「すばる」リニューアルの秘密、教えます③
新たにテキスタイルデザイナーとして活躍中の近藤正嗣さんhttp://hachibunno5.com/ にも加わっていただきました。
文芸誌からのオファーをどのように感じられたのでしょうか…。
近藤さんからもコメントを寄せていただきました。
○私がデザインを生み出すときに大切にしていることは、そこに物語があるということです。
柄や模様と呼ばれるデザインを制作していますが具体的なモチーフを描くのではなく見た人の想像を膨らませることを大切にデザインを考えています。
今回、「すばる」表紙のリニューアルのお話を伺ったとき私のデザインでいいものか少し悩みました。が、文章と図案(柄、模様)との違いはあるにせよ他者に何かを伝えるという行為は同じなんじゃないかという考えに至りました。
すばる6月号は、私のイメージする〝文芸誌〟とは違った色彩の綺麗な表紙になっています。文章を読むように表紙のデザインも読み取っていただけると幸いです。
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