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コロナ奮闘記

え、まさか自分がコロナ?
第7波が叫ばれ、毎日のように感染者数がうなぎ登りし、そこかしこでコロナ陽性罹患のニュースが聞かれ、それでもなんか他人事でした。

そんな中、ついに運命の扉は開かれてしまいました(もちろん悪い意味で)
しかも、それは家庭内クラスターという最悪の形で現れてしまいます。

この記事ではコロナ罹患時の対処の仕方やその他もろもろについてつらつらと思い浮かぶままに書いていきたいと思います。ご興味とお急ぎでない方はご覧頂ければ嬉しいです。

Day1
いつもと変わらない平凡な月曜日の朝、それは突然やってきた。
「お父さん、なんか熱があるんやけど」と娘からの報告。しかも衝撃的なおまけ付き。
「金曜日に一緒にご飯食べた友達がコロナ陽性やった」
うん、まさに青天の霹靂である。
思考停止のまま、更に目が点になったのは38℃以上熱が出てるのに「大学が試験期間なので落単するとあかんで学校に行く」という娘っ子。
古いコンピューター並に遅い脳力を総動員し「とりあえず病院行くから準備しやー」とだけ伝えて身支度を整える。
これが後に大問題になる訳ですがそれは次のお話で。

まずは一番身近なかかりつけ医の発熱外来へ連絡すると「朝からものすごい数の方がお見えでパンク寸前です。こちらへお見えになってお待ち頂く事になりますがいかがなさいますか?」
いかがかなにもないもんだ、「お伺いします」とだけ伝えて車に乗り込む。
またこの日に限って家族の車(トヨタ ヴォクシー)が出払っており会社の軽自動車しかない。
一抹の不安を感じながら乗り込み、いざ出発。

到着。
まさに地獄絵図。
軽く20名を超える方々が身体を震わせながら発熱外来に列を成しているではないか!
まずはその実に半分以上が外国籍の方々で外国の方にありがちな「ご家族総出」でのご来院。
これに並んで待てというのか?
娘は熱で意識朦朧、立ってるのも辛い状態だと言うのに。
しかもそこの発熱外来、列が炎天下にあり容赦なく陽が照り付けている。
でも他もにたような状況がさらに酷い状態と聞き、あきらめて並ばせる。
付き添いは車で待てというのに「この子は日本語がわからないから」と叫ぶフィリピン籍のおばあちゃん、自身もかなり日本語怪しい。
仕方なく通訳を買って出て診察時に合流するようお伝えする。最初は四の五の言っていたが「If you can't follow the rules, you won't be able to see a doctor, right?」と言うと渋々列から離れた。
これで5組位の外国籍ファミリーが散り、実質10名以下に。
病院もなぜこうなるまで置いておくのか?
医療逼迫は分かるが、これでは助長するだけではなかろうか?
様々な想いを巡らせていると娘がPCR検査を終えて車に戻ってきた。
待つこと30分。
防護服に身を包んだ死を告げる天使よろしく、重々しく放たれた言葉は
「陽性でした」

文字数来てるので続きは次回。
また読んで頂けると嬉しいです。


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