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ベルマークの意義を改めて考える

「ベルマーク収集って全てが無駄じゃないのかも…」

朝からそんなことを考えさせられるベルマークについて熱く語るVoicyに出会いました。

声の主はパパ丸山さん。ブログも拝見しましたが、小学生の娘さんが持ち帰ってきたベルマーク収集依頼のプリントに疑問を持ち、ベルマーク教育助成財団や協賛企業に色々と問合せまでされたそうです。

わが家はWebベルマークで協力してます

娘が持ち帰ってきたベルマーク収集依頼のプリントに「なんて時代遅れなことを…」と思ったところまでは私も同じでした。

そこでわが家が行き着いたのはWebベルマーク。

↓のページを経由して楽天等でWebショッピングをすると、買い物額のうち一定のパーセンテージの金額が、指定の学校に寄付されるという仕組みです。

家でいちいちチョキチョキやる必要も無いし、PTAの係の人の負担も多少は減るだろう。しかも履歴もバッチリ残るので「○○さんの家はあまり協力してないんじゃないですか?」みたいなことを言われた時も、履歴をプリントアウトすれば堂々としていられる。

これは最高の仕組みだと思い、来年PTA役員をやることになったら真っ先に提案するつもりでいました(なんと立候補したにも関わらず落選してしまって、その野望は行き場を失ってるのですが)。

ベルマークは子ども達のボランティア精神を育む、かも

しかし、最初に紹介したパパ丸山さんのVoicyを聞いて、Webベルマークだと肝心の子どもが置いてけぼりになるかも、と考えを改めさせられました。

話の中にあったのがベルマーク集めは誰もが簡単に参加できるボランティア活動であるということ。なるほど。

ベルマークをチョキチョキ切り取って、それを集めて学校に持って行って、その結果として学校の設備が充実するというのを目の当たりにすることを通じて、自分の小さな行動が身の回りに良い影響を及ぼすことを体験できるかも。

Webベルマークだと、親が勝手にポチポチと買い物するところでアクションが完結してしまうので、子ども達が当事者意識を持つのは難しいですよね…

とは言え、もっと良い方法があるでしょう

子どものボランティア精神を育むことは確かに大事なんですが、ベルマーク収集に関する費用対効果を考えると、どうしてもそれがベストだとは思えません。

少し前に株式会社いろどりの事業が脚光を浴びましたが、葉っぱだって立派な商品になる時代です。

子ども達が何かを集めたり作ったりして、それをPTAが手助けしてネットショップ(メルカリでも良い)で販売する。その収益で学校の備品を買う、といった活動のほうが、よっぽど効率も良く楽しそうな気がします。

最近良いなと思ったのが「ビーチマネー」の取り組み。

瓶やガラスの破片が波や砂にもまれて角が丸まった「ビーチグラス」はアクセサリーやオブジェの材料として人気が高いそう。海のゴミを拾うついでに、それらを集めて金銭価値を持たせようという取り組みです。

私の住んでいる地域は海にも近いので「海辺のゴミを拾うついでにビーチグラスを拾ってそれをWebショップ経由で売ろうぜ!」とかできたら面白そう。

前年踏襲が絶対のPTAにおいて、そういった取り組みを始めること自体がめちゃくちゃ大変だろうとは思うのですが…(汗)

おまけ:ベルマークのキャラクターがいた!

この記事になんの画像を貼ろうか探していたら、ベルマーク教育助成財団公認のキャラクターがいた!

その名も「ベルマーくん」。

一家4人(匹?)が用意されており、左から「ベルマーくん」「りんちゃん」「パパベル」「ママベル」とのこと。かわいい。

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