2023/06/24

スタンダップコーギーさんが解散。


最近はどんなネタをやっているのかはわからないのですが


こんなムチャクチャな台本で良いのか?


とずっと疑念に思っていたが


スタンダップコーギーさんが解散。


ちなみに私は東京アナウンス学院では奥村さんと同期の位置にあり、芸人でいうと下である。


だから、やっぱり『さん』は必要かもしれん。


ということで、この前の事務所ライブの20分尺漫才も見た事もあり


その話を池袋の前にしたくなったのでしたいと思う。


何度も奥村うどん氏の話になると声を大にして言いたいのが


オンリー2の当時からキャーキャーだった。


学校のライブでは常々上位をキープし


当時おべんとばこさんが『劇的ビフォーアフター』に出ていた事で


学園内ではこういう人が売れるんだと思った。


後にアップターンガールの次にオンリー2はマセキ芸能社に所属。


『マセキなんだなぁ』と思いつつも


当時の私の感想では『こういう人がすぐ活躍するもんだ』と思った。


しかし、私の思いに反して『オンリー2』はすぐにメディア進出しなかった。


学校内からオンリー2に対する話題も徐々に薄まっていた。


何か変な胸騒ぎがした私はマセキの動画を見た


そしたら、なんてこった。


あの爆笑爆笑のオンリー2が笑い0になっていた。


当時、プロの道というのは厳しいと思っていたが


そもそも漫才コントやっていた人間がしゃべくり漫才をやっていた。


その答えは自分がプロになってから気持ちはわかるもんだが


それから数年経ち、スタンダップコーギーで私の主催に出てきた。


当時フリーのスタンダップコーギー。


あの頃から今のような芸風であったが


あまりにも作り方が気になったので奥村さんから台本を見せてもらった。


奥村のセリフ欄に5、6行以上の長セリフがびっしり書いてあった。


しかし、舞台に立つと奥村さんは全く言えない。


客席から笑いが起こる。


当時の私はこう思った。


『ああ、もうやってんな。』


同じマセキ所属を狙っていた女性芸人からも


『何故、こんなにネタを飛ばしているのに毎回受かっているのかがわからない』


とも言われていた。


しかし、その後メディアに露出して


あのアイドル時代かと思われた学校のときのように 


スタンダップコーギー氏は徐々にキャーキャーを取り戻していた。


これはこれで凄い事だなと思った。


しかし、今月をもって解散した。


20分漫才できる事務所ライブって何だよと思っていたが


ある種『助けてくれ〜』は本音なんだと思う。


歳も30超えて、相方を探すのも大変だろうし


解散したらマセキはフリーの扱いになるので


特殊なケースでない限り、残してもらえる事はほとんどないかなと思う。


そうかと思えば


演芸おんせんさんが矢巻さんしか動いていないのも気になる。






芸事だけで少しでも食べていきたいです。