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【ゲーム日記】想い出のスーパーマリオRPGその2〜ローズタウン編〜

この記事は、前回からの続きとなります。



キノケロ水路

マリオとマロは、マロの家であるケロケロ湖へ向かうため、キノケロ水路までやってきました。

キノケロ水路には、空き地に忽然と口を開けているドカンから入ることになります。
キノコ王国とケロケロ湖を繋ぐ水路という設定になっていますが、人が通る場所ではないみたいで、モンスターが沢山住んでいます。

プクプクやテレサのような定番モンスターもいれば・・・

この写真右側にいるシャドウのような、マリオRPGオリジナルモンスターもいます。
このシャドウというモンスター、デザイン自体は割と可愛い系統なのですが、他のキャラクターに比べて二回りくらい大きい事もあり、マリオシリーズの基準で考えるとチョット怖いですね。

キノケロ水路では、ベロームがボスとして登場します。見た目が犬っぽくて可愛いんですが、よく見ると角が生えてたり腕みたいなのが生えてたりして生き物として不可解過ぎてよくわからないキャラクターですね。
でも丸っこいデザインなので、フィギュアにすると持ち心地が良さそうです。

このベローム、戦闘中にマロを呑み込んだり、マリオをカカシにしたりしてくるのですが、そこまで苦戦する相手ではありませんでした。
クロコの方が大分強いですね。

ワイン川

ベロームを倒したマリオとマロは、突然開いた水門から流れ出た水に押されて、ワイン川まで流されてしまいます。

ワイン川という名前ですが、前半はほとんど滝です。当時はグラフィックの凄さに見とれていましたが、マリオが豆粒に見えるくらい大きな滝なので、マリオ達の安否が心配になります。
このワイン川はコインを集めるミニゲームになっていて、何度も挑戦できるのですが、こんな滝を何回も下ることになるマリオの心境を考えると気の毒です。

ワイン川は途中で洞窟に入ったりするのですが、中は遊園地のアトラクションみたいになっていますね。洞窟の中では何も操作できませんが、入る場所によってはフラワーを貰えたりもします。

そんなこんなで、下流までたどり着きました。
想像を絶する大冒険でしたね。
すぐ側に立っているキノピオに話しかけると、ワイン川下りに再挑戦することができます。
公的なアトラクションなんでしょうかね。
滝を落ちたりタルにぶつかったりと命がけです。

ところで、このマリオRPG、キノコ王国周辺の地名には食べ物の名前が使われているのですが、キノコ王国(キノコ)、マッシュロード(マッシュルーム)と、キノコに関連した名前になっているのが突然お酒の名前になるのか謎です。

ケロケロ湖

マリオとマロはワイン川を越えて、マロの故郷であるケロケロ湖にたどり着き、カエル仙人の話を聞きます。

写真は、自分がケロケロ湖の生まれではないことを知らされちいかわのようにむせび泣くマロ。
そう、故郷だと思って帰ってきた場所が、実はそうではなかったというオチです。
話の流れでマリオは、この世界を支配しようとしているカジオー軍団の打倒のついでに、マロの故郷探しもお願いされることになりました。
行く先々で丸投げされまくってて、このゲームのマリオは可哀想な気がします。

写真は、気を取り直して旅立ちの決意をするマロ。
通常時のグラフィックで喋っているせいで、虚無顔みたいに見えます。

それはそうと、カエル仙人の住んでいる小島、ちゃぶ台に小物入れと掛け軸だけ置いてあって、って昭和の居間みたいになっているの、結構好きでした。

ケロケロ湖には、作曲家キノコフスキーがいます。
水面にオタマジャクシを並べてメロディを作っているのですが、マリオもメロディを作ることができます。

当てずっぽうでオタマジャクシを並べて、正解の音階だとオタマジャクシがその場に残り続けるので、全てのオタマジャクシが残り続けるようにしていくと、メロディが完成するという仕組みになっています。

当時はこの仕組みが全然わからなくて、攻略本を買うまでメロディを作ることができなかったんですが、正解の音階だとオタマジャクシが消えない事に初めて気づいたので、自分1人の力でメロディを作ることができるようになりました。

