前置き:御朱印趣味

 2年前の正月から、御朱印巡りを始めました。そのちょうど前年が厄年ということもあってか、主に仕事の面で上手く行かないことが沢山ありました。

 「ああ、もう何をやっても駄目だ…死にたいよぉ…」と絶望に打ちひしがれていた僕は、ふと思い立ちました。

「じゃあもう神仏にすがるしかなくね?」

 そうして始めた御朱印巡りですが、現在でも月に1〜2ヶ所は神社仏閣を訪れては納めています。飽きっぽい性格の自分にしては、よく続いている方です。最近では、熱が高じて歩きでの霊場参りも始めました。

 御朱印には様々な醍醐味があります。1つ1つの御朱印に趣があり、特にその書き上げられる過程に目を見張ること。地方で頂く際には「どっから来たの?」から始まる会話。「今の自分の願いってなんだっけ?」と振り返ることが出来る時間。その他にも色々あります。

 現在少なくとも100以上の聖地を巡りました。それでは当初の目的通り、神仏の加護で自分の人生が報われたのか?そう考えるとあまりその霊験は感じません(もしかすると、自分が感じていないだけかもしれませんが)。「救われたい」という思いがきっかけでしたが、今ではその様な見返りを求めずとも、沢山の楽しみがあるのでそれで十分良いと思っています。

「いやー良いセレンディピティだわ。とりあえず2年前の自分、グッジョブ」

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*左が建長寺、右が乃木神社の御朱印帳です。一応、神社とお寺で分けています。

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*四国霊場八十八ヶ所と秩父霊場三十四ヶ所の納経帳です。四国へは昨年5月のGWで友達とレンタカーで巡っていました。秩父は今年の春から歩きで巡っています。いずれも未納の札所があります。

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