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【最終回】Sodaオープンまでの道のり

こんばんは。
学生は夏休みに入り昼間でもたくさんの子どもさんが遊んでいるのを横目に、デイサービスSodaの開店準備は佳境に差し掛かっております。
8月1日オープンの2日前です!

前回のわたしの記事で報告しましたが、今回の記事で「岡山にデイサービスを作ります。」のマガジンが完結となります。
その最後を担当するのは、わたくし土井です。
今回のデイサービスプロジェクトの代表が書くという、まるで計算されたかのようなタイミング。
やはり運がいい。


このマガジンがスタートしたのは2023年4月18日。中山さんの記事
言い出しっぺは小武くんで、「立ち上げまでの自分達の想いを記録用に綴っておこう!」というアイデアでした。
学生時代にブログを書いていたこともあり、それほど拒否感はありませんでしたが
やるなら徹底的にやる。そこだけは決めていました。
そして3人みんな1回も欠かすことなく毎週書ききったのは本当に素晴らしいことです。
デイサービスを立ち上げるまでの1年以上毎週noteを書き続けた人が何人いるか。
これはわたしたちの実績になるはずです。

この1年3ヶ月で書いた記事は
個人としては全22本、マガジンとしては全65本の超大作。

そしてこれを機に、今までの自分の記事22本を全て見返してみました。
そんな暇はないと思いながらも、実際に事業が始まる2日前だからこそ
一度立ち止まってこの1年を振り返ってみようと思いました。
そして、記憶に残っているものをいくつかピックアップして紹介したいと思います。




2023年6月6日
第3回 「何でも屋さんとは」より

PT免許、旅行の国家資格、運転免許、趣味である自転車の知識…etc

かねてより「何でも屋さんになりたい」と言っていましたが、ここで言語化して、その想いは今でもずっと持ち続けています。
だからこそ自分の手札を増やすために、たくさんの行動を臆することなく続けられているのだと思います。

ここからSodaのコンセプトでもある「そうだ、一緒にやってみよう!」にもつながっているんだな、というのも感じました。




2023年8月8日
第6回「地域に開くって?」より
2023年7月から始まった鞆の浦 地域医療プログラムの初回参加後の記事です。

さくらホーム羽田冨美江さんの言葉と
鞆の浦 地域医療プログラムの参加メンバーと共有した価値観

ようやくここで自分の中で「幸福の定義」がしっくりきました。
それを基にしてSodaの体験デザインがなされています。

また、「自分はどこまでも医療介護の専門家であり、その立場からひっそりとまちで活動する」というわたし自身のスタンスもここで確立されたように感じます。

「医療・介護を知るきっかけになる」
「将来自分や家族かかわることになる未来(介護)をもっと明るいものにする」
「大好きな場所で安心して暮らし続けることができる」
これがSodaの使命だと思っています。




自分を深堀った回もありました。
2024年9月19日
第8回「自分が起業したい理由」より

中学時代のモブキャラ経験を経ての自分の想い。
「”クラスメイトD”ではなくコミュニティのいちメンバーとして認められたい」という思い

あまり人に言ってこなかった自分の経験や価値観を赤裸々に綴りました。
Sodaをやるに至った経緯よりももっと深い、「なぜ会社を興すことになったのか」「その原動力とは」に近いものです。
この原体験があるからこそ情熱が尽きることなく前に進むことができています。
過去のつらかった経験も10-15年経てば原動力になります。




ずっとやりたかったまちづくり活動の第一歩を踏み出せた時のこと。
2024年3月26日
第17回「会社設立の初めてだらけはまだまだ続く...」より

頭の中の妄想が後に現実となりました

Sodaが完成する前から多くの方に知ってもらうために
大学生と家具の設計~DIYをやったり
小学生と壁塗りイベントやったり
大人から子どもまで参加できるようなオープニングフェスティバルを開催したり
たくさんのことを実現させることができました。

「Sodaですよね?知ってます!」
「何ができるのかなってずっと気になってました~!」
「子どもが夏休みの作文でSodaのことを書いてました!」

医療・介護業界ではない方が、Sodaをデイサービスとしてではなく、まちのいち施設として知ってくださることが多くて
これが本当にうれしく思います。
早くもSodaの使命をひとつ達成できつつあるのではないかと思います。




ここ最近の記事でもハッとすることがありました。
2024年6月18日
第21回「工事の進捗と個人の重大発表」より

結婚報告の中で、仕事はもちろん家庭が大事
という流れです

7月20日のオープニングフェスティバルの準備だけでなく
8月1日からのデイサービス開店の準備など
家に帰るのがかなり遅くなってしまうことが最近続いています。

帰りが遅くなるのは自分の中では分かっていたことで、今まで通り当たり前だと思っていましたし
妻にも前もって説明はしていて承諾は取れていたと思っていました。
でも、それってお互いの共通認識だったとしても
夫婦関係という観点からすると健全ではないよな、と思いました。

「良い意味で公私混同」と言ったような記憶がありますが、家族ができた以上やはり仕事とプライベートの線引きは必要だと感じました。




このように1年3ヶ月で多くのことをアウトプットしてきました。
改めて振り返ってみると、始めは文章を書くのがへたくそだったな、と思いました(笑)
今も上手なわけではないですが、1年前は相当なもんでした。
文のつながりを意識しているつもりでも、誤解を与えそうな言い回しや言葉足らずで稚拙な表現など、今見ると恥ずかしいもんです。

そして、着実に前に進んでいるな、ということも再確認できました。

いろんな場所へ足を運んで、人と会い、他を知る
人前に出て自分のことを伝える
体験を考える、融資をもらうのに奮闘する、法人設立で頭を悩ませる、指定申請でドキドキする、まちづくりのために楽しいイベントをする
そしてメンバー3人で250回以上のミーティング

目標に向かって一歩ずつこつこつと続けてくことは本当に大事です。
自分達の経験をもって改めて感じました。
そしてこれは自分たちのゆるぎない実績です。

このnoteは自分たち用に、と始めたものですが
いつか他の人が見て何かを得てくれると幸いです。


わたしたちの挑戦はまだまだ続きます。
今までご覧いただきありがとうございました。
そしてこれからもよろしくお願いします!

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