私は音楽がわからないので当てずっぽうでやるしかないのですが、音楽がわかる方はどこにオタマジャクシを配置すれば正解なのか、スグにわかるのかもしれませんね。

正解のメロディを完成させると、キノコフスキーが閃いてアイテムをくれます。
普段はキノピオ族のポーカーフェイスなのに、いいメロディが閃くと凄い感情豊かな顔になるギャップが楽しいです。

ケローズ

ケローズは、ケロケロ湖とローズタウンを繋ぐ通路です。一度通ると2回目以降来る必要が無いので、存在自体を忘れていました。

ケローズでは、浮遊パネルを利用したり、ジャンプで乗り継いだりしながら進む、アクション要素の強いダンジョンですが、小学生でも難しくないレベル感のよい塩梅でした。

道中、ジュゲムに吊るされたヘイホーなどがいます。

ヘイホー(画面左側)は、マリオUSAやヨッシーアイランドのザコモンスターでしたね。マリオUSAのような異色作やヨッシーアイランドのような番外編的タイトルにしか出てこなかったのが、マリオRPGでやっとマリオの敵キャラとして登場したので、ちょっと嬉しかった記憶があります。

なお、画面右側の無敵スターみたいな形をしたモンスターはヒトデナシというあんまりな名前のモンスターです。スターじゃなくてヒトデなんですね。
ストーリー後半になると、同系統の色違いモンスターでロクデナシというやつもいたはずです。これはこれであんまりな名前ですね。

ケローズを最後まで進むと、クッパ城奪還を目指すクッパ軍団があらわれます。

カメック、ノコノコ、クリボーと、マリオシリーズおなじみのザコキャラ達を従えていますが、それぞれ名前付きの代表キャラがいるようです。
このメンツ、せっかく名前があるのにこのあとフェードアウトして出てこないんですよね。リメイク版では彼らと戦う追加イベントがあればいいなと思っています。

と、いうわけで、クッパ軍団たちはクッパ城を目指して進軍していきましたが、マリオ達はひとまずの目的地であるローズタウンへ向かうことになります。

ローズタウン

ケローズを抜けて、ローズタウンにやってきました。ローズタウンは、カジオー軍団の悪巧みによって、住民が身体の動きを止められて困っています。
空から降ってくる矢に当たると動きがとまってしまうのです。

これは宿屋の一幕。トイドー少年が人形遊びをしています。俗に言うブンドドですね。
トイドーの家は宿屋なんですけど、フロントで子供が遊んでいて大丈夫なのか気になります。
しかしこのブンドド、かなり手がこんでいます。
マリオ、ピーチ、クッパと主要キャラの人形が揃った状態のごっこ遊びは壮観かと思います。
この人形遊びにマリオも付き合う事になるのですが、トイドーのお気に入りの人形であるジーノの飛び道具(ロケットパンチ的な)の直撃を受けて気絶してしまいます。
いくらおもちゃと言っても、ミサイル発射ギミックって当たると結構痛いですからね。

マリオが気絶したその夜。
トイドーのジーノ人形に魂が宿り、ひとりでに外へ出ていきます。

これを追って、マリオとマロはハナチャンの森へ向かうことになります。

ハナチャンの森

ジーノを追ってハナチャンの森にやってきました。

ハナチャンと言えばスーパーマリオワールドで初登場したイモムシ型モンスターです。
切り株から出てきて、その周囲を周ったらまた切り株の中に入っていく独特な動きをします。
上手に踏むとコインが貰えるみたいなんですが、忘れて普通に戦いを挑んでしまいました。

ハナチャンの森のBGMは人気が高いと思うのですが、どことなくアンパンマンマーチに似てる気がするんですよね。多分気のせいだと思います。

ハナチャンの森には、ドンキーコングのパチモノのドソキーユングというよくわからないゴリラ型のモンスターが敵キャラとして登場します。
元ネタのキャラにはついてない謎の腕輪とか鉄球とかがついてるのがわざとらしすぎて好きです。
このモンスター、なかなかタフで強いんですよね。
このドソキーユングもストーリー後半で色違いモンスターが出てきたはずなんですが、名前を覚えていないですね。どんな名前だったか・・・。

