実況中継のススメ

よくわからないけど、忙しい。
よくわからなくはないな、訂正。
いろいろしなきゃいけないことがあって、忙しい。
たまにぼーっとしていると
その後、バチが当たったかのように多忙の波が押し寄せてくる。
我ながら不思議だけど、そういう運命のもとに生まれたようだと半ばあきらめています。
だから程よい余裕と隙間を確保するためにも
「程よく忙しい」を保っておかねばならない。ややこしい。
そういうことを頭で分かっていても
気持ちと身体が付いていかないことある。大抵そう。
そういう時、どうするかっていう話です(前置き長い)

なんともやる気でないわーっでもしなくちゃなーっていうとき
「一人実況中継」をオススメします!
やり方は簡単。
「自分のやってることを頭の中で実況する」
以上。

例えば今朝、洗濯物を干しました。
週末なので山のような洗濯物。
私は家事の中では「洗濯物」が一番イヤ。
(ちなみに干すのは第二位、イヤ度ナンバーワンは畳む)
はあああああって思いながら洗濯物を洗濯機から取り出して
そこから実況始めました。


「さあ、キキさん何から始めるのでしょうか!タオルからはじめました。なかなかの量です。端から順に・・そうですね、乾きやすいように厚い生地は外側に、薄めのは内側、さすがです!干す場所がなくなったぞ・・おっとハンガーにかけ始めた。イレギュラーな対応も完璧です!ハンカチはどうするのでしょうか・・きれいに真ん中で畳んで干す!そうするとアイロンがけが楽なんですよねえ、いいですねえ・・・・」


っていう感じ。
文字にするとなんて幼稚なことをしてるんだと冷静になってしまうけど
そこはぐっと我慢笑
実況中継のポイントは一つ。

「ひたすら肯定する。褒めまくる。」

そう思ってさっきの実況中継例を再読すると(したくないけど)
ひとつも否定してない、肯定しまくりなのが分かりますね。
やりたくないことをする。
これってすごいパワーいるじゃないですか。
それをやってるだけでもすごいえらいさすが自分!
ということで、どんどん褒めてテンション上げていく作戦。
何気ない所作でも
実はそこには生活の知恵や知識、経験が詰まってること
結構あります。
洗い物の順番とか無意識に考えてるはず。
そういうのを丁寧にいちいち褒めていく。セルフで!
そうするとすごく気持ちが良くなってくるの。
「もしかして、私、天才かもしれん」
と思う瞬間もあったりなかったり笑
でもそういうテンションだと身も心も軽くなって
動きが1.5倍機敏になっているのは間違いないと確信しております。
(私比だけど言い切る)
あほらし・・と思わず、一度「実況中継」をお試しいただき隊!

さらに上級者向けになると
「その実況中継を『推し』がしている」という設定にする。
・・・真顔でこの言葉をPCに打ち込みながら、もう一人の自分が「こいつは生粋のアホだな」ってあきれてるけど気にしない・・・
具体的には、セルフ実況とほとんど同じだけど
「いや~僕にはできないなあ、さすがキキさん」
だの
「この料理好きなんですよねえ」
とか
推しが言ってくれたらうれしいな!
っていうセリフをところどころかましていくのがポイント。
あ、もちろん推しになるべく擬態して
声はもちろん、口癖や言いそうなことを想像して織り込んでいくのです。
そうすると機敏にもなるし、元気勇気やる気好きが2倍以上増しになるので
これもトライしてみる価値は十分にあると思います(ぜひ。

もしかして会社でのお仕事中も実況中継できるかもしれないけど
うっかり口に出てると周りの人は、おいおい、となるので
くれぐれも「頭の中で」を気を付けてくださ~い。



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