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かいじゅうの哲学

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わたしの思想
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2019年6月の記事一覧

死について

死ぬってどういうことなのかな、とたまに考える。あのころ社会現象にもなった漫画『デスノート』には、死とは「無」だと書いてあった。小さいころ(歳がばれるね)、わたしはそれが恐ろしかった。しかしそれは真理という気もした。死とは「無」であるということを、わたしは未だにときどき思い出し、そして怯えている。 村上春樹『ノルウェイの森』では、「死は生の対極としてではなく、その一部として存在している。」と語られる。死は生の対極としてではなく、その一部として存在している。死は、生の逆さまに