【手技道コラムNo.37】~顎について~(再掲)

2014.11.28掲載

こんにちは、手技道バイオバランスセンターの門田です。

早いものでもう12月が目の前ですね。手技道でもクリスマスを先取りと言う事でアナと雪の女王のオラフ君、グリーンモンスター、ツリーと色々な物が置いてあります。Facebookにも書かせて頂きましたが、院長のそれぞれのイベントは楽しむべきという方針に基づいて飾っています。ご来院されたらぜひ楽しんでください。

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さて、冬になると循環が悪くなり、筋肉が固まりやすくなって、ぎっくり腰や寝違えなども起こしやすくなりますが、その筋肉の固まりで首が固まって首の位置がねじれると顎関節にも影響してきます。そんな顎、もっというと顎関節について今回はお話しようと思います。

「エラが張って顎が痛い」、「ここ何年か急激にエラが出てきて顔が太く見えるようになった」、手技道に来院される患者さんでフェイスをやりたいという患者さんから時々聞かれる言葉です。実はこのエラが顎関節の循環不良、またそれと合わせて首の張りが密接に関わっている事をご存知でしょうか?

エラが張る原因としては、いくつか考えられ、例えば硬い物(せんべい、するめ等)をよく食べており、それが何年もに渡った場合や歯ぎしりを多くしていた場合等もその原因になるのですが、実はむち打ち等の首のダメージが原因で首周りのリンパが流れなくなりそれが原因でエラが張ってくる事もあるのです。

首の第一頸椎、第二頸椎が特に噛み合わせと関連が深いですがこの位置がくるってくると顎関節症になってしまいます。

顎は首とともに体重の5分の1ともいわれる頭の重さを常に支えており、縦の力には非常に強いです。その反面、横の力には非常に弱く、例えば頬杖をよくつく人が右だったら右だけ、左だったら左だけで頬杖をついているとそれで首の位置がずれ、顎関節症になる場合もあるのです。え、そんな事でと思われるかもしれませんがそれぐらい横の力に弱いのです。

また、正中(へそ、鼻の頭のてっぺん、股の真ん中を通る線)から外れた所で物をかんでいると必ず顎関節症になります。これは左右どちらかに体の軸が寄っていると首の位置もねじれ、上記にありますが第一頚椎、第二頚椎の位置がくるってしまうからです。

一度くるってしまった軸位置は治らないのでしょうか。いえいえそんな事はありません。手技道でも首の軸位置を元に戻す施術は行うのですが、自分で出来る噛み合わせを元に戻す方法があります。先日発売させて頂いた「指1本でほうれい線・シワ・たるみが消える!」のP98~P99に掲載しておりますが、焼き鳥などに使われている竹串を左右均等に噛んでください。この時に上の歯と下の歯を鏡を見ながら出来るだけ同じ場所であわせるのがポイントです。基本3分、出来れば5~10分ほど噛んで下さい。これによって噛み合わせが徐々に戻ってきます。

分からなければ、個別にお伝えしますので、お気軽に聞いて下さい。

ではまた。


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