雑談「ナイツ塙さんをYouTubeに呼ばない理由」

ナイツ塙さんと逆M-１グランプリの件でちょくちょくメールをする。

というのも

逆M-１の参加コンビで何組か僕の知り合いがいて

解散したあべっちょや

元自衛隊で今は漫才をがんばってる金子とよさんの

連絡係を担っているのだ。

おそらく、この部分は塙さんのYouTubeを見ている視聴者に伝わってない前提で話を進めるが

逆M-１は僕も関わっているのだ。

そして、その関係で塙さんとの連絡をしてるのだが

この文章を読んでると

本当に0,00001%の人で

「じゃあ、塙さんを今度うすくら屋のYouTubeに出したらうんと再生回数伸びるじゃない？」

と思う人もいるので

ここでハッキリと記したいのが

塙さんをゲストに呼ぶのは自身の体にステロイドを打つようなもので

「客寄せパンダ的に塙さんを呼んでもそのバズりは一時的なものである」

ということ。

なぜ、そう思うかは

以前、僕が大学時代に読んだ「コミックよしもと吉本芸人列伝岡けんたゆうた編」を用いて説明します。

岡けんたゆうた師匠は今は確立した漫才をして

なんば花月ではトリを務める位置にいますが

昔は４時ですよーだのレギュラーとして活躍しては

女子高生にキャーキャー言われていました。

しかし、ダウンタウンさん東京進出を機に

岡けんたゆうたさんの人気はパタリと消えたのです。

そこで本人は気づくのです。

「そうや。俺らはダウンタウンのスポットライトに浴びてただけで自分たちが浴びていたと勘違いしてたわ。」

そして、自身の声を武器にした漫才を作り

自身のスポットライトを浴びる漫才師に成長した話なのですが

結論いってしまえば

ナイツ塙さんをゲストに呼んだとしても結果的には

ナイツ塙さんを見たさでガバーと見に来てるだけなんです。

ちなみに僕は過去にナイツさんのオススメされた同期の芸人をテレビで見てきました。

その芸人はナイツさんのお陰で注目度はあがったけど

今は解散して双方行方がわかりません。

僕もナイツさんのお陰で内藤剛志さんにお会いしました。

その話を塙さんにラジオでして頂きまして

「ラジオ聞いたよ」とライブのお客さんに声をかけられました。

けど、ゆくゆくは自力で這い上がらないとダメなんだと思いました。

そして、もう１つ大事なこと。

ナイツさんのマネしても売れるわけではない。

ナイツさんはヤホー漫才成立までに色んなバッグボーンがあります。

土屋さんの母親のコネでマセキに入って漫才協会入って賞とって、M-１で活躍して・・

そのバッグがあったうえでヤホー漫才が誕生したから今こうなった。

その背景が違う以上、同じように売れるのは不可。

つまり、自分達の足で設計して自身の足で歩まないとダメなんですよね。

そしてYouTubeで共演する必要性がないのは

もう既にケーブルですが

テレビで一緒になってるからなんすね。

それをわざわざ個人のYouTubeで改めて撮る必要ありますか？

て思いもあるんですよ。

そして

ナイツさん＝テレビの人。

というイメージで個人的には崩したくないのと

YouTubeでしか活動のないネットタレントならわかるが

テレビで活躍してる人のYouTubeを開いて見るかなという思いも少々あります。

だから、塙さんをYouTubeの世界に呼んでして

「塙さん、熱い漫才談義をしましょう」

と思わないですね。

漫才談義なら中川家さんとサンドイッチマンさんの漫才サミット

で個人的にやってるところをみたい。

「運動神経悪いんと後輩でテニス対決」

とか考えに考えたんですけど

本気でバズりたいなら

「運動神経悪い塙さんとフルポン村上さんのテニス対決」

の方が引きはありますからね。

僕らが出る必要性がないわけです。

だから、これから考える内容としては

本人不在の状況で

「双子の漫才師が塙さんの裏話を語る。」

ですね。

というのも、実際YouTube作家さんにも

「視聴者は興味あると思います。」

と言われてるんですよね。

つーことで、塙さんを呼ばない理由は

・一時的に再生数と登録者が増えるだけ。

・人生をマネしてもその通り売れるわけではないから。

・最終的にはやはり自分の芸を磨くしかないから。

それともう１つ

ナイツ塙さんにネタを見てもらう動画を検討している企画について

１つ思う事があるので

それに関しては

また違う記事で書こうと思う。