カブトムシの話

心の純粋さを取り戻したい
シュフロンです、こんにちは

娘たちの通う幼稚園の降園時間が、普段は2時なんです。
でも水曜日だけは、1時間早く、1時に家に帰ってきます。

そうなると、娘たちも家で退屈だということで、近くの公園に遊ばせに行くことになります。それなりに大きな池のそばに作られた公園で、小学生ぐらいの子供が10人から15人ぐらいは遊べそうなところじゃないでしょうか。私の娘たちと同じ幼稚園に通う他の親御さんもお子さんたちを連れてきていて、多いときは総勢12,3人ぐらいの子どもたちが遊んでいます。

今日は7,8人だったんですが、ブランコやすべり台で一緒に子どもたちと遊んでいました。すると、少し遠くで公園を散歩していたおじいさんと、2,3人の子供が話していて、何やら袋を受け取っていた。私は、他の子と遊びながら、なにかもらってるなぁと思っていたんですが、しばらくして袋をもらった子供がやってきて、中身を見せてくれました。

袋の中に入っていたのは、なんと、立派なカブトムシでした。大きさは手の幅ぐらいで、つやつやと黒光りしている、それはそれは中々のものでした。ただ私もカブトムシには詳しくないので、カブトムシ界では小型に分類されるかも知れません。でも、自分が自然の中で見たことのない大きさだったので、かなり驚きました。

そんな大きなカブトムシを見て私がすぐに思ったことが、悲しいかな「これ売れるんじゃない」でした。悲しいですよね。すぐお金に変換してしまう大人になってしまいました。子供たちは無邪気に騒いでるだけなのに。こんな立派なカブトムシがいるんなら、他にもいるんじゃないか?捕まえたら売れるんじゃないか?そう思ってしまいました。

カブトムシをもらった子供に、ひとしきり触らせてもらって、ちゃんと返しましたよ。もらったりはしません、もちろん。明日、虫取り網とカゴを持って、もっとすごいカブトムシ、ゲットしに行きますから。

以上です、では。

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