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メモ:小学校学習指導要領を読んで〜外国語活動・外国語編①〜

・現状
 外国語とあるがこれはもちろん英語をさす。英語は圧倒的である。英語による情報源へのアクセス、使用国の多様性を考えれば中国語やスペイン語に勝る。また、アルファベットから発展的に他言語を学ぶことも可能。

 年々、子ども達を取り巻く言語情報が変化している。私の3歳の子どもは、教えていないのに英語の面白そうなYouTubeチャンネルを開き見ているし、音楽、記事などの英語情報に容易にアクセスできるようになった。中学校の英語教師はさぞ苦労しているだろう。

 私の経験上、東京の某区の某学校ではALTと英語で議論あるいは言い合いができる、休み時間は英語で話す友達グループが存在する、英語と日本語混じりのバイリンガル言語(途中でいきなり英語と日本語がスイッチする)で話す、という状況があり、かなり考えさせられた。

 大人よりも子どもの英語能力が上回った状態で教師と児童の関係性が作られることがこれから増えるだろう。さらにこれも地域格差が出てくることも想像できる。

・中学年の外国語活動の導入の趣旨より
①高学年で学んだ音声的外国語活動が、中学校の文字的学習に円滑に接続されていない。
②日本語と英語の音声、文構造の違い、スペリングと音の関係に課題
云々とある。

 要するに外国語活動が3、4年生に前倒しになった。歌で楽しみ、体を動かしながら慣れ親しむ中学年は「話す聞く」中心。では高学年は、、、もちろん「読む書く」である。6年生までに600〜700語の理解ができるように示されている。

・低学年から
 これはもう低学年から英語に触れさせて、英語アレルギーはせめてなくしてあげること、それを目指していきます。そしてそれぞれの内容に子ども達が楽しめる場の設定の手数をもつこと。

 あいさつ
 色
 天気
 数
 果物、野菜
 文房具
 体

 これらが教え込みにならぬよう、必然性のある状況づくりに励もう。

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