旅日記・ジパング見聞録6 ~ 妙義神社(群馬県富岡市)
群馬県富岡市にある妙義神社は、妙義山の主峰・白雲山の東山麓にある神社です。
社伝によると、今から1500年ほど前の宣化天皇2年(537年)に創建されました。
おかげさまで、11月上旬に参拝する機会に恵まれたので、今回は妙義神社を紹介したいと思います。
上信越自動車道の松井田妙義ICから5分ほど。神社のすぐ近くにある「道の駅みょうぎ」にクルマを停めて見上げると…
妙義山が日本三大奇景の一つに数えられているのがうなずけますね。
写真の真ん中あたりに白い「大」の字があるのが分かりますか?
妙義神社の方を見ると、お寺の屋根らしきものが見えます。
さあ、それでは鳥居をくぐって参りましょう。
緩やかな参道を上がっていくと、総門にいたります。
よく見ると、神社なのに仁王門?「高顕院」の扁額が…
今でこそ神社とお寺は別ですが、江戸時代までは神仏習合だったので、妙義神社の境内には、別当の白雲山高顕院石塔寺がありました。
これは別当寺「高顕院」の仁王門なのですね。
左右に仁王様がまつられた総門をくぐると…
目の前には石段と灯籠。
他には境内案内図と、
妙義山全体の案内図。
さらに上るとまた石段。
その上には、銅鳥居と、近年注目を集めている三本杉が左手に見えます。
石段を上って、銅鳥居をくぐると、右側に波己曽社社殿があります。
さて、太鼓橋を渡ると…ここから165段の石段が一直線に上の随神門まで伸びています。
これはもう修行だと思って、ただひたすらのぼり続けます。
ようやく随神門に至り、門をくぐって振り返ると…素晴らしい眺め!
遠くに赤城山?が望めます。
さらに石段を上って、唐門へ。
この唐門の天井には、龍の絵が描かれています。
唐門から振り返ると見えるのは、下の三本杉?
そして、ようやく権現造りの、黒漆塗りで絢爛豪華な本社に着きました。
建物には豪華な彫刻が随所に施されています。
さらに、この本社の裏にまわると、天狗様がおまつりされた天狗社がありました。
さて、
帰りは、165段の石段ではなく緩い下り坂を、景色を眺めながらのんびりおりてくると…先ほどの波己曽社社殿の横に出ました。
そのまま社殿の横を進んでいくと、社務所の前に出ます。
下の駐車場から見えたお寺の屋根らしき建物は、社務所の横にある通称「宮様御殿」の屋根でした。
やはり山の神社、下界とは違って上に行けば行くほど山の霊気が満ちています。
また境内にはいたるところに風鈴があり、チリチリと涼し気というより神妙な音を響かせていました。
妙義神社の詳細はHPから。
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