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フリーランスになって1ヶ月/僕の想定とかけ離れた現実

僕はホームセンターの販売員を10年間してきました。
売り場作って、品出しして、接客して、レジ打って…

販売の仕事は普通の会社員よりも、体を動かす仕事が多いです。
そんな僕が一日中座ったままのパソコン仕事に変わりましたので、生活激変です。

もちろん、そんなこと頭では理解していたつもりでしたが、
1ヶ月経ってみてあまりにも想定と違っていたので、お伝えしたいと思います

  


生活環境が激変…3日で体が悲鳴

最終出勤日の翌日からアクセル全開で活動を開始しました。
パソコンに向かうこと12時間。
翌日は14時間。その翌日も14時間。

3日間とも朝からほぼノンストップでパソコンやってました。

そして3日目の夜。

「あれ、首が…首がやばい。」

首の付け根のちょいっと右らへんに、電気が走ったような激痛がしました。
気合が入っていましたから、作業途中は全く異変に気づかなかったんです。
多分ゾーンってやつに入っていたんでしょう。

その後腰の違和感と、目の奥の痛みも出てきました。

ほぼ立ちっぱなしで毎日1万歩くらい歩いていたのが、ずっと座りっぱなしのパソコン生活に変わりましたから、真逆の環境に早くも体が悲鳴をあげました。

この先の生活が一気に不安になったスタートでした。

スルーされた営業DM200件…やばい全然仕事が取れない

ためていた営業リストが100件ほどありました。フリーランス初日に意気揚々と全てのDMを送信。「夕方には10件くらいは問い合わせあるかな??」
なんて考えを持っていましたが、自分の甘さを痛感することになります。

断りの連絡どころか、一通の返信もありませんでした。

その数日後にも同じように、新たに100件ほどDMを送信しましたが、こちらも返信なし。

正直なところ妻には
「500件くらい遅れば1件くらい返事来るんじゃないの?」
なんて言われていましたが、
「いやいやもっと返事来るでしょ?」とたかを括っていました。

フリーランスとしてやっていくことの厳しさを痛感。
この先が一気に不安になるのでした。

Twitter?Instagram?ブログ?迷走し始めるww

学生の時からほとんどSNSはやっていませんでした。
アカウントは持っていましたが、他のアカウントを見るだけです。

「この先個人でやっていくにはSNSは必須だな。」

そう思ってTwitter、Instagramを新規に開設し、早速投稿を開始します。

僕は昔から勢いだけが取り柄で、計画を立てることは苦手。
何を、誰に、なんのために発信するのか全く考えていないため、それこそ学生がノリで思ったことを発信するような、誰の得にもならないアカウントが出来上がりました。

そんなアカウントはやる意味がないと、妻に言われました。

次に手を出したのはブログです。
文章を書くのは比較的得意だと思っており、ブログを始めようと思いました。

「なになに?WordPressってので始めるのか。」
「調べながらやれば自分で開設できるでしょ」

そんな感じの自己流でエックスサーバーを契約し、ワードプレスの設定に取り掛かりましたが、結果うまく設定できませんでした。

無駄に契約料1万円かかり、数日間も無駄にした結果投げ出すという最低な野郎です。

「一体何をやってるんだ…」

何をどうしたらいいのか分からなくなり、ひどい自己嫌悪に陥りました。


頼れる妻に諭される…「今できることを一生懸命しよう」

想定とは全く異なる状況。
結果が出せないまま、消化していた有給が底をつきます。

「このままじゃ来月から本当に無収入だ…」
「本当にやばい。早く仕事を取らないと…」

手当たり次第に案件に応募しますが、焦りから応募分も雑になり、ますます相手にされませんでした。

だんだんイライラして生活も乱れ、落ち着きがなくなってくるのが自分でも分かります。
気がつけば貧乏ゆすりをして、ため息ばかりつくように…

そんな僕を見かねた妻が、ひとこと声をかけてくれました。

「今まで全然違う仕事してたんだから、できないのは当然でしょ。時間かかってもいいから今できることを一生懸命しよう?」

確かに今まで接客と販売の仕事をしてきた僕は、営業文を書いたこともないし、zoomミーティングなんてやったことがない。

「全く畑違いの新しい仕事をするんだから、思い通りに行かないのは当然か…」

今までは自分が家計を支える立場だったので、収入が止まってしまう不安から冷静でなくなっていました。

でも妻はそんなことも見越して、数ヶ月も前から営業を強化し、案件を増やしていたのです。

おかげで最初の頃のように前向きに、頑張れるようになりました。


この1ヶ月間は僕の想定とは全く違ってしまいましたが、妻のおかげで1日も早くフリーランスとしてスキルを身につけようと、気合が入ったのでした。


今日はここまで。

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