見出し画像

【注意喚起】副業常識マーケティングに踊らされるな

副業をしましょう!という社会の風潮、気持ち悪いくらい強まっていますよね?なんでそうなるか、その背景には、副業を推奨することで儲かる人たちがいるからです。この記事では、そのからくりを一部お伝えします。

副業推奨の背景にあるビジネスモデル

まず、なぜこんなに副業が推奨されるのか。それは簡単です。副業しようとする人たちからお金を巻き上げるビジネスが存在するからです。具体的には、次のような手順で利益を上げています。

  1. 社会風潮の形成: 「副業しない奴は馬鹿だ」「副業で儲かって贅沢しよう」というメッセージから副業への需要喚起を行う。これは主にSNSやメディアを通じて行われます。

  2. 情報商材の販売で利益Aを生み出す: 副業に関する情報商材を販売する。これらの商材はピンキリであり、中には全く価値のないものも多いです。ここで情報商材が売れることで利益Aが生まれます。

  3. 被害者の再生産で利益aを生み出す: 質の悪い副業商材を掴まされた人が、それをまた他人に売ろうとして頑張る。この結果、新たな被害者が生まれます。ここで情報商材製作者は権利で利益aを確保することができます。

具体例: A社のビジネスモデル

例えば、あるA社(先日無料セミナーに潜入してみました)があります。この会社はSNSマーケティングで成功するための情報商材を30〜50万円で販売しています。彼らの主張は、SNSマーケティング×コンテンツマーケティングで自分の力で稼ぐことができるというものです。

しかし、実態は異なります。SNSマーケティングを学んだところで、自分で売れる商材を作り出す能力がなければ、副業収入を得ることはできません。
それでもA社は、入会することでの旨味は持っていて、自社の会員を獲得してくれた人に70%のキックバックを提供しています。現金換算すれば、20-35万円。これは、実践形式でSNSマーケティングを学ばせる名目で、フランチャイジーを勝手に作り上げる仕組みです。
会員に聞いてみたところ、実際に自分で商品開発→販売までできている人は知らない。自分自身もA社の情報商材の販売でしか利益を出していない。とのこと。

この結果、A社は何もしなくても儲かり、情報商材を買った人たちは情報商材の金額分をペイできるように、ノーマネジメントでも働きアリのように動くことになります。

副業マーケティングへの問題提起

「月こんだけ儲かる!」という情報に踊らされて情報商材を買っても、自分のやりたいことで稼げるようになるかはリテラシーがない人にとってはギャンブルです。
セミナーなど聞いた際に、私も最初は大丈夫かな?と不安だったんですけれど、●●で稼ぐことができました。とかよく聞きますよね。
聞くと安心しますけど、営業トークですからね。本気でとらえないでください。
そんでもって疑問に思っているのが、彼らはそんな社会的に意義のないことでお金を稼いで何が楽しいのでしょうか?ということ。

結局、彼らがやっていることは、彼らを騙した人の私腹を肥やし続け、そのおこぼれをもらっているだけです。そして、結局学べるのはマーケティングの下流の下流のSNSマーケティングだけ。これではかわいそうで目も当てられません。

やるなら社会的に意義のある副業しませんか?

社会的に意義のある副業をしている仲間が増えたらいいなと思っているし、ちゃんとしたマーケティングを学べば、自分で仕事を取ることもできるので、マーケティングは安泰な副業と言えるでしょう。マーケティングの学び方や、その後の超有料級のマネタイズ方法については、次回以降の記事で詳しく紹介します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?