ハナチャンの森は、正しい道に進まないと元の場所にもどされてしまう迷いの森マップがあります。
ジーノの進んだ方向と同じ道に進めばよいのですが、たまにジーノがいないときもあって、当てずっぽうで、やりなおしまくってたらゴールまでこれました。

森の最深部にはカジオー軍団の1人、ユミンパがいます。名前の通り、弓の形をしていて、ハナチャンの森から矢を飛ばしてローズタウンの住人に当てて楽しんでいたということです。

そこへ駆けつけたジーノとユミンパの戦いがはじまりますが、なんとこの戦闘シーン。戦闘用背景の上で繰り広げられる寸劇になっています。
戦闘中の寸劇と言えば、ファイナルファンタジーⅥの魔導アーマー戦が思い浮かびます。

そして、ジーノに助太刀しようとするマリオ。
ここでマロが「ボクはここで応援してます」と、コロコロコミック風のギャグを言うのが面白いです。

戦いの決意を固め、マリオと共にジーノのところに向かって走るマロ。
この場面、子供心にものすごいカッコいい場面でしたが、今見てもかっこいいです!!
よく考えると、ユミンパ戦はマリオRPGのオリジナルキャラがパーティーメンバーに揃う場面でもあるので、最初から盛り上げるように演出したんでしょうね。

マリオ、マロ、ジーノが揃ったところで改めてユミンパ戦がはじまります。今回の戦闘ではコマンド封印が行われ、通常攻撃ができなくなったり、スペシャル技が使えなくなったり、アイテムが使えなくなったりします。
これが手強くて、初回プレイ時には一回負けた記憶があるのですが、今回は難なく勝てました。
小学生の頃の私は頭がよくなかったみたいですね。

余談ですが、マリオRPG発売当時に食玩フィギュアが発売されていて、何が入ってるかわからないブラインドパッケージなのですが、ジーノとユミンパがセットで入っていた記憶があります。
そのジーノ&ユミンパがダブってしまって、「ジーノ好きだけど流石に2個もいらんわ・・・」って思った事があります。

ユミンパを倒したマリオ達。
ジーノから、スターピースの秘密を聞き、カジオー軍団打倒の使命とは別に、スターピース回収の使命も担う事に。
よくわからないままスターピースを集めていましたが、私が聞き逃していたとかではなく、ここではじめて語られるんですね。
当時の私はマリオ達との冒険に夢中だったので、スターピースが無くなると、みんなの願い事が叶わなくなるという基本設定を覚えていませんでした。

再びローズタウン

ローズタウンに帰ってくると、さっきまでの陰鬱な空気が嘘のような明るい町になっています。

宿屋に帰るとトイドーに迎え入れられます。
ゲームを遊んだのが小学生なのでよく理解できていなかったのですが、ジーノって人形に意思が宿って動き出したわけではなく、天空の使いが人形に乗り移っているだけだったんですね。
となると、ジーノ本来の人格が動いたり喋ったりしてるわけではないということになるので、ちょっと残念というかなんというか。

トイドーのママは、ジーノを着ぐるみだと思って感心しています。
この場面、当時かなり印象に残っていて、なんていうか、マリオの世界でそういう夢の無いセリフが出てくるんだ・・・みたいな妙な違和感を憶えました。
キャラクターを着ぐるみと言い切ってしまうのは、夢が無いと言えば無いのかもしれませんが、空想のキャラクターと現実で会えるという意味では、ある意味で夢のある事なのかもしれませんね。

ローズタウンを救ったマリオ達は、次の場所を求めて旅立つことになります。次の場所は、トロッコゲームで遊べるドゥカティマウンテンや、ギミックの楽しいブッキータワーなど、面白いダンジョンが多く、とても印象に残っているので楽しみです。

それでは、また次の記事でお会いしましょう。



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