飾れなくなっちゃったので、こういうのが作れたらいいですね」
「…シルバニアの目線から見たら、猫とか魔獣ですよ」→笑い
Q:スペシャルサポーターを務める水谷豊さんといえば『相棒』ですが、相棒と言える人、または相棒にしたい人はいますか?
す「私の相棒と言えば、たぶん三澤さんなんじゃないかな…」
「でも、共倒れしそうな…」→笑い
「どっちも常に体力が少ない…」
「銃撃戦とかに弱そうですし、もう張り込みしてたら寝ちゃう…川の字になって寝ちゃう」
「相棒ね…います? そんな、相棒って…(長久保アナに)相棒います?」
司会「(えっ、という顔)」→笑い
「普通の答えじゃつまらないと思うんですけど、主人…」
会場「おお〜」
す「(無声音で)人妻…!」→笑い&拍手
「それは、いいお話をありがとうございます」→笑い
「だからそんななんか、素敵な感じなんですね…」→笑い
「人妻のオーラだったんですね…」→笑い
司会「どうなんでしょうね…」
す「いやあ素晴らしい…」
Q:プーシキン美術館より来日した数々の風景画の中に自分を投影するなら、どの1枚を選びますか?
す「いや牛ですね」→笑い(注:『牛のいる風景』のことですね)
司会「牛ですね〜」
す「私は牛になりたい!」→笑い
「牛は草食べて、いい暮らしをしてますからねえ」
Q:フランス印象派の絵画には、ロシアの同時代の美術モチーフやタッチなどと比較してどのような感想を持たれましたか
す「同じ時代のやつだと、帝国末期からロシア・アヴァンギャルドの頃だと思うんですけれども」
「でもロシアの風景画を描いたとしても、『奴隷が船をひいている』とか『貧しい農民がじゃがいもを食べている』とかそういう絵になりがちなんですよ」
「だからこういうフランスの日差しあふれる…モネさんの橋の絵とかは、ロシアにはありえない光景なんですよね」
「あんなのもう即枯れですから」→笑い
「即枯れしますし氷りますし、ロシアのコレクターはああいうフランスの田園風景に憧れがあったんだなあって強く感じますね」
「だっていつ見ても思いますけど、プーシキン美術館展のチラシにある『草上の朝食』ですか? ピクニックしてる…楽しそうですもんね」
司会「ね!」
す「ロシアだったらあと2枚くらい重ね着しないといけないし、めちゃめちゃウォッカがあると思って」→笑い
「工業用アルコール持ってきて…」→笑い
司会「かなり(アルコールに)強くないとね」
す「かなり…そうなんです、だからやっぱりフランスの貴族っていうのは、ピクニックとか優雅だなあって」
Q:ロシアの人々がフランスに憧れ、作品を集めていたものが美術館に収蔵されたと伺いましたが、すみれちゃんが今憧れているものは何かありますか?
す「そうですね…私は昔からですねえ、不老不死に憧れて…w」→笑い
「不老不死っていいなあ〜、って…」
司会「すごい」
す「そうなんですよ、どうしたらなれるんですかねえ…」→笑い
「私300年くらいは少なくとも生きたいと思っていて…この形状のまんまで」→笑い
「それで迷える人を後ろから観察したり…」
司会「後ろから」
す「陰から…で、危ない、っていう時に超能力を使って助けてあげたりとか…そういう暮らしがしたいんですけど」
「声優と並行しながら、不老不死の研究もそろそろ」→笑い
「20も後半にさしかかるので、そろそろ不老不死、目指そうかなって」
司会「あ、ありがとうございました…」→笑い&拍手
●プレゼントコーナー
司会「時間も迫ってまいりましたので、最後のコーナー参りましょう、プレゼントコーナーです!」
す「おお〜」
ここでステージ上に、いくつかのグッズが乗せられた長机が運ばれてきました。
す「ミュージアムショップで販売されている、色んなグッズに私が、サインを描きましたので、こちらを6名の方にプレゼントするという」
ということでくじ引きによりブックレット、トートバッグ、バンダナ、図録がプレゼントされました。
●ED
プレゼントコーナーが終了して。
司会「あっという間の1時間だったんですけれども…」
す「いやあ、あっという間でしたね!」
「…実のある話はあんまり無かった…」→笑い
「でもみんなが笑ってくれたので私も楽しかったです。ありがとうございます」
ここで恒例の写真撮影がありました。
マネージャーさん(かな?)「上坂さんの不老不死を願って、『不老不死!』の掛け声で…」→笑い
す「『しー』でにこってしますもんね…」
ということで前代未聞の掛け声とともに撮影が行われました。
撮影終了後…
司会「皆様ご協力ありがとうございました。では最後にPRと、シメを上坂さんお願いします」
す「皆さん展覧会もほぼ観られたということで、展覧会の参考には、ちょっとならなかったかもしれないですけど」→笑い
「ぜひこのトークショーを踏まえて、もう1回観て頂いたり、音声ガイド聴いて頂いたりすると、楽しいかなと思います」
「あとは、さっきの私のフリー素材みたいな写真がいっぱいあったと思うんですけれども」
「私が色々プーシキン美術館展をめぐって楽しんでいる…私ちょっと見てすごい面白い動画だなあと思ったんですけど…私の面白動画が、公式サイトにアップされるらしいので、よかったらチェックしてみてください。ということで、本日はありがとうございましたー!」→会場拍手。ここですみぺは退場されました。
司会「皆様ありがとうございました。今お話がありました動画ですが、皆様にちょっと見て頂けたらと思います」
「この動画はGW明けから随時公開される予定です。それから…スタッフからのお願いです。ツイッターをフォローして下さい!」→笑い
「そしてこのプーシキンのことを拡散して下さい!ということでしたので、そちらの方も是非よろしくお願い致します」
このあと、すみぺ出演のPR動画が流れました。(なぜか会場からは笑いが…)
同一の動画はyoutubeで視聴可能です。(以下、該当動画のURL)
https://www.youtube.com/watch?v=KxyRebUqN7M
動画終了後。
司会「何で笑ってるんですか皆さんw」→笑い
「非常に可愛らしかったですね…本日はどうもありがとうございました!」
→会場拍手で長久保アナも退場され、以上でイベントは終了でした。
参加された皆さん、お疲れ様でした!
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