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AI家庭教師『スタディメーター』のつかいかた

2020年始に公開してから、いろいろな方に注目していただいているAI家庭教師『スタディメーター』。日々機能改善を続けていますが、認識しない問題があるなど、使い方に困られている方からのお問い合わせをいただくことが増えてきました。

この記事で、スタディメーターの使い方や、これを使った学び方をまとめたいと思います。

使い方① わからない問題を調べよう!

分からない問題があったとき、スマホで問題の写真を撮ると、その問題を解くためのヒントを調べることができます。また、撮影するのは、学校のドリルや塾の問題集など、なんでも大丈夫です。

1.「しゃしんをとる」を押します。

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2.分からない問題があるページの写真をとり、問題の部分だけを切り取ります。

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3.まずは、『これをやってみよう』の問題の解き方を考えてみましょう。これは、写真を撮った問題と同じ考え方をする簡単な問題です。これが解けたら、もとの問題も同じ考え方で解けるはずです。

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4.もしこの問題も解けなければ、下にある動画(一部の問題)やヒントを読みましょう。

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5.それでもわからなければ、『わからないときは』のところから、もっと前の単元を復習してみましょう。

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使い方② いろんな単元をまとめて復習しよう!

「もんだいリスト」では、計算問題を含めた小1~小6の全単元を網羅しています。(AIが認識しないものも含まれています)

分からない単元が決まっている場合や、昔の学年の問題をまとめて復習したいときは、こちらから順番に勉強してみてください。

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ポイント① 「文章・図形」モードと「計算」モード

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スタディメーターには、「文章・図形」と「計算」、2つのモードがあります。認識させたい問題に応じて、モードを切り替えてください。

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「計算」モードで複数の問題を読み込んだ場合、一番最後の問題が認識されます(上記を全問認識させると、⑥に該当するヒントが出る)
また、「○○算」など、中学受験特有の問題も現在は登録されていませんので、ご注意ください。

ポイント② スタディメーターは『問題文の読み方』で問題を分類している

スタディメーターは、計算力の向上よりも、文章問題の読解力を高めることを目的に作られたツールです。

例えば小5『小数のわり算』の文章問題がわからないとき、小数のわり算ができないのではなく、問題文を理解できていないことが多いです。

そこでスタディメーターでは、小数のわり算の問題を写真に撮ったとき、小3の基本的なわり算の問題を表示します。同じように、小数のかけ算を撮ったときは小2のかけ算の問題が出ますし、分数の問題でも同じです。

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このように、いったん小数や分数など計算の難しさを忘れて、問題の読み方を復習することで、自分がわかっていないのは『小数のわり算のやり方』なのか、『文章問題の読み方』なのかをしっかり区別できるようになります。これができるようになると、算数の理解がぐっと進むはずです。

こんな方に使ってほしい!

最近、教育の目的は『標準的な知識を習得させる』ことから『一人一人の個性を伸ばす』ことへと変わってきており、それと同時に自学自習の重要性も高まっています。

しかし肝心の教育環境は、住んでいる地域やご家庭の事情によって様々だと思います。近くにある学校や塾、そこにいる先生、ご家庭の経済状況、子どもの特性…。
このような事情によらず、誰でも、自分のペースで勉強しながら、算数・数学の楽しさに気づけるようにしたいと考えました。

■子どもの悩み
・学校や塾の授業についていけない
・わからない問題があっても、聞く人がいない、質問するのが苦手
・様々な事情で、学校や塾に通うことができない

■親の悩み
・高学年になると問題が難しく、上手に教えられない
・計算力だけではなくて、考える力を身に着けてほしい
・理系が重宝される時代なので、数学は得意になってほしい

上記のような悩みに対して、テクノロジーの力で、安価に、24時間いつでも個別サポートできるようにすることが、このサービスの目的です。

今後のバージョンアップ予定

まだまだ発展途上のサービスなので、これからもどんどん改善していく予定です。現在は、以下のようなバージョンアップを計画しています。
・AIの認識精度向上
・解説動画の追加
・中高数学への対応

日々新しくなっていきますので、ぜひ繰り返し使ってみてください!


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