コラム・住職の方丈記32 ~ 顔のあるお菓子 2023.10.19
最近は、ハロウィーンにちなんだパンやお菓子が出回っています。
オバケのパンなんて昔は目にすることなかったですが…
さて、先日、横浜からお越しのお檀家さんが、「お供え」に鳩サブレーを持ってきてくれました。
鎌倉銘菓、鳩サブレー。
昔から変わらない、パキッとした食感の、ハト型のお菓子です。
さて、この鳩サブレー、みなさんはどこ(部分)から食べますか?
そのままかじるとボロボロこぼれるので、わたしは袋の中でパキパキと一口大に割って食べてますが、それにしても… ではどのパーツからいただくか?
これはサブレーであって、本物のハトじゃないんだから、どこから食べたって同じでしょ?といえないこともないですが、お菓子であっても尾頭(おかしら)付きなので、なんとなく気になるものです。
いきなり頭、ではなんだか気の毒な気がするし、尾からだと追い討ちしたようで…。かといって腹からだと野生動物の餌食(?)では、それもまた気の毒…
考え出すと迷うので、結局パキパキ割った袋の中から適当につまんでいただくことが多いです。
そういえば少し前に、ネコ型のパンをいただいたことがありました。
こちらはトラ?
これも見た目がかわいい分、さて、どうやって食したらいいものか…😩
頭頂からか、あごのあたりか、耳からだとドラえもんのトラウマになってしまうし…
結局、周辺から順にちぎりながらいただいて、最後にミミが残りました。
ネコ型のパン屋さん、松本ではわりと有名なお店らしく、以前タルトをいただいたこともありました。
こちらはあえなくキングギドラに捕食されてしまったのですが…
追記:
Hさんがお昼寝ネコの写真を送ってくれました(毛の生えたパンではなくて本物)。
ありがとうございます。
たまにはのんびり昼寝でもしたいなあ。
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