[チュートリアル] Swift For TensorFlowを試す
2018年3月30日、「TensorFlow Dev Summit 2018」にて、Swiftの生みの親であるクリス・ラトナー氏による「Swift For TensorFlow」の発表がありました。
そしてそれから約1ヶ月後の4月27日、ついにオープンソースプロジェクトとして公開されたようです。
Now, we’re excited to launch Swift for TensorFlow as an open-source project on GitHub!
本記事の内容について
本記事は有料となりますが、基本的に公式ドキュメントをなぞってみただけの、機械学習やTensorFlowやSwiftコンパイラに関する本質的な解説もない薄い記事です。なので、自分で本家ドキュメントにあたってみることが抵抗ない方にはまったく必要ないコンテンツです。
逆に、同じ内容でも日本語で書かれてた方がとっつきやすい、という方には役立つと思います。「よし、公式ドキュメントみながら今度やるぞ!」と先送りしてしまいそうな方も、いまこうして日本語で気軽に読めている流れのまま試してみることができるという点で有用かもしれません。
ちなみに公式ドキュメントは複数にわかれていて、macOS以外にUbuntu等も対象としていたり、XcodeのIDEを利用する以外にコマンドラインを利用するケースも想定されていたりと、冗長さもあります。本記事ではmacOS, Xcode利用のみを対象としているので、この環境で試したい場合には最短距離のチュートリアルとなっていると思います。
目次
- インストール
- Playgroundで試す
以上です。次のような感じで動きます。
なお、本記事に沿って試してみてもうまくいかない、といったことがあっても、基本的にトラブルシューティング等のサポートはご容赦ください。あくまでこのコンテンツを読むためのお代として解釈していただけると助かります。(内容の間違いのご指摘等には対応します)
インストール
さっそくインストールしていきましょう。公式ドキュメントによると必要環境は
- macOS 10.12.4 or later
- Xcode 9.0 beta or later
とのこと。ちなみに筆者のこれを書いてる時点での環境は macOS 10.13.4 (High Sierra), Xcode 9.3です。